なお、塗りムラがあると雑に見えるので、少し面倒ですが丁寧に作業しましょう。
例
つぼみ … 緑のくちばしみたいな形。
膨らんだつぼみ … たたんだ傘のような形。
種 … 切ったスイカのよう。枯れたとき…たたんだ傘の先に、くしゃくしゃしたものがついている。
もし枯らしてしまったり、日記をつけ忘れたときはどうする?
観察するときに直面するのが、枯れたときの対応です。
慌てたり、がっかりするお子さんもいるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いですよ。
完全に枯れるまで肥料を与えたり、復活させる方法をあれこれ試して記録してもよいでしょう。
長い休みですから、何かの事情で日記をつけ忘れることもありますね。
下手にごまかして書かなくても、事情を書いておけば問題ないでしょう。
日数があいたことで、最後に観察したときと大きく変わったことがあるかもしれません。
また、長期旅行のときは不在中の水やりなど、工夫点を書くとよいですね。
これで日記帳の空白に悩まなくてすみます。
朝顔の観察日記で参考になるテンプレートは?
『小学校入学女子のママ日記』
- 「朝顔の観察日記の書き方~花が咲いた・実ができた・種の状態ってどんな?」
このサイトでは、朝顔のつぼみや葉の様子が写真にまとめられています。
書き忘れたとき、記憶があいまいな時に参考になりますし、図に書き込みもされているので便利ですよ。
朝顔の観察日記、親はどこまで手伝う?
なかなか宿題が進まないと、親がやってしまったほうがいいのでは、と思いがちですよね。
でも、記録するのはあくまでも、本人の仕事です。
どこから書けばいいか困っているならば、「お花はどうなったかな」「これなんだろうね」と声がけする程度にとどめましょう。
日記の意義ですが、文章を書く習慣になります。
デジタル、IT時代と言われようと、文章を書くこととは無縁でいられません。
むしろ文章作成能力はこれまで以上に重視される時代ですので、その第一歩だと思って取り組むといいでしょう。
宿題の声かけは親にとってもなかなか面倒ですが、子供の学習意欲を引き出すのには最適なんです。自己肯定感の向上、やる気の維持にもつながりますので、親子のコミュニケーションに役立ててください。
コツは問い詰めるのでなく、明るい雰囲気でいうことです。
など。
ついやりがちですが、責めたり追及するのでなく、「一緒に終わらせちゃおう」というスタンスが最適ですよ。
最後に
- 朝顔を育てるコツは、半日陰、10時までに水やり、開花前に肥料。
- 1泊2日くらいなら、受け皿に水をためておく。それ以上ならペットボトルなどを使って自動で水やりされるようにする。
- 観察は朝9時と午後5時あたりを目安に行う。最後に観察した時と、何が変化したのかに注目する。
- 絵をうまく描くコツは、見たまま丁寧に描くこと。色塗りも最初に縁取りしてから、中を塗りつぶすようにするとよい。
- 枯れたと思っても、リカバリーがきくことがある。最後まであきらめない。長期旅行中の水やりの工夫を書くと、日記に空欄ができない。
- 「小学校入学女子のママ日記」は、朝顔の開花から実がなるまで写真に記録している。テンプレートに便利。
- 声かけはあくまでもモチベーションアップのため。観察日記で文章を書く習慣を身に着ける。
小学校に入ったばかりのお子さんは、宿題にわくわくしながらもどうしたらよいのかわからず戸惑うこともあるでしょう。
そんな時は怒らず、助け舟を出しながら楽しく進めていってくださいね。
長い夏休み、親子二人三脚で乗り越えましょう。
【こちらも読まれています】

コメント