夏休みの自由研究で観察日記をつけるときに、可愛いハムスターを飼いたいという理由で、題材に選んでいる人はいませんか。
たしかに猫ほど活発ではありませんので、飼いやすいと思い込むのも仕方がないですよね。
実際はシビアな温度管理、寿命、飼育できなかった時にどうするかといった問題があります。
治療費に関していえば、小動物だから安いわけではありません。
夏休み以降のことも考えながら慎重に決めてください。
賃貸の場合は契約書を確認し、ハムスターを飼育できるか確認してください。
停電時の対策やかかりつけ病院の決定、観察後も確実に世話をし、母親に丸投げしないことも約束させましょう。
ここでは、そういったハムスターのお世話の仕方も踏まえて、ハムスターの観察日記の上手なまとめ方などを解説していきます。
ハムスターの観察日記で絵をうまく描くコツ・写すコツは?
ハムスターをうまく絵で描くコツ、写真で写すコツ
ハムスターは目があまりよくありませんが、まちがってもフラッシュをたいて撮影してはいけません。
失明の可能性もありますし、彼らにとって強いストレスになります。
うまく描けないから写真で済まそうとして、ハムスターが亡くなったら悲しいですよね。
絵でうまく描くコツは、大福の形に目鼻を付けるという感じです。
しかし、あまり頻繁に覗き込んでしつこくすると、衰弱する可能性があります。
目やにが出すぎていないか、異常行動をしていないか健康チェックのついでに、様子を覚えて記録しましょう。
自由研究の観察日記の書き方のコツは?観察ポイントは?
ハムスターの観察日記の書き方コツを3つ
観察日記の書き方としては、ハムスターのありのままの姿を認めて、事実のみを書くことです。
観察した後も家族として暮らすのですから、つつきまわして衰弱させることのないよう注意しましょう。
- 観察する時刻を決めておく
- 相手の生活リズムを尊重する
- 変化のある点はクローズアップして記録する
構成、観察ポイント
自由研究らしくまとめるなら、
- 観察の動機
- 方法
- 結果
- 感想
の順に書くことです。
観察のきっかけは「かわいいから」以外のことも書きましょう。
飼育方法もいろいろ工夫ができますよね。
ケージの清掃やお世話の様子を書いておきましょう。
ネットで調べるとハムスターの病気についてまとめられています。
変な目やにがないか、異様に走り回ることはないかよく確認してください。
結果としては、どんな点が苦労したかをまとめましょう。
ハムスターをうまく育てるコツは? どこで入手する?
ハムスターを夏休み中にうまく育てるコツは?
ハムスターはとても臆病な生き物。
騒がしい場所が苦手ですので、世話をするときは大声を出さないように注意しましょう。
特にお迎えしてから1週間は、新しい環境に戸惑っていますので驚かせないようにしましょう。
夏場でも 20~24℃に保ち、45~55 %ほどの湿度管理が求められます。
エアコンの風が直接当たり続けると、体が冷えきってしまいますので注意してください。
衛生管理もなかなか大変で、トイレ砂、水、古いエサを毎日交換します。
なおトイレ砂のきれいな部分を残しておきましょう。
ハムスターは自分のにおいで場所を覚えますので、トイレの時に失敗せずに済みます。
床に敷き詰める材料は週一回交換し、ケージの中や回し車など月に一回は洗って消毒します。
掃除中にハムスターを見失わないように、しっかり守ってあげましょう。
脱走したハムスターがケーブルをかじることもあります。
思わぬ事故につながらないよう、注意してください。
ハムスターはどこで入手する?ハムスターの生態は?そもそもどんな生き物?
ハムスターはとても臆病で神経質な生き物ですから、一つのケージに何匹か入れるとけんかになります。
食べ物に関してもタマネギやニラ、カフェインやチョコレートを与えてはいけません。
ジャガイモの芽や皮に含まれるソラニンは強烈な毒になりますし、アボカドに含まれるペルシンは気管支系に大ダメージを与えます。
ほお袋いっぱいに食べ物を詰める姿はかわいいですが、だからと言ってエサを与えすぎてはいけません。
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