例を挙げるとこんな感じです。
沖縄戦で延べ20万人余りの人が犠牲となったとされている。だがこれは大まかな数字に過ぎず、実際にどれだけの人が亡くなったのか、定かではないのだ。
過去は変えられない。だが、過去の出来事を生かし、未来を変えることはできる。戦争によって経済が回るこの世界で、平和は難しいことなのかもしれないが後世にこの出来事を伝えていき、世界を平和主義者でいっぱいにしようと思う。
沖縄と平和が分かるおすすめ書籍3選!
①生かされて生きて―元ひめゆり学徒隊“いのちの語り部”
ひめゆり学徒隊とは、沖縄戦の際に学生の女の子たちで構成された部隊で、戦争の最前線で怪我をした日本兵の治療、看病をしていました。
最前線なのでもちろん、危険も伴います。
そんなひめゆり学徒隊の生き残った隊員が、もう二度と戦争は起こしてはいけないと強く願って書いた手記です。
体験している人の生の声だからこそとてもリアルで、場面を想像すると涙が止まりません。
全日本人、むしろ全世界の人々に読んでほしい一冊です。
②決定版 写真記録 沖縄戦
こちらは沖縄戦がいかにして住民を巻き込み、人の命を奪っていったのかを写真で見ることができる本です。
苦手な人もいると思うので、血や人が亡くなるところを連想させるものが苦手な方は避けてください。
目をそむけたくなる気持ちもありますが、これは実際にこの日本であった出来事で、目を背けるべきではないと私は考えているので、是非読んでいただきたいです。
③沖縄決戦―高級参謀の手記
こちらは実際に沖縄戦の指揮を取った方の手記です。
戦争は犠牲になった人の話がクローズアップされやすい傾向がありますが、指揮を取った人の心境や敵国の兵士の心境を知ることはとても意味のあることです。
日本人はいかにして道を踏み外し、そこから抜け出せなくなったのか、ひしひしと感じる本です。
時代の流れに違和感を感じていた人は、民衆だけでなく、上に立つ立場の人にもいたということを是非知っていてほしいです。
沖縄に行ってみよう!
沖縄戦を知るには、実際に沖縄に行ってみると良いでしょう。
修学旅行は沖縄!という学校も多いですよね。
沖縄戦について勉強するならここ!というスポットをご紹介いたします。
①対馬丸記念館
対馬丸とは疎開船で、太平洋戦争時に多くの疎開する子どもたちを乗せたまま、沈没させられた船です。
皆さんと同じくらいの学生さんや、もっと小さい子どもたちがたくさん乗っていました。
その対馬丸事件の犠牲者の追悼のために建てられた記念館です。
皆さん、まだまだ人生の中でしたいことがたくさんありますよね。
この時代に生まれたからこそ、努力をすれば何にでも挑戦できますが、当時の子どもたちは戦争のせいでしたいこともできず、挙句命までも奪われたのです。
同じ世代の子どもたちが犠牲になっているからこそ、戦争の悲惨さについてしっかり考えることができます。
②ひめゆりの塔/平和祈念資料館/平和の礎
ひめゆりの塔と平和祈念資料館と平和の礎は同じ敷地内にあります。
修学旅行が沖縄なら、おそらくほとんどの学校が行くところです。
全国各地から贈られるたくさんの千羽鶴と、戦争の犠牲者の名前がびっしりと彫られた礎はとても感慨深いものがあります。
当時の人々はいかにして怯え逃げまどい、命を落としていったのかひしひしと感じるスポットです。
③旧海軍司令部壕
こちらは当時の日本海軍設営隊によって掘られたなんと長さ450mに渡る壕です。
今はそのうちの300mほどが修復されて実際に入ることができるそう。
手榴弾で自決した痕がくっきりと残っておりとても生々しい場所だそうです。
これは日本人としていくべき場所ですね!
私もここは行ったことがないので近々訪れようと思いました!
まとめ
平和学習とは?
- 平和や戦争について学ぶ機会
なぜ平和学習をやるのか
- 唯一原子爆弾が落とされた国で、たくさんの犠牲者が出た国だという事実を伝えていくため!
平和学習を行う意味は?
- 二度と戦争をしないよう、戦争とはどういうもので、平和がどれだけ尊いものか、後世に伝えていくため!
沖縄はこんな場所
- 日本で唯一地上戦が行われた場所であり、敵味方関係なくたくさんの命が奪われた場所
平和学習のレポートの枚数は?
- 学校の規定に従う!書きたいことがたくさんあって収まりきらないようならたくさん書いてもOK!
平和学習のレポートの文体は?
- いわゆる報告書なので、である調が望ましい!
平和学習のレポートの注意点は?
- 気づいたら同じことを書いていた、おいうことが多々あるのでしっかり見直しをする!
平和学習のレポートの題名はどうする?
- 何についてのレポートなのかを分かりやすく、なおかつ簡潔に書くべし!
平和学習のレポートの書き出しはどうする?
- 題名を掘り下げるイメージで、何について書いているのか詳しく書く!
平和学習のレポートの本文はどうする?
- 自分が何を見て、どう感じたのか、文章だけで人に伝えるということを意識して、伝わりやすいように書く!
平和学習のレポートの書き終わりはどうする?
- レポートの中で何が明らかになり、何を主張したかったのかを書く!今後の課題もかけるとなお良し!
沖縄戦に関するおすすめ本
- 生かされて生きて―元ひめゆり学徒隊“いのちの語り部”
- 決定版 写真記録 沖縄戦
- 沖縄決戦―高級参謀の手記
沖縄の平和に関するおすすめスポット
- 対馬丸記念館
- ひめゆりの塔/平和祈念資料館/平和の礎
- 旧海軍司令部壕
あたりまえのように過ごしている毎日ですが、わたしたちはたくさんの犠牲の上に成り立っています。
沖縄だけに限らず、全国すべての土地で敵国の飛行機が上空を飛んでいる時代がありました。
わたしやあなたたちの先祖も例外なく、その戦争を生き抜いたのです。
友達や家族を失った戦争で、生き抜いたのです。
つらいこともある日々ですが、生かされていることに感謝をして、日々精進していきましょう。
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