夏になると、保育園も夏祭りの準備であわただしくなりますね。
年少から年長のお子さんはゲームも楽しめますが、乳児のお子さんにも安全に楽しんでもらえるゲームというと、限られてきます。
乳児は神経が未発達であり、手指を自在に動かすことができません。
特に力の加減ができないので、釣りのように道具を使うゲームは難しいでしょう。
ボールを投げる、倒す、物を積み上げるゲームであれば、きっと喜んで参加してくれるでしょう。
保育園に入る子供たちは、月齢も発達もさまざまです。
年長向けのゲームだけでは、全員が参加しづらいので、難易度別や学年別にざっくり分けておくとよいでしょう。(目安ですので、違う学年のゲームに参加してはいけないということではありません)
保育園の夏祭り乳児が喜ぶゲームアイデア5選! その1:輪投げ遊び
1歳近くになると、怒って物を投げることもあるでしょう。
普段は怒られることでも、ゲームの場面でルールを守れば投げて遊べます。
普段のストレス解消にもなるのではないでしょうか。
目標に向かって入るように投げるのは、意外と難しいですよ。
準備をするもの、乳児向けの注意点は?
- 段ボール(固定するために)
- プラスチックのわっか
- 新聞紙か画用紙
- トイレットペーパーの芯
トイレットペーパーの芯に切り込みを入れて、タンポポの花のように開きます。
そこにのりをつけて段ボールに貼れば、輪投げ棒の完成です。
わっかは既製品でも、新聞紙をねじって輪にしたものでもいいでしょう。
台に傾斜をつけても面白いですね。
保育園の夏祭り乳児が喜ぶゲームアイデア5選! その2:ボウリング
ボウリングもボールを投げる動作ですので、きっと楽しめるでしょう。
中には自分の手でピンを倒してしまうかもしれませんが、乳児は目につくものすべてが不思議で楽しいもの。
暖かく見守ってあげましょう。
準備をするもの、乳児向けの注意点は?
- ペットボトル
- マジックペン
- セロテープ
- 画用紙
- 室内用のボール、あるものでよい。
ペットボトルは500ミリでも、自動販売機で売ってそうな、300ミリリットルほどのものでもよいですね。
少し水を入れて、フタを閉めてテープで巻いて固定します。
画用紙に子供の好きなキャラクターを描いて貼っておくと、喜んでくれますよ。
注意点としては、テープをはがしてフタをとる、キャップを口に入れて飲み込む可能性があります。昨日までできなかったことが、今日になってできるということはザラにあります。
油断せずに見守りましょう。
保育園の夏祭り乳児が喜ぶゲームアイデア5選! その3:モグラたたき
乳児は上下に腕を振るのが好きですね。
そんなときにはモグラたたきをおすすめします。
段ボールをトンネル状にくりぬき、1リットルペットボトルにモグラの絵を張り付けて出したり引っ込めたりしましょう。
いったい何匹叩けるでしょうか。
準備をするもの、乳児向けの注意点は?
- 段ボール箱
- ピコピコハンマー
- 画用紙
- マジックペン
- セロテープ
- ペットボトル。
複数人で遊ぶとき、モグラ1匹をたたこうと押し寄せてぶつかる可能性があります。
一人ずつ遊ばせるほうが安全です。
順番を守ること、約束を破らないよう説明書きを貼っておきましょう。
保育園の夏祭り乳児が喜ぶゲームアイデア5選! その4:磁石で魚釣り
冒頭で、道具を操作してのゲームは難しいとお伝えしました。
でも太い毛糸にリング状の大きな磁石をつけ、大きなクリップをつけたおさかなであれば、釣れるかもしれませんね。
近づけるとパチッとくっつくので、きっと喜ばれます。
準備をするもの、乳児向けの注意点は?
- リングマグネット
- 大きいクリップ
- 画用紙
- マジックペン
- 太い毛糸
リングマグネットが子供の口に入るくらいの大きさです。
毛糸を結んでいても、口に入れて遊ぶ可能性があります。
また、かんしゃくを起こして振り回す、投げることのないよう、気をつけてください。
保育園の夏祭り乳児が喜ぶゲームアイデア5選! その5:積み上げゲーム
子供は物を積み上げるのが大好き。
気が付くと缶詰を高く積み上げていたりすることもあり、ヒヤッとします。
でもせっかくならゲームにしてしまいませんか。
お菓子の空き箱、トイレットペーパーの芯があれば、積み木代わりになります。
準備をするもの、乳児向けの注意点は?
- お菓子の空き箱
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙
- のり
- テープ
遊び方がわからない場合は、やり方を教えましょう。
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