中学生になると夏休みの宿題などで「意見文」というものがでてきます。
小学生のときは感想文だったけど意見文ってなに?どんなことを書けばいいの?と思う人も多いでしょう。
そこで今回は、中学生が意見文を書くときにオススメなテーマをご紹介します。
意見文の構成や書くときのルールについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
中学生意見文のおすすめテーマ ①いじめ
いじめは昔からニュースになるほどの問題です。
もしかしたらみなさんの学校でも大なり小なりあるかもしれません。
いじめをテーマとして書く場合、「なぜいじめは起こってしまうのか」や「いじめられる方にも非はあるのか」など、いろいろな視点で書けるとおもいます。
中学生のみなさんには身近な問題だとおもうのでこのテーマで意見文を書くことで自分の身の回りの環境を見つめ直す良い機会になるのではないでしょうか。
中学生意見文のおすすめテーマ ②校則
みなさんは自分が通っている学校の校則に疑問を持ったことはありませんか?
たとえば、「なぜ髪を染めてはいけないのか」とか「どうしてインナーは白じゃないといけないのか」など、いろいろあるとおもいます。
私も学生の頃はインナーの色問題で先生と生徒で対立したことがあります。
結局先生たちに負けましたが・・・笑
このように校則に対してなにか疑問におもうことはあるとおもうのでそれについて書くのが良いとおもいます。
内容によっては先生たちの考え方も変えられるかもしれませんよ。
中学生意見文のおすすめテーマ ③趣味
趣味というとすごく曖昧な感じがしますが、自分の好きなことや興味があるものならなんでも良いとおもいます。
マンガが好きなら「学校の教科書はマンガになっても良いのではないか」とか、ゲームが好きなら「どうして学校にゲームを持ってきてはいけないのか」など趣味によっていろいろ書けるとおもいます。
自分の趣味なら書きやすいとおもいますし、多少の知識もあるとおもいますので読む人を納得させる内容を書くこともできるのではないでしょうか。
中学生意見文のおすすめテーマ ④部活
中学校に入学して何らかの部活に入った人も多いかとおもいます。
部活は通常の学校生活では学べないことをいろいろ学べる場です。
たとえば、「団体行動の大切さ」や「努力することの大切さ」など、部活を通して学べることは多くあるとおもうのでそういったことを意見文にするのが良いでしょう。
部活は小学校までのクラブ活動とは違うところもあるとおもうのでそういったところも書くのも良いかもしれません。
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中学生意見文のおすすめテーマ ⑤ニュース
ニュースをテーマとして書くのは少し難しいと感じてしまうかもしれませんが、意外と一番書きやすいかもしれません。
夕方に流れているニュース番組や新聞に載っている記事などの中で自分の興味のある話題をテーマとして取り上げれば良いのです。
ニュースといっても政治や国際問題などだけではなく、スポーツや芸能などもあるので興味のある話題もあるのではないでしょうか。
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テーマ選びはサクッと終わらせ中身に注力
そうはいってもテーマを決めるのってやっぱり難しいですよね。
逆に書きたいテーマがいくつもあって決められない!ってひともいるかもしれません。
そもそも意見文で一番大事なのはテーマではなく中身です。
多少ふざけたテーマであっても文章で自分の主張をはっきりとわかりやすく書かれていれば見るひとは納得するものです。
そのためにはやっぱり自分の中で一番興味のある分野、もしくはすでにある程度の知識がある分野であれば書くのはそう難しくないとおもいます。
書きたいテーマがたくさんあるって方はその中でも自分の意見が書きやすく、反対意見にも対応できる知識があるものが良いでしょう。
文章を読むことで書くスキルも上がる
赤ちゃんの成長過程からもわかるように、人間はまず「聞いて」から「話せる」ようになります。同じことが「読む」と「書く」の関係にも言えます。
さまざまな言葉や文章を読み慣れ、色々なフレーズやテーマが頭の中にたまっている状態を作ることで、自分が文章を書くときになってそれらを上手く使いこなし、素早く書けるようになるのです。
ニュースにも触れられるので新聞を読むのがおすすめですが、大人向けの新聞は読み方のわからない漢字もありますし疲れてしまいますよね。
朝日中高生新聞なら難しい漢字もフリガナつきの、中高生向けに書かれた難易度で読むことができます。時事ニュースや定期テスト対策の情報、読み物などが載っており届く頻度も週一回なので、忙しいスケジュールの合間でも自分のペースで読み進められます。
「中高生向けに書かれた正しい文章」を読み続けることで、意見文のようなキッチリした文章が必要なときにもうまく書けるようになりますよ。
意見文の基本構成と書き方のコツ
そもそも意見文ってなんなの?という人もいるとおもいますが、意見文とはかんたんに言うと’’自分の主張を他の人に伝えるための文章’’のことです。
そう言われたらすこし難しく感じるとおもいますがなんで学校はこのような宿題をだすのでしょうか。
それはこれから高校生、大学生、社会人になっていくにつれて意見を求められたときに自分の主張をわかりやすく相手に伝えることが必要になってくるからです。
実際大人のなかには自分の意見をわかりやすく伝えられない方も意外と多いです。
だから自分の主張を相手に伝えるための練習として宿題ででるんですね。
最近では高校受験でも出題されたりしているそうです。
なので宿題でまじめに取り組むことで近い将来、そのまた先の人生でも役に立つことでしょう。
意見文の構成としては、
- テーマに関して自分の考えをはっきりと書く。
- そう思った理由を自分の体験などをもとに書く。
- 反対意見などと比較しながら再度自分の意見が正しいことを書く。
このような流れで書いていくとわかりやすい文章になるとおもいます。
ここで気をつけたいのは自分の意見を最初から最後まで一貫して書くことです。
どっちつかずの文章では読む人が’’結局なにが言いたいの?’’っておもってしまうので、自分の主張が最初と最後で変わらないように書くのがポイントです。
宿題としてだされる意見文の文字数は学校によって様々だとおもいますが、多いところでは2000文字、作文用紙で5枚分の量がだされるところもあるようです。
結構なむちゃぶりですよね 笑
文字数が多いときは上にあげた構成の2を複数書くことで補えるとおもいます。
「書き出し」と「結び」には型がある
実際に意見文を書くぞ!って意気込んでも書き出しでつまづいてしまうかもしれません。
そして最後に文章を締めるのもどうやったらキレイに締められるのかもわからない方もいるとおもいます。
意見文は自分の意見をはっきりと述べるものなので、書き出しは
や、
のように最初の書き出しで自分はこのように考えます!と宣言するのが良いでしょう。
そして最後の結びの部分では書き出しと同じく、自分の主張を再度宣言するのが良いです。
みたいな締め方が良いでしょう。
例としては、
私は学校の校則でインナーの色が白でなければならないことに対して反対です。
なぜなら、インナーの色によっては紫外線をカットすることができるからです。
(中略)
これらの理由により、私は学校の校則でインナーの色が白でなければならないことに対して反対です。
こういった感じで書き出しと結びを書くのが良いとおもいます。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 意見文とは’’自分の主張を他の人に伝えるための文章’’のこと
- テーマは自分の興味がある分野、もしくはある程度知識がある分野について書く
- 書き出しと結びは一貫して自分の主張をはっきりと書く
今回おすすめしたテーマは中学生のみなさんにも関わりがあるものだと思います。
そして、これらのテーマは実際高校入試の小論文などでも取り上げられているものですので入試対策として書くのにもおすすめです。
意見文を通していろいろな問題を考えることは自分の将来にも必ず役に立つことだとおもうので、最初は難しいかもしれませんが頑張って書いていきましょう!!