自由研究は顕微鏡で野菜を観察してみよう!まとめ方と野菜の選び方は?

最近の顕微鏡はなかなかリーズナブルな金額になってきていますので、購入することも考えてみましょう。

購入する場合費用は?

楽天市場でよい評価のついている、お勧めの顕微鏡を3つほど紹介します。

新日本通商 「Visual Research ビジュアルリサーチ」顕微鏡セット 子供 600倍 300倍 100倍 日本製 スマホ撮影セット 小学生 学習 マイクロスコープ プレパラート付 簡単 生物顕微鏡#600

¥4,950

最近の顕微鏡はスマホで写真が撮れる機能がついていますが、この商品の画期的なところは、付属のプロジェクタで観察対象を映し出せることです。

順番で覗き込まなくても、みんなで観察する感動を共有できるのも魅力ですね。

デジタル顕微鏡 工業顕微鏡1000倍-50倍200万画素デジタルマイクロスコープUSB

¥2,380

取扱説明書は英語で書かれていますが、メダカの卵やミジンコなどをお手軽に観察できます。

コードレスではありませんが、対物レンズなどの調整で気を遣わなくてもよいハンディタイプ

アプリをインストールすると画像撮影もできますよ。

デジタル顕微鏡 3.5インチモニタ搭載 …

¥19,980

パンジーの花びら表面に生えている微細な毛もくっきり。

モニターに画像を写しだすこともできますし、画面がデジカメのようになっているので、観察するときに押し合いになることもありません。

撮影は本体のカメラボタンをポチっと押すだけの、お手軽仕様。

最短最速を目指す!研究はゴールを意識してまとめよう!研究結果のまとめ方のポイントは?

教室

自由研究のまとめ方は?

自由研究は

  1. タイトル
  2. 研究のきっかけ
  3. やり方
  4. 結果
  5. 感想

の順に、研究結果をノートにまとめます。

参考にした本やウェブサイト、用意した実験材料や予想などをガシガシメモしておくと、後でまとめる時に楽になります。

研究の際、複数の材料を比較したのであれば一覧表や写真、手書きの絵を用意して視覚に訴えましょう。

最後に実験で分かったこと、失敗した場合は考えられる理由と感想を書いてまとめます。

「○○の研究」とするよりも、「植物の細胞は、どのような働きをしているのか」といったようにテーマを小さく、具体的に決めるとテンポよく進めることができます。

まとめるページ数に決まりはありませんが、見やすさ重視で文字は大きめに書き、行間も取りましょう。

タイトル、研究のきっかけで1ページ、実験予想や材料含めたやり方を4ページほどにまとめましょう。

イラストや写真はコンビニでプリントできるLサイズの写真くらいの大きさにすると、見栄えもよくなります。

あわせて、図書館で借りた本や参考にした情報、お世話になった人物の名前を入れるとかなり本格的になりますね。

結果と感想を2ページでまとめ、表紙をきれいに装飾してやれば大丈夫。

研究者が書くような100ページ越えのリポートを目指さなくとも、体裁が整っていれば合格点です。

顕微鏡にうつった画像の写真撮影方法は?

最近の顕微鏡は、画像をパソコン画面に映し出すことのできるものもあります。

他には三脚にレンズ口径の小さいコンパクトデジカメをつけ、顕微鏡を上から覗き込むように設置すれば撮影もできますよ。

高画質撮影を狙って一眼レフを使っても、うまく設置できないので気をつけましょう。

デジカメがないときは、スマホのカメラを使いましょう。

スマホのレンズを接眼レンズに近づけて撮影しますが、ガラケーと違ってスマホは結構な大きさですよね。

左手の指先をそろえて平らにし、スマホをのせます。

人差し指と中指で顕微鏡の鏡筒を指で軽くはさんで固定すると安定し、やりやすいです。

処分も考えて試料を作る!顕微鏡はカビさせない、汚さない!

研究する人

自由研究で使った野菜の使い道は?

さて、写真も撮り終えてわかったことを記録したら、片づけをします。

使い終わった試料、野菜をどうするか言及されていないことも多いですね。

切って直接プレパラートに乗せたもの、薬品で染色したものは処分するしかありません。

コンポストのあるご家庭なら、肥料にしましょう。

顕微鏡はどこにしまう?保存やしまい方の注意点は?

当然のことながら、顕微鏡は精密機器です。

落下させると故障や操作に不具合が出ますので、安定した場所で保管しましょう。

高温多湿はカビの原因になるのでしまったままにせず、たまに箱から出して使いましょう。

機械にカビが生えるというと意外かもしれませんが、エアコン内部の汚れを見ていただければ納得できますよ。

また、汚れを避けるために油煙の多い台所周辺を避けること、レンズ内にホコリが入らないような場所を選びましょう。

最後に

ノートやペン

 

  1. しおれやすい花よりも、手軽に入手でき鮮度も保たれている野菜の方が、観察には向いている。
  2. 玉ねぎのように、目にしみる野菜は避ける。レタス、ピーマン、パプリカ、ナスのように加工が簡単なものを選ぶ。
  3. 顕微鏡は民間からのレンタルか、購入を考える。値段だけでなく、操作性や目的に応じて選ぶのがポイント。何人かで集まって研究するときに、従来の顕微鏡よりもプロジェクタ方式で情報共有できる方が便利。
  4. 研究テーマは「具体的に、テーマを小さく」しぼって、テキパキと研究を進めよう。他の教科の宿題との兼ね合いを考えて、悩みすぎないようにする。
  5. 余った野菜は、実験の状況によって利用するかどうか決める。顕微鏡は定期的に風にあててカビが生えないよう注意。それ以上に気をつけることは、顕微鏡で直射日光を見てはいけないことを徹底し、失明の危険があることを知識として共有。

 

「研究」というと身構えてしまいそうですが、素朴な疑問が面白い研究テーマに変身します。

たとえ実験が思い通りにいかなくても、「Aという方法では失敗だったが、Bという方法はどうだろうか」と切り口を変えてみましょう。

自分の視点が他人からすると意外と面白がられたりするものです。

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