関西で蛍が見れる場所5選!生態・時期や鑑賞の注意点は?

はりねずみとホタル

初夏の訪れを感じさせてくれる蛍。

美しく儚いその光は一度は見てみたいものですが、コンクリートに囲まれた都会ではなかなか目にする機会はないかもしれません。

蛍は水がキレイな場所でないと生息していないので、車で山奥まで行かないと見られないと思っている方も多いと思いますが、実は関西でも気軽に見られる場所があるんです。

車がなくても電車で行けたり、仕事帰りにも立ち寄れてしまうスポットもありますよ。

この記事では、山のなかで自然の蛍に出会える場所から、気軽に行ける街中の観賞スポットまで、関西でおすすめの蛍観賞スポットを5つご紹介します。

蛍を観賞する際に注意すべきポイントもまとめましたので、あわせてご覧ください。

関西で蛍が見れる場所5選!その1:太閤園(大阪府大阪市)

宴会場、結婚式場として有名な大阪府大阪市の「太閤園」では、毎年「ホタル物語」というイベントを開催しています。

広大な日本庭園と儚く光るヘイケボタル、ゲンジボタルの共演を見ることができます。

2020 年の開催は5月16 日(土)~ 6月21日(日)です。

太閤園内の小川にてホタルを観賞できるほか、昨年よりスタートした日本庭園を彩るガーデンイルミネーションも一緒に楽しむことができます。

さらに、期間中は、レストランにてホタル物語限定のお料理やゴスペルコンサートなどの特別な催しも行われます。

優雅なお食事と蛍観賞を楽しむことができますよ。

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場所

〒534-0026 大阪府大阪市都島区網島町9-10

 

アクセス

電車

  • JR 東西線大阪城北詰駅(3 号出入口)より 徒歩 1 分
  • 京阪京橋駅(片町口)より 徒歩 7 分
  • 地下鉄長堀鶴見緑地線京橋駅(2 番出口)より 徒歩 5 分

  • 太閤園の駐車場をご利用ください。
  • 台数に限りがありますので、公共交通の利用をおすすめします。
  • 満車の場合は近くにコインパーキングがあります。

料金

庭園の入場料:大人800円/小学生500円

レストランや宴会場を利用された場合は、お会計時に入場券が渡されます。

見頃の時期

5月中旬~6月中旬

鑑賞時間

日没~22時(閉園)

※20時頃がよく見られます。

駐車場

約80台(有料)

※宴会場・レストラン利用時はサービス券が発行されます。

 

関西で蛍が見れる場所5選!その2:新梅田シティ・中自然の森(大阪府大阪市)

大阪駅のほど近く、大阪市梅田のど真ん中にある新梅田シティでも蛍を鑑賞することができます。

「新梅田シティ」と聞いてもピンとこない方もいるかもしれませんが、「梅田スカイビル」のある場所、と言われると多くの方に分かってもらえるのではないでしょうか。

この新梅田シティにある「中自然の森」は都会の真ん中につくられた直径70mほどの人口の森です。

初夏の風物詩として約2000匹の蛍を数回に分けて放流しています。

大都会の梅田にありながら、水質や草木などの生育環境を整え、それを維持し続けてきたことで自然に産まれた蛍も確認されています。

アクセスが抜群のため気軽に立ち寄ることができますが、その分混雑が予想されます。

お仕事帰りの平日に待ち合わせて行ってみてはいかがでしょうか?

場所

〒531-6039 大阪府大阪市北区大淀中1-1-88

 

アクセス

電車

  • JR 大阪駅より 徒歩7分
  • 阪急 大阪梅田駅より 徒歩9分
  • 大阪メトロ 梅田駅より 徒歩9分
  • 阪神 大阪梅田駅より 徒歩13分

梅田スカイビル駐車場:大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル地下2階

1時間:500円 以降30分:250円 収容台数460台

料金

無料

見頃の時期

6月初旬

鑑賞時間

18時~22時

駐車場

460台(有料)

 

関西で蛍が見れる場所5選!その3:ハチ北高原(兵庫県美方郡)

兵庫県美方郡にあるハチ北高原では、なんと兵庫県内で生息しているすべての蛍を観賞することができます。

ハチ北高原と聞くとまずスキー場を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は10種類の蛍が生息しており、関西のなかでも希少な蛍観賞スポットなのです。

ハチ北高原は標高が高く、夏場でも夜間は肌寒さを感じることもあります。

羽織るものや上着を持って行きましょう。

その冷涼な気候により、県内でも遅くまで蛍を見ることができます。

平地での見頃を逃してしまった方も安心ですよ。

6月下旬から8月上旬までと長く蛍を観賞することができますが、最もよく見られるのは7月です。

7月を「ホタルマンスリー」と称し、多くの蛍を楽しむことのできる観賞月間となっています。

また、毎年ヒメボタルが舞う時期に合わせて「姫ボタル・瀞川平トレイルラン」が開催されています。

2020年は7月5日(日)に開催予定です。

場所

兵庫県美方郡香美町村岡区大笹

 

アクセス

電車

JR山陰本線八鹿駅から村岡方面行きバスで40分、ハチ北口下車で各所へ

北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山ICから車で約45分

料金

無料

見頃の時期

7月上旬~7月下旬

鑑賞時間

20時頃から

駐車場

あり

 

関西で蛍が見れる場所5選!その4:宇治市植物公園(京都府宇治市)

宇治市植物公園では、園内で育てているゲンジボタルを観賞することのできる「蛍ナイター」を開催しています。

毎年5月下旬から6月上旬にかけて行われています。蛍が観賞できるのは園内の「秋のゾーン」にある小川です。

蛍を観賞するだけでなく、蛍の生態を紹介するパネル展示や温室の夜間公開も一緒に楽しむことができますよ。

ナイター営業中は夜間の入園が混み合いますので、時間に余裕がある場合は早めに入園して園内を散策しながら暗くなるのを待つのがおすすめです。

美しいホタルをつい写真に残したくなりますが、蛍を守るために観賞区域での写真・ビデオ撮影、携帯電話・スマートフォンの使用は禁止されています。

小さいお子さんは光るおもちゃや靴も身につけないようにしましょう。蚊取り線香や虫よけスプレーの使用もできませんのでご注意ください。

場所

〒611-0031 京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1

 

アクセス

電車

【近鉄電車】

近鉄京都線「大久保駅」下車、京都京阪バス240・240A系統「京阪宇治」行き、または250・250A系統「京阪宇治、JR黄檗駅」行き、「植物公園」停留所下車すぐ。

【京阪電車・JR】

京阪「宇治駅」下車・JR奈良線「宇治駅」下車、京都京阪バス240・240A・250A系統「近鉄大久保」行き、「植物公園」停留所下車すぐ。

京滋バイパスを利用される場合、滋賀方面からは宇治東ICで下車して約14分、大阪方面からは宇治西ICで下車して約20分。

※2019年は蛍ナイター期間中の土日に限り無料シャトルバスの運行がありました。詳しくはホームページをご覧ください。

夜間入園料(16時~)

大人 360円/小中学生 180円/幼児 無料

見頃の時期

5月下旬~6月上旬

鑑賞時間

21時30分まで(入園は21時まで)

※おすすめは19時30分~20時30分頃

駐車場

200台(普通車400円/大型車1,500円)

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