高校3年生になると、大学進学に向けて意識が高まってきます。
仲間の中には、受験の為に早めに部活を辞める人も出てきたりして、「え?オレも辞めるべき?でもまだ大会あるし、最後までやり抜きたいし」
そんな不安を抱える学生さんも多いでしょう。
大丈夫!
そんな不安はあなただけではありません。
今まで頑張ってきた「部活」へのエネルギーの矛先を、「受験」という方向に変えるだけ!
ここでは、夏まで部活をやり通したい子たちが、その後どうやって受験モードに切り替えていけば良いかを紹介します。
- 高3の夏休み最後まで部活を続けても受験は大丈夫?
- 高3の部活は通常いつまで続ける?夏休み前・中・後?
- 高3の夏休みで部活を引退したけど勉強に身が入らない時は?
- 引退後に顔をだすと後輩は嫌がる?
- 高3の夏休みの部活の思い出
高3の夏休み最後まで部活を続けても受験は大丈夫?
高校3年生の皆さんは、いつまで部活を続けてもいいものか不安に感じることもあるでしょう。
学校によっては6月頃に大きな大会を控えていて、その大会の結果次第で夏休みまで部活が続くということもあると思います。
でも、夏休みは最後の長期休暇でもあり、ここで受験勉強をしっかりとしておきたいということもあります。
部活を続けることは可能なのか?
可能か、不可能かで答えるならば、可能です。
でも、「可能であるけれど、きちんと計画を立てればね」、という条件が伴ってきます。
「平日はもちろん、土日も朝から晩まで部活漬けだから、ヘトヘトで受験勉強なんてできない。引退してからじゃないと勉強する暇ない…。」
そんな声が聞こえてきそうですが、受験勉強、そう簡単にはいかないです 笑
部活と受験勉強を両立させることは、簡単でもないし、難しすぎることもありません。
でも、引退まで何もしないという選択肢はありません。
部活中心になっている夏までの期間は、今までの基礎をしっかり固める期間に当てると、引退後の応用がスムーズに進みます。
部活動最中に、難しい応用も無理にやろうとすると、先に進めない自分と向き合うことになってしまい、落ち込んで部活も勉強も力が入らなくなってしまいます。
志望校は絞っておく
すぐに受験勉強に突入できないにしても、自分の行きたい志望校はしっかりと見定めておきましょう。
まずは、自分が何系の学科に進みたいのかを把握しておきます。
文系、理系、と大まかな感じではなく、下記のように考えます。
- 文系学科:法学部、経済学部、外国語学部、教育学部、文学部など
- 理系学科:薬学部、医学部、歯学部、工学部、農学部、理工学部など
- 芸術学科:スポーツ学部、音楽学部、芸術学部など
漠然とした目標では、勉強する意欲が湧いてきません。
勉強は運動と同じでモチベーションが絶対的に必要です!
自分の意思をしっかりと持つことが、部活と勉強の両立を成功させるポイントです。
教諭にしっかり相談する
生徒がどの部活に所属しているかは、教員は把握していますが、生徒がどんなビジョンをも持って、何を志望しているかまではわかりません。
部活動をしっかりと最後まで続けたい子は、部活をやっていない子よりも早め早めに受験を意識して、心の準備はしておきましょう。
高3の部活は通常いつまで続ける?夏休み前・中・後?
上でもお話ししましたが、学校によって大会出場はまちまちです。
その大会によって、引退する時期も2、3ヶ月くらい変わってきます。
まず自分の志望校を絞って、目標を高く設定する場合は、途中引退も視野に入れなくてはいけません。
と言っても、これも自分のモチベーション次第。
部活中は基礎を固めて、夏以降に応用をしっかり身につけていくように自分で設計思想ができれば、やってできないことなんてありません!
夏休みまで部活を続けたい場合は、それまでに基礎を完璧にしておくということは忘れずに!
高3の夏休みで部活を引退したけど勉強に身が入らない時は?
よく言われる「燃え尽きモード」これ、たくさんの人が経験することですよね。
上でも少し述べましたが、運動と勉強って紙一重なんです。
例えば、
- 毎日コツコツと努力を重ねること
- 目標がしっかりと決まっていること
- 自分の苦手を克服できるようにすること
まず、受験勉強につまずいてしまったら、ブレインストーミングをしてみましょう。
下の図のように進めます。
- 紙を一枚用意し、紙の中心に志望校を書きます。
- そこから枝状に、必須科目を書きます。
- 自分の特に苦手な分野を書き出していきます。
どうですか?
一番外側の枝には、自分の苦手なところが浮き彫りになっていませんか?
自分にとって一番身近な目標を探して、まずはそこから克服していきましょう。
一度リズムをつかめば、そこからのステップアップはそう難しくはありませんよ。
不安に頭を抱える前に、「自分の苦手」を探すことがまず先決です。
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