高齢者施設の夏祭りは、盆踊りや夕涼み会など地域の方を呼んで楽しむ施設もありますよね。
お祭りと聞いてワクワクするのは大人も子供も変わらないのではないでしょうか。
施設ですごす高齢者にとって、いつもと違う人との交流やお祭りは間違いなく楽しみのひとつです。
昼間にデイサービスのひとつとしてお祭りを開催する施設も多いと思いますが、地元の方も参加する盛大な祭りでの屋台をする方向けに紹介します。
開催する職員は、高齢者の喜ぶ顔を見るためにお祭りは成功させたいですよね。
施設全体で行う場合は飾り付けやゲーム、屋台など準備することがたくさんあり困っている方が多いのではないでしょうか?
今回は、高齢者施設で人気の屋台5選を紹介します。
高齢者への食べ物は食べやすくもち歩きやすいものがいいですよね。
また簡単な準備の方法も紹介します。
夏祭りの屋台メニュー5選
- ちらし寿司
- やきとり
- かき氷
- たまごカステラ
- わらび餅
順番に紹介していきますね。
高齢者施設の夏祭り食べ物屋台アイデア5選! その1:ちらし寿司
夏祭りでは、高齢者の方にいつもと違う非日常感を感じてもらいたいですよね。
そこで高齢者に馴染みのあるお寿司はどうでしょうか?
お寿司と言えばお祭りや誕生日などお祝いというイメージですよね。
衛生面で生ものは使用できないため加熱してあるものを利用して作るため安全性も高くおすすめです。
チラシ寿司の素もスーパーで販売されているため簡単に作ることができますよ。
材料
- ごはん
- 散らし寿司の素
- たまご
- さやえんどう
- エビ
材料を混ぜて飾り付けをします。
彩のいい具材を選べば見た目も鮮やかで美味しそうに見えますよ。
施設内で当日作っておけば販売するだけでいいため便利です。
注意点は、販売する直前までクーラーボックスや冷蔵庫に入れておくことが必要です。
高齢者施設の夏祭り食べ物屋台アイデア5選! その2:やきとり
焼き鳥は、夏祭りの屋台での定番ですよね。
鶏肉は脂身も少なく、やわらかいため高齢者にとって食べやすいお肉です。
美味しい匂いに引き寄せられるのではないでしょうか。
串にさして販売すれば持ち運びやすいし食べやすいためおすすめです。
本格的に網で焼くのではなく、事前にレンジで加熱して最終仕上げを屋台で行うようにすれば簡単にできますよ。
材料
- 鶏肉
- 串
- ネギ
- 焼き肉のたれ
串にさして準備したものをレンジで加熱しておきます。
しっかりと加熱を行う事で衛生面でも心配いりません。
屋台ではホットプレートでたれをつけて温めしっかりと温まったところで販売します。
たれをつけて焼くことでにおいで集客も見込めて良いですよ。
注意点として、鶏肉にはしっかりと火を通すことが必要です。
高齢者施設の夏祭り食べ物屋台アイデア5選! その3:かき氷
夏祭りの屋台と言えばかき氷は定番ですよね。
子供から大人まで人気のある屋台です。
かき氷の屋台は火を使わず簡単に作れ、準備物品が少ないことでもおすすめです。
材料
- 氷
- シロップ
- 練乳
かき氷の機械は家庭用のものでもレンタルも可能です。
たくさん食べられない人のために小さめのカップで販売すれば喜ばれるでしょう。
高齢者施設の夏祭り食べ物屋台アイデア5選! その4:たまごカステラ
夏祭りでは、甘いデザート類も人気があります。
たまごカステラは一口サイズで、食べたい時につまめるため高齢者に喜ばれるでしょう。
また、タコ焼き機を使って作れば簡単にたくさんできるためおすすめです。
材料
- ホットケーキのもと
- たまご
- 牛乳か水
- 油
材料を混ぜてタコ焼き機で焼くだけです。
タコ焼き器は家庭用のものを使うか、レンタルもできます。
高齢者時は甘いものが好きな方も多く、喜ばれること間違いなしですよ。
高齢者施設の夏祭り食べ物屋台アイデア5選! その5:わらび餅
わらびもちは、冷たくてさっぱりと食べられることから夏にはおすすめのメニューです。
やわらかいため子供から高齢者まで食べやすく、口当たりもいいためおすすめです。
黄粉だけでなく黒蜜も準備しておけば好きな方を選べますよ。
事前に作っておけば、屋台では黄粉や黒蜜をかけて盛り付けだけなので簡単です。
材料
- 片栗粉
- 水
- 砂糖
- 黄粉
- 黒蜜
作り方は、材料を鍋に入れてトロトロになるまで煮ます。
煮たものを冷蔵庫に入れて冷やして、冷えたら一口大に切ります。
高齢者施設で安全・安心に食を提供するには?
高齢者施設での夏祭りの特徴は、やはり高齢者に食べやすいものかどうかも重要です。
一人ですべてできる方であればいいですか、介助が必要な方へは簡単に食べられるか、食べやすい入れ物であるかも考える必要があります。
販売するメニューは、通常より小さめや少なめにすることで食べやすく残す量も少なくなりますよ。
衛生面については、調理は当日にして加熱するものはしっかりと加熱を行いましょう。
また、食べ残しを高齢者の方はもったいないと思い持って帰る可能性もあります。
一緒に参加する家族や職員へ事前に説明して、当日食べきるようにしましょう。
食べきれないときは処分する方が良いでしょう。
火を使う屋台については、事前に消防所への届け出が必要です。
施設内の上司へ確認してしっかりと準備をしましょう。
また、安全に行うために火元そばには誰かいるようにして管理をしっかりする方が良いでしょう。
スムーズに運営するためには、早めに計画を出すことが必要です。
前回の屋台の内容や利用人数などわかる範囲で収集すれば大体の量が分かります。
また、前回の屋台を経験した方に聞くといいでしょう。
どんなところが大変だったかが分かれば対策が取れていいですよ。
まとめ
高齢者施設での夏祭りは、地元の方を呼んで盛大に行うと準備や計画が大変ですよね。
しかし、高齢者にとっては地域の方との交流やいつもと違う雰囲気にとても喜ばれること間違いなしです。
準備する職員にとっては大変なことばかりでしょう。
高齢者に喜ばれる屋台を紹介しました。
- ちらし寿司
- やきとり
- かき氷
- たまごカステラ
- わらび餅
事前に準備を行い、当日は高齢者と一緒に楽しみましょうね。
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