興味のある方は是非作ってみてください。
絵心がない!と心配無用。ポスターを上手に書くコツは?
ポスターを中学生らしく上手に書くコツは?
中学に上がると、美術の時間にやっとデッサンの指導が始まります。
漫画を描いているお子さん以外は、たいてい似たようなレベルですのでうまい下手を気にしすぎない方がいいですよ。
絵を描くコツは、「どこに何を描くか」を決めることです。
人物であれば、「顔の輪郭を描いて、ここに目、鼻、口、耳」と決めてから取り掛かると、無難に仕上がります。
風景画も同じで、「ここに山、野原、空、手前に植物をアップで描く」というような設計図を、画用紙に簡単に描きましょう。
ガイドさえあれば、それらしくかけてしまいます。
どうすればうまく書けるの?
さて、こうしたデッサンをしている暇がない、興味がない方もいるはずです。
そうしたら、この記事で紹介した技法を使い、抽象絵画を描いてみましょう。
実はかなり難しいジャンルなので、なんとなく描いた絵が素晴らしく見えると評価されることがあります。
小学生で習った絵の描き方を組み合わるだけで十分。
自分ができる範囲で作品を仕上げてしまいましょう。
夏休みに絵画を楽しもう!中学生におすすめの画家と美術館は?
中学生におすすめの画家を絞るのはなかなか難しいところです。
「ゲルニカ」に代表されるようなピカソの絵は、理解も受容も難しいですよね。
個人的には印象派の作品をおすすめします。
荒くも力強い、渦巻くような炎を思わせるタッチに惹かれる人も多いでしょう。
モネやゴッホは受け入れやすく、アクリルガッシュで模写に挑戦するのも面白いでしょう。
夏休みに訪れたい中学生におすすめ!3つの常設展
関東にお住まいで、東京に行く機会がある時には都内の美術館の常設展を候補に入れてください。
期間に限りがある特別展と異なり、常設展はいつでも作品を見に行ける点が魅力。
お気に入りの一枚に会いに行きましょう。
国立西洋美術館
まずおすすめするのが国立西洋美術館です。
ロダンやクラーナハの作品を始めとし、美しいアクセサリーのコレクションがあります。
教科書で見るような名画を、入館料500円(大学生250円)でみられるのは本当に素晴らしいことです。
しかも、特別展とは違って常設展に熱心に通い詰める人はあまりいないので、すいていることも魅力。
離れて、もしくは少し近寄ってみてみましょう。
意外な発見がありますよ。
ぜひ立ち寄ってみてください。
東京国立博物館
つづいて、東京国立博物館をご紹介しましょう。
ここには美術に関するもの、古代の埴輪から、平安時代の巻物に彫刻とさまざまな作品が集められています。
着物や刀の鞘、箱などに施された素晴らしい意匠を、ぜひじっくり目に焼き付けてください。
ゴッホが浮世絵に影響を受けたのは有名ですが、世界を驚嘆させるほどのセンスがあったことを教えてくれます。
江戸東京博物館
最後に、江戸東京博物館を紹介しましょう。
文化学習にもなりますが、芸術はたいていその土地の事情とリンクしてきます。
元は湿地で、冬季の風も強く、江戸で火事が多かったことは有名でしょう。
歌舞伎や出版物への規制も多々ありましたが、面白い作品を残そうと人々は困難にも負けず、努力し続けていたのです。
私たちが当たり前のように見ている家紋、着物の柄も、先人が考えて作り上げたものです。
日本人としてのルーツを探りに行くのも、また面白いですね。
最後に
- 画用紙の上に型紙を置いてスパッタリングをすると、幻想的な絵が仕上がる。色はパステルカラーを使うと良い。
- 野菜スタンプで抽象画や風景画を描く。廃材でも面白い模様が出るので、自由気ままにやってみるとよい。
- ビー玉に絵の具をつけて転がすだけで、ビー玉アートの出来上がり。一色ずつ作業すると、色が混ざらずきれいに仕上がる。
- 1~3の作品に、コラージュをして作品を作る。いろんな技法や画材をミックスすると、素晴らしい作品が仕上がる。
- クレヨンで作るスクラッチアート。黒いアクリル絵の具を使えば、手の汚れもひどくなくなるのでおすすめ。
- 絵をうまく描くコツは、「どこに何を描くのか、大雑把に決めること」漫画家もあたり線を描いてからペン入れをしている。うまく描けないときは、絵画技法を活用して、抽象絵画に仕上げよう。
- 国立西洋美術館、東京国立博物館、東京江戸博物館の常設展がおすすめ。絵画だけでなく、装飾品、着物など素晴らしいデザインにふれることができる。
いかがでしたか。
美術やデザインは、これまでも、これからも私たちの生活に欠かせないものです。
夏休みの課題だけでなく、絵を描く、美術館に足を運ぶなどして、芸術に触れる機会を増やしてみてください。
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