皆さんの家では、お子様がスマホを使うにあたってのルールはありますでしょうか?
もし、ルールなんて無いというご家庭がありましたら、ぜひ一度、お子様と話し合ってルールを決めてください。
そしてそれを必ず守らせてください。
守れなかったら、スマホを取り上げるなどのペナルティも作っておいてください。
スマホは便利なツールであると同時に、大きなリスクもはらんでいます。
SNSやインターネットを通じて、危険で不必要な情報に接したり、子供たちを狙う犯罪者とつながってしまったりすることもあります。
また、使いすぎれば、思考力や記憶力、睡眠の質の低下などのリスクもあります。
それまで家庭という小さな世界で過ごしてきた子供たちが、これらのリスクの恐ろしさを十分に理解するのは困難です。
いつの間にか、便利なツールが、恐ろしいものにならないためにも、大事なお子様を守るためにも、必ず、スマホのルールは決めてください。
それがスマホを持たせる親の責任だと私は思います。
夏休みだからといって、スマホを使う時間を自由にしないでください。
もし子供から要望があったときは、そのときは話し合ってください。
中学生の時期は、心身が大きく成長する時期であり、自我が大きく育つ時期です。
親の都合で、あれもだめ、これもだめと言うだけでは通用しません。
子供の意見も尊重することも大事なことです。
親が気をつけたい夏休みの子供のスマホ事情
普段から、子供のスマホの使い方には注意しなければなりませんが、夏休みは大人の目が離れる時間も多いので、一層気を付けなければなりません。
休み前に、以下のルールについて再度子供と話し合うといいでしょう。
- 使用する時間のルール
- 使用する場所のルール
- お金についてのルール
- 利用マナーやモラルのルール
- 犯罪などに巻き込まれないためのルール
たとえば、
- ゲームとネットを合わせて、使っていいのは2時間までにする。
- 家の中ではリビングで使い、外に持っていくときは親の許可を得る。
- ゲームへの課金はしない。
- 友達や家族など人と話しているときはスマホをいじらない。
- メールやSNSは、顔の知らない人とはやり取りしない。
など、いつものルールに、夏休み用としてルールを変更・追加してもいいかと思います。
また、場合によっては、時間制限アプリなどを入れて親が管理するようにしましょう。
ただ、このルールに関しても、親が勝手に決めるようなことはしないほうがいいです。
必ず子供と話し合って、お互いが納得して決めるほうが、子供も守るようになります。
また、口約束だけでもいけません。
「自分で決めたルール」という意識づけが大事なので、お子様自身にルール表を書かせてもいいと思いますし、ルール表をリビングなどの見えるところに貼っておくのもいいですね。
そして、このルールを守らなかったときのペナルティも必ず作ってください。
ペナルティがなければ、子供は約束なんて守りませんよ。
まとめ
子供にとっては楽しい夏休みも、親としては毎日の朝・昼・夕ご飯のことだけでも頭を悩ませるのに、この上、スマホという、これまた面倒な問題も追加され、頭を悩ます方も多いかと思います。
夏休みを親子安心して過ごせるようにするためにも、
休み前には、再度、スマホのルールについて親子で話し合ってみましょう。
その際、
- 使用する時間のルール
- 使用する場所のルール
- お金についてのルール
- 利用マナーやモラルのルール
- 犯罪などに巻き込まれないためのルール
を見直すといいでしょう。
そして、約束をやぶったらスマホを取り上げるなどのペナルティもきちんと決めてくださいね。
ちなみにうちの場合は、共働きのため、日中の子供の管理はできないので、スマホについては子供と話し合いをして、長期休みのときは、普段とは違う時間制限に変更したりして調整しています。
もちろんペナルティもあり、初めてルールを破ったら1週間使用禁止、2回目破ったら2週間使用禁止・・・というふうにし、5回目破ったらスマホを解約することになっているので、子供も必死に守っていますよ。
夏休みは、大人も子供もついついだらだらしがちですが、油断していると、子供がスマホ依存に陥ってしまう時期でもありますので、親子でしっかり話し合ってルールを作り、お互いが楽しい夏休みを過ごせるように心がけましょう。
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