中学生の皆さんが短歌と聞いてまず思い浮かべるのは、古今和歌集や万葉集でしょう。
これらの短歌は昔の言葉で詠われているので、苦手意識を持っている人が多いのではないでしょうか。
でも、実はそんなに難しいものではないんです。
短歌は人々が暮らしの中で感じたことを表現している詩です。
とても短い日記のようなものなんです。
ここでは短歌がどういうものかをわかりやすく説明していきます。
短歌がどんなもので、どんな意味を持っているかを知れば、スラスラと理解できるようになり、自分でも短歌が書けるようになりますよ!
それでは早速、短歌について紹介していきます。
- 夏休みの短歌中学生向け書き方!短歌のルールおさらい!
- 夏休みの短歌中学生向けのおすすめテーマは?
- おすすめテーマ「部活」
- おすすめテーマ「恋」
- おすすめテーマ「夏祭り」
- 短歌が詠めない大ピンチ!参考になるサイトを紹介!
夏休みの短歌中学生向け書き方!短歌のルールおさらい!
短歌ってなんで存在するの?
短歌の起源は万葉集と言われています。
万葉集は「令和」という西暦のモデルとなった古代文学書ですね。
この万葉集は全20巻のシリーズで、4,500以上の詩が載っています。
まるでコミック本のようで親近感が湧いてきますね。
短歌は、その時代の人々の暮らしや情景を詩にして伝えよう!とリズミカルな詩にしたものなのです。
参考サイト instagram:梅花の歌 – 書き下ろし文
短歌ってどんな形?
短歌には決まった形があります。
五・七・五・七・七の31音で表現される定型詩です。
似たものでは、五・七・五の17音でできている俳句がありますね。
短歌は俳句よりも少し長くなっています。
短歌を書くときのルールは?
短歌を書くときのルールは、五・七・五・七・七の31音を守ること。
それだけです 笑
俳句には「季語」という季節を表す言葉を使用しなければいけないルールがありますが、短歌には季語のルールがありません。
ということは、俳句よりももっと自由な表現ができますね。
短歌が難しく感じるのは、私たちが普段使用しない昔の言葉で書かれているから、理解しにくいだけで、その言葉さえ理解できるようになれば、楽しい詩なんですよ。
夏休みの短歌中学生向けのおすすめテーマは?
中学生向けオススメのテーマ
中学生のみなさんが、楽しく、より簡単に短歌を楽しむためには、中学生にふさわしいテーマ選びがとても重要です。
テーマと言っても、短歌は季語がなくてもOKなので、思ったことを五・七・五・七・七の31音にきれいに埋め込んであげれば良いのです。
短歌を詠うことが初めてのみなさんもいると思います。
そんな場合でも、スラスラと書けるように、ここにいくつかオススメの夏のテーマを紹介していきます。
みなさんの身近なもので、最初の5音にも使えるものを並べてみます。
ぜひみなさんの想像を膨らませて、きれいな言葉を選びながら短歌を詠ってみてください。
- セミの声
- 夏季講習
- 部活動
- 梅雨の空
- 夏祭り
- 夏休み
- 夏の海
- サングラス
- ダイビング
- 金魚売り
- アゲハ蝶
- バラの花
- 川遊び
- 魚釣り
- 水ふうせん
学生向け短歌の例
夏休みの短歌中学生向けテーマといえば部活!
中学生の皆さんは、夏休みも部活動に明け暮れる人もたくさんいるかもしれません。
特に運動系の部活動は夏合宿があったりして、厳しくもチームメイトとの楽しい思い出ができる時期だと思います。
部活動の大変だったこと、辛かったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを短歌にしてみると、スラスラと手が進むでしょう。
まずは、自分の気持ちを箇条書きにしてみましょう!
その後、当てはまる5音と7音を探して、パズルのように組んでいきます。
箇条書きの例
- 毎日野球の練習をした。
- ケガをしてベンチになった。
- みんなが楽しそうになっているのをみて悔しかった。
上の箇条書きを5音と7音にしてみる
- 5音 – 練習中、痛かった、悔しいな、ケガをして、楽しそう、夏合宿
- 7音 – 転んで怪我して、ベンチと仲良し、野球の練習、痛い思い出
上の5音と7音を並び替えて、短歌にしてみる
どうですか?
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