熱中症に関する保育園からのおたよりの書き方例文!熱中症対策は?

到着を待っている間に身体を冷やし続けてあげることが大切です。

意識障害が無い場合には、涼しい場所で横に寝かせ、身体を冷やしたうえで少しずつ水分を飲ませましょう。

早めの対処が必要な症状

  • 顔がほてる、めまい、立ちくらみ 、意識障害はみられない → 熱失神・熱けいれんの疑い (軽度)
  • 体に力が入らない、吐き気、頭痛、意識障害は見られない → 熱疲労の疑い (中度)
  • 意識障害、けいれん、過呼吸、立てない、体温が39℃以上 → 熱射病の疑い (重度)

応急処置

  1. 日陰やクーラーが効いている車など涼しい場所に移動する
  2. 衣服をゆるめ、横に寝かせる。この時、10cmほど足を高くすると血行が良くなり症状が改善しやすくなります。
  3. 保冷剤や氷などで、首すじ・わきの下・太ももの付け根などを冷やす
  4. 経口補水液などの塩分を含んだ飲料を少しずつ飲ませる。但し、吐き気・意識障害がある場合は、無理に飲ませず直ちに医療機関を受診してください

保育園の熱中症対策 おすすめ3選! その1:こまめな水分補給と休憩

水分

体温の上昇により熱中症にかかりやすくなってしまうので、こまめな水分補給と休憩を取らせることがとても大切です。

薄めたスポーツドリンクや冷たい水を用意して渡してあげれば、休憩を兼ねて水分補給をしてくれます。

外出時は水筒を持たせ、日陰で休憩をとるのがおすすめです。

プールで遊ぶことも多くなると思いますが、身体が濡れていると「汗をかいているか」「のどが渇いているか」が認識しづらくなりますので、こまめに声をかけてあげましょう。

「のどが渇いた」と思った時には、すでに脱水が始まってしまっています。

「のどが渇いていない」と言われることもあると思いますが、少しでもいいので飲ませることが大切です。

こまめに声をかけてあげることで、自分で水分補給する大切さを学習するきっかけにもなります。

保育園の熱中症対策 おすすめ3選! その2:室温・湿度のチェック

温度計

クーラーが効いている部屋の中でも、熱中症にかかってしまうことがあります。

特に気温が上がる13時~15時は注意が必要です。

温・湿度をこまめにチェックし、エアコンや扇風機で調節しましょう。

遮光カーテンを利用するのもおすすめです。

また、室内でも涼しい服装で過ごしてもらうことも大切です。

通気性があり、汗をよく吸う素材がおすすめです。

色は、黒より白を選ぶと熱を吸収しにくくなります。

保育園の熱中症対策 おすすめ3選! その3:暑さに強い身体づくり

山道を歩く子供

普段からウォーキングなどの軽い運動をして、汗をかく習慣をつけておくと体温調節がしやすくなるので、夏の暑さに強くなります。

5月・6月など暑くなる前に運動をしておくのがおすすめです。

さいごに

カメラで遊ぶこども

熱中症に関する保育園からのおたよりの書き方、おたよりを出すのにベストな時期、熱中症についての知識、予防策についてお伝えしてまいりましたが、いかがでしたか?

今回の記事のポイントは、

 

  1. 保育園からおたよりを出すときは、どのようなことに気を付けて欲しいかを簡潔に記載するのがおすすめ
  2. おたよりを出すのは、6月ごろがおすすめ
  3. 熱中症は、「気温や湿度の変化に対応できない」「身体の熱をうまく放出できない」ことにより発症してしまうもの。
  4. 熱中症の予防策として、「こまめな水分補給と休憩」「室温・湿度のチェック」「暑さに強い身体づくり」

熱中症は放っておくと命にかかわってしまいます。

猛暑になる年も多いので、熱中症対策をしっかりと行うことが大切です。

また、自分の体調の変化を訴えられないこどもの変化に気づけるよう、正しい知識を持っておきましょう。

そして、ちょっとした変化でも休ませてあげるなど、症状を悪化させないことも大切です。

正しい知識と対策を施し、暑い日々を乗り切ってください。

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