多くの地域ではお盆の時期にご先祖様をお迎えして供養するという習慣がありますよね。
出来るだけ帰省しようと心がけていても、仕事の都合や家族の予定、旅行、実家・義実家が遠方で帰れない、など様々な理由で帰省できない場合もあります。
しかしお盆の挨拶ができないとなると、「本当に何もしなくていいの?」と気になってしまいませんか?
そんな時には、お供え物だけでも送っておくのはいかがでしょうか。
とはいえ、「お供え物って何を送ればいいの?」、「いつまでに送るのがいいの?」、「のしはどうすればいいの?」など悩みは尽きません。
そこで今回は、「お盆に帰省しない時のお供え物おすすめ3選&フォロー方法」をご紹介します!
地域によって様々な風習があるので多少の違いはありますが、一般的なマナーとして覚えておくといざという時に安心ですね。
お盆に帰省をしない時のお供えは何を送る?おすすめ3選! その1:個包装のお菓子
お供え物として、一番選ばれているのはお菓子なのではないでしょうか。
日持ちのする個包装のお菓子だと、つまみやすく分けやすいのでとても便利!
両親が好きなお菓子でもいいですが、自分が住んでいる地域の銘菓もおすすめです。
お盆の時期は地元の銘菓や甘いお菓子をお供えする方が多いと思うので、普段食べる機会がない地域のお菓子や、おせんべいなどの甘くないお菓子も人気です。
羊羹やゼリーといった冷たく季節感のあるお菓子も喜ばれそうですね。
- 和菓子9種詰め合わせ 2,398円(税込)
- あられ詰め合わせ『花あわせ』(30袋入り) 3,240円(税込)
お盆に帰省をしない時のお供えは何を送る?おすすめ3選! その2:コーヒーやジュース
コーヒーやジュースといった飲み物もお供え物として人気です。
もちろん日持ちもしますし、暑いお盆の時期にはピッタリのお供え物です!
缶ジュースやスティックコーヒーはお手軽に飲みやすく、送る側としても家族の好みに合わせて選びやすいですよね。
- ウェルチジュースギフト W30(-G1952-804-) 3,855円(税込)
- ブレンディギフトA(SD)軽 2,970円(税込)
お盆に帰省をしない時のお供えは何を送る?おすすめ3選! その3:お線香やロウソク
お菓子やジュースなどは鉄板なので喜ばれますが、被ってしまうことが多いのが悩みどころ。
そんな方におすすめなのが、お線香やロウソクです。
毎日お線香を使う家ではとても喜ばれるお供え物なのでおすすめ!
特に花ロウソクは、お花をお供えするのと同じ意味が込められています。
普段自宅用として買わないような贈答用のお線香やロウソクを送るのも心遣いが感じられて素敵ですね。
ですがご家庭の好みもあるので、あまり匂わないものや無臭のものにしておくことをおすすめします。
- 贈答用線香セット 微煙 美麗香 2,730円(税込)
- 進物用ローソク「あかりの花めぐり」12ヶ月セット 3,280円(税込)
お盆に帰省ができなくなった時にお供えはいつまでに送る?お盆過ぎは非常識?
お供え物を送る時期は?
お供え物が決まったら、次に考えるのは送る時期です。
お盆の期間中に送るよりは、何日か前に到着するようにしておいた方が良いでしょう。
お客様が集まっている時にお菓子やジュースをお出ししたり、余った分を親戚で分けて持ち帰ったりできるので、少し早めに手配しておくと安心ですね。
注意点としては、地域によってお盆の日程が違う場合がある点。
分からない場合は、旦那さんや実家・義実家に直接確認するのが一番確実ですね。
日程の確認のついでに、「お供え物を送らせていただきますね」と一言添えておくと印象もバッチリです!
お供え物に一筆添えるべき?
結論から言うと、お供え物をただ送るだけでなく一筆添えておくことをおすすめします。
品物を送るだけではどうしても不躾な印象になりがちです。
お盆に帰省できないことを詫び、ご遺族を労わる言葉を添えると喜ばれるでしょう。
のしは必要?
お供え物を送る際には、のしが必要です。
「親戚なんだし、おおげさなのでは?」と思われる人もいるかもしれませんが、のしは故人に対する敬意と遺族への労わりの気持ちを表しているものです。
マナー的にも、のしをかけて品物を送るのがベストです!
のしの水引は「結び切り」を使用しましょう。
水引の色は「黒白」、「黄白」とありますが、地域によって使用する色が異なるので注意が必要です。
失礼に当たらないように、必ず事前に確認しておいてくださいね。
外のしで表書きは「御供」として、世帯主の名前をフルネームを書いておくとバッチリです。
実家・義実家がお盆の帰省を楽しみにしていた場合のフォローはどうする?
実家や義実家がお盆の帰省を心待ちにしてくれていた場合、帰省できない旨を伝えるのはとても心苦しいですよね。
ここでは、そんなときのフォロー方法をご紹介します!
伝えるタイミングは?
帰省できないと判明した時点で伝えるのが良いでしょう。
帰省に伴う準備や予定を組んでくれているかもしれないので、後回しにしてしまうと印象も悪くなりがちです。
お供え物を送る準備も考えると、遅くても8月初めまでには必ず連絡しておきましょうね。
おすすめフォロー方法
お盆の時期には親戚が集まりやすく、孫と過ごすのを心待ちにしていた祖父母はとても多いと思います。
帰省できない時は、孫の様子が分かるような写真付きハガキを送ったり、メールやSNSで写真・動画を送ると喜ばれること間違いなしです!
帰省できない分、こまめに近況報告をしておくのも良いですね。
どのように伝えるか
ただ帰省できない旨を伝えるだけでなく、相手の体調を気遣う言葉や普段の感謝の気持ちを添えると心遣いが伝わり良い印象です。
どのように伝えるといいのか、例文をご紹介します。
季節の挨拶
- 毎日暑いですね。
- 寝苦しい夜が続いてますね。 など
体調への気遣い
- 体調崩されてないですか?
- 夏バテになっていませんか? など
近況報告
- こちらはみんな元気にしています。
- 最近子供が〇〇にハマっていて、毎日楽しそうにしています。 など
帰省できない理由
- 仕事が忙しく、お盆休みが取れなくて…
- 子供の習い事の予定が入ってしまって… など
相手を気遣う言葉
- 熱中症にならないように、こまめに水分補給してくださいね。
- 夏バテしないためにも、滋養のあるのを食べてくださいね。 など
きちんと説明すると、ほとんどの人が納得してくれます。
相手を気遣い、誠意を持って伝えましょう!
実は帰省したくない人は多い!?その理由とは?
あまり大きな声では言えませんが、「実は義実家に帰省したくないなー」と感じている方が多いのではないでしょうか。
株式会社チカクが男女865名を対象におこなった「帰省に関する調査」では、40.3%が帰省を面倒と感じており、52.0%の女性が「夫の実家に行きたくない」と感じているのだとか!
引用:株式会社チカク
帰省したくない理由は様々ですが、大まかに挙げられている本音をご紹介します。
距離が遠い
義実家が遠方の場合、移動で疲れるだけでなく帰省費も馬鹿にできません。
高額になると飛行機代だけで何十万もかかるケースもあります。
札幌に住んでる従姉妹、お盆の帰省費用が、大人2人と子供2人で16万(交通費のみ)だって、、、(-。-;
— もる (@conkurotoro) August 26, 2017
仕事が休めない
お盆休みは祝日とは違いカレンダー上では普通の平日と同じなので、特別休みを設けていない会社もあります。
また、周囲に遠慮して休みを取りづらいという場合もありますよね。
お盆当日は仕事で休めないからお盆前の今週末に帰省しようとしたら、お盆前は準備とか立て込んでいるらしく結局帰省は別の機会になった。お盆とか帰省って大変なんだな…。
— necogoto (@necogoto) August 11, 2012
気疲れする
休まらないし、何をするにも気を遣うという人も多いのではないでしょうか。
「せっかくのお盆休みなのにリラックスして過ごしたい!」と感じてしまう人には、帰省は息苦しいものです。
お盆帰省の話を聞いて思うのは、奥さんが家族で実家に帰ってもじっとしてないのは自分の母親の負担を減らす為。大抵、何もしない父親と、旦那。お子さんがいたら人数が増えて大変だから。義実家でも旦那は寛いで妻はゆっくりする暇もなく働くなんてそりゃ気も使うし疲れるし嫌だわね。泊まりなんて地獄
— 黒猫 (@atinyplotoflan2) August 23, 2019
みんなお盆で里帰り大変そうだー。うちは今年は諸事情によりこないだ終わってるんだけど、義実家への子連れ帰省って憂鬱だよね…そんなに関係悪くはないけどすんごい疲れる。
— Lulu (@Lu1uLi1y) August 13, 2019
まとめ
お盆に帰省しない場合のお供え物おすすめ3選とフォロー方法まとめ!
1.お供え物としておすすめ3選!
- お菓子
- ジュースやコーヒー
- お線香やロウソク
日持ちのするものや小分けしやすい物がおすすめです。
相手の好みに合わせてお供え物を選ぶと喜ばれること間違いなし!
2.お供え物には必ずのしをかけましょう。
品物を贈るだけでなく、一筆添えると心遣いが伝わりますね。
3.帰省できない場合は、可能な限り早く伝えましょう。
誠意をもってきちんと説明することが大切です。
4.実は52.0%の人が「帰省するのが面倒だ」と感じているとの調査結果が出ています。
帰省しない場合はストレスなくお盆休みを過ごせるように、きちんとマナーを守り義実家と良好な関係を築いておきましょうね。
いくら実家や義実家と仲が良くても、良好な関係を保つためには神経を使いますよね。
面倒だと感じるかもしれませんが、少しの心掛けで印象は大きく変わります。
マナーを守り、相手に敬意をもって接してみてくださいね。