小学生の夏休みの宿題として必ず課される課題、「自由研究」。
私も小学生のころはこの自由研究の題材を決めるのに苦労しました。
友達と同じような題材になっても嫌だし、あまりにも簡単すぎるのはみんなからなんて言われるか分からないし・・・。
私なんかは当時釣りが好きだったので、毎年「釣り日記」という題材で釣ったものを記録する釣り日記を自由研究としていました。(笑)
でもやっぱりもう少しかしこまった題材のほうがいい!という人に今回おすすめするのが、「SDGs」です。
「SDGsってなんだよ!」と思う人もいると思います。大丈夫です、私も最近知りました・・・。
でもこのSDGs,小学生の自由研究の題材としてはとてもぴったりなのです!
そこで今回はこの「SDGs」についての小学生らしいまとめ方を紹介していきたいと思います!
これで今年の自由研究はもうばっちりです!
SDGsとは?
みなさん、まずSDGsというものが何なのか分からないという人がほとんどだと思います。
まずはそのSDGsとは何なのかについて詳しく説明していきたいと思います。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、これは2015年9月に開かれた国連のサミットの中で世界各国のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
17項目の目標と169個の狙いから構成され、発展途上国だけでなく先進国も取り組む目標で、日本も積極的に取り組んでいます。
その17の目標とは、
- 貧困をなくそう
- 飢餓を0に
- 全ての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働き買いも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
など、様々な項目があります。
様々な項目があります。
この17の目標を2016年~2030年の15年間で、世界で達成しようというものです。
SDGsは自由研究テーマにおすすめ!
SDGsは自由研究のテーマとしてはぴったりなんです。
その理由として2016年から取り組みが始まったSDGsですが、まだまだ世間への認知度としては低いです。
しかし企業の間では今、SDGsを取り入れた企画やビジネスモデルがどんどん考えられています。
そのため、これからはSDGsを根底に考えたビジネスが中心となってくるのです。
その際に今のうちからSDGsのことやその仕組みについて知っているのと、就職するギリギリになって勉強するのと、どっちがいいのかは目に見えています。
ですので、小学生のこの時期からSDGsについて、その存在だけでも知っておくことが自分の将来のためにもなります!
SDGsを小学生らしくまとめよう!
それでは、SDGsについてどのようにまとめたらよいのか見てみましょう。
大きな模造紙にまとめる
人に見てもらうことを意識した時に、一番見やすいのは1枚の大きな模造紙に色ペンなどでまとめる方法が良いと思います。
まとめるときの構成は、まず最初にSDGsとは何なのかを詳しく説明しましょう。
同学年の小学生たちはSDGsを知っている人がまずほとんどいないと思います。
なのでその説明を、スペースを取ってしまってもいいのでわかりやすく詳しく説明してあげましょう。
そのあとに17個のうち数個の項目を説明して、具体的にどんなものがあるのかを例として紹介しましょう。
具体的に想像しやすいように画像などを貼ってみてもいいかもしれませんね!
最後にどうしてSDGsが大事なのかも話して、みんなに興味を持ってもらえるようにしましょう。
必要なものは模造紙と色ペンです。
どちらもホームセンターや100均などで買うことができるので準備が手軽にできます!
ノートにまとめる
一人ひとりに見てもらう時に見やすいのがノートにまとめるという方法です。
この場合、見てくれる1人は自分のペースで読み進められるし、自分の気になるところだけを読んでくれるので、模造紙の時より詳しくSDGsのことを紹介できると思います。
ですので、SDGsの紹介を詳しくした後、ノートなら17項目の目標をひとつずつ説明してもいいかもしれません!
必要なものはノートとペンだけですので、簡単に文房具屋で用意できます。
SDGsの自由研究に役立つ参考書やサイトとは?
SDGsの自由研究に役立つ参考書
自分ごとからはじめよう SDGs探究ワークブック ~旅して学ぶ、サスティナブルな考え方~
こちらはSDGsを実践的に学ぶワークブックテキストです。
世界各国の中から12か国を取り上げ、それぞれの国をめぐる「旅」をしながらSDGsの考え方や本質を学び、自分ごととしてとらえていくという構成です。
(引用:amazon)
こちらの本は12ヵ国のそれぞれの国を旅しながらSDGsについて学ぶという設定のワークブックになっています。
それぞれの国でのSDGsについての取り組みなどを楽し知ることができるので、小学生にもオススメです!
2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
SDGs、GAFAM、中国、サードウェーブの世界を俯瞰しわかりやすく解説。小・中学生から大人まで、それぞれの2030年に向けてのビジョンを作るために必要なデジタル地政学の考え方とは。地図で「世界」の行方が見えてくる!
(引用:amazon)
こちらは現在5刷9万部突破のベストセラー本です。
2030年の世界が一体どうなっているのか。
小学生から大人まで分かりやすく説明してあるのでぜひ自由研究の参考にしてみてください!
マンガでわかるSDGs
本書は静岡県にある株式会社大井川茶園での実例をもとに、マンガを通じてSDGsの概念や、特に中小企業における取り組み方についてわかりやすく解説していきます。
(引用:amazon)
こちらはマンガでSDGsを分かりやすく説明している参考書です。
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