静岡で蛍が見られる場所5選!生態・時期や鑑賞の注意点は?

南沢ホタルのせせらぎ公園 | 静岡県富士宮市
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南沢ホタルのせせらぎ公園では、5月の下旬から7月中旬ごろまで、20,000匹から30,000匹の蛍を観賞することができます。

ここでは5月末頃からゲンジボタルを1か月程度、6月中旬頃からヘイケホタルを1か月程度見られます。

同時に見られる事もあり、通称「源平合戦」と言われています。

蛍の生態は?ゲンジホタルとヘイケホタルの違いは?

蛍

蛍は卵から成虫になるまでに約1年かかります。

生涯の大部分は水中で生活し、成虫になってからの寿命は約2週間と短命です。

蛍の一生

(産卵:6月)

蛍のメスは成虫になってからすぐに卵を産めます。

水面より50cmくらいのコケなどに1匹から約500~1000個の卵を産卵します。

(ふ化:7月)

約1か月でふ化し、ふ化したらすぐに水中に入ります。

(幼虫:8月~翌年4月)

ふ化した幼虫は翌年の4月、約9か月間を水中で生活します。

餌はカワニナという巻貝だけを食べます。

(さなぎ:5月)

平均水温が13度以上になった雨上がりの湿った土に上がり、土嚢を作りさなぎになります。

(成虫:6月)

オスが先に羽化し、メスは1週間程遅れて羽化します。

やがて交尾をして5月下旬から7月に水辺のコケや草に玉子を産み付けます。

1匹の寿命は約2週間です。

 

蛍が住んでいる場所には自然の条件があります。

  • 水が綺麗
  • 水流が穏やか
  • 温度が適度(寒すぎず、暑すぎない)
  • 餌、カワニナ、落ち葉など自然が豊かであること

水の中の生活は蛍にとって生まれる場所、育つ場所になります。

汚水が川に流れてしまうと住めなくなってしまいます。

水温も冷たすぎたり熱かったりすると蛍のエサとなる虫が死んでしまうので最適な温度でないと住めません。

蛍の主なエサとなるのがカワニナですが、カワニナは落ち葉を主にエサにして育ちます。

なので、木が沢山あって、落ち葉が豊富な所だと蛍のエサが育ちます。

蛍はとてもデリケートな昆虫なので、1つでも条件が欠けてしまうとその場所では生息することができません。

ゲンジボタルとヘイケホタルの違い

ゲンジボタル

ゲンジボタルは本州、四国、九州の河川に分布しています。

ゲンジボタルの大きさは雄15㎜、雌20㎜と雌の方が若干大き目で、日本で見られる代表的な蛍です。

体の色は黒色で前胸部の左右がピンク色になっていて、中央に十字架の形の黒い模様があります。

飛び方は曲線的で、発光は1分間に25~30回程点滅します。

一度の産卵数は500~1000個

渓流の暖かい場所でカワニナを捕食しながら成長します。

成虫になってからは水分のみを摂取して、栄養は幼虫の時に摂取したもので補います。

ヘイケホタル

ヘイケホタルは、日本全域、中国東北部の水田や池、湿原などに分布しています。

大きさはゲンジボタルよりも小さく、10㎜前後です。

雌の方がやや大き目で背中には縦一線の模様があります。

飛び方は直線的で発光は1分間に30~40回程点滅します。

産卵数はゲンジボタルよりも少ない50個~100個

エサはタニシやモノアラガイで、汚染に対して、ゲンジボタルよりも耐性があります。

蛍はなぜ光る?

蛍には腹部先端の部分に発光器があるのが多く「ルシフェリン」という発光物質と、発光するのを助ける「ルシフェラーゼ」と呼ばれる酵素があります。

この2つの酵素とエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が結びつくことで「ルシフェリンAMP」という物質になります。

この物質が酸素と体の中の酸素が反応して光を出します。

ルシフェラーゼは蛍によって違いがあります。

そのため、黄緑、黄色、オレンジと蛍の光の色は様々です。

蛍観賞におすすめの時期は?時間帯は?

蛍

ホタルの鑑賞時期は?

  • ゲンジボタルの観賞時期:5~7月
  • ヘイケホタルの観賞時期:6~8月

一般的に初夏や湿度の高い梅雨の時期に蛍の成虫は飛び交うといわれていますが、南に行くほど時期が早いです。

蛍が飛ぶ時期は地域や場所で違い、暖かい年には早く飛び交う傾向があります。

蛍は一晩に3回飛び回ると言われています。

  • 1回目:19時~21時
  • 2回目:23時前後
  • 3回目:2時前後

この中でもピークの時間帯はは20時~21時頃です。

蛍観賞の注意点は?

ホタル観賞の注意点

ライトをつけない

蛍は強い光を嫌うので、懐中電灯や携帯電話のライトやカメラのフラッシュなどは控えましょう。

大きな声、物音NG

大きな声を出すと蛍が逃げてしまうのはもちろん、近隣住民の方にも迷惑になります。

生息エリアは汚さない

川が汚れると蛍が住めなくなってしまいます。

ごみは必ず持ち帰りましょう。

草むらには入らない

蛍を踏んでしまうかもしれませんし、へびなどがいる可能性もあるので気を付けましょう。

蛍を捕まえない

蛍の寿命はとても短命なので、捕まえて持って帰るのはやめましょう。

まとめ

ホタル

  • 自分が興味ある蛍の観賞地を探しましょう。
  • 蛍が見られる時期は5月下旬~7月頃。
  • 注意点やマナーはしっかり守りましょう。

蛍は綺麗な場所でしか生息しません。

せっかく初夏を味わえる大事な生き物です。

これからも初夏を味わうために、最低限の注意やマナーを守り、環境保全に協力し合いながら楽しい夏を過ごしましょうね!

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