例えば、
- 毎食ご飯を作っても、残させれるとイライラするし疲れる。たまには外食・お惣菜に頼りたい。
- 部屋が散らかっていてイライラするから、こまめに片付けてほしい。
- たまには一人でゆっくり湯舟に浸かりたい。
など、はっきりと伝えてみてください。
話を聞いてほしいだけの時は、「アドバイスがほしいのではなく話を聞いてほしいだけ」と伝えてみるのもいいですね。
②冷静に伝える
イライラしていると、ついキツイ口調で言ってしまいがちですよね。
それが引き金となり、余計な喧嘩をしてイライラが増すなんてこともあるので注意です。
育児ノイローゼにかかってしまったらどうなってしまう?
育児ノイローゼとは、育児におけるプレッシャー、ストレスのせいで精神的に不安定になってしまう状態のことをいいます。
誰しも育児ノイローゼにかかる可能性があるので、「自分は絶対に大丈夫!」と過信せずに注意しておいてくださいね。
育児ノイローゼの代表的な症状
①すぐイライラしてしまう
育児ノイローゼになると神経がとても過敏になり、本当に些細な事でもイライラしてしまいます。
②無気力状態、脱力状態、好きなことに興味がなくなる
洗濯物やシンクを片付ける気力がわかない、掃除したりご飯を作る気にならない、自分が好きだったものに興味がわかない、などの症状がでたら要注意!
③子どもが可愛いと思えない
色々なことに怒りつつも可愛いと思っていた我が子が段々と可愛くなくなるのも育児ノイローゼの症状の一つです。
④家から出たくなくなる、人と会いたくなくなる
無気力状態から家に引きこもりがちになったり、人と話したくないといった社交性がなくなるのも育児ノイローゼの代表的な症状です。
⑤眠れない
疲れているのに眠れない、時間があるのに眠れないといった症状にも注意が必要です。
子どもへの影響は?
育児ノイローゼによりイライラしてしまって子どもを怒鳴りつけてしまったり、無気力状態から上手く子どもを関わるのが難しくなってしまった場合、ママが心配なのは子どもにあたえる影響ですよね。
育児ノイローゼの症状により、長期的に子どもを怒鳴りつけたりしてしまうと、やはり影響はでてきます。
- 恐怖で委縮してしまい、人目ばかりを気にしてまう。
- 怒られることを避けるため、自分から積極的に行動しなくなる。
- 人の顔色ばかりをうかがうようになる。
など、子どもを精神的に追い詰めてしまうことになりかねません。
子どもはママの不安を感じ取りやすいので、こまめにイライラを吐き出したり悩みを相談することで対処していきたいですね。
しかし自己嫌悪から自分を責めてしまうと、悪循環です。
「いいママにならなくてはいけない」、「イライラを抑えて笑顔で過ごさなくてはいけない」と自分を追い詰めるのではなく、適度に息抜きをしながらリフレッシュすることを大切にしてくださいね。
育児ノイローゼかな?と思ったら病院のどこにいく?
もしかして、育児ノイローゼかも…?と自分で感じたり、人から指摘された時は、決して一人で抱え込まずに医療機関の力を頼ることが大切です。
ここでは、育児に悩んで疲れてしまった時の相談窓口をご紹介します。
医療機関を受診する。
精神科・心療内科がある医療機関やメンタルクリニックなどを受診してみてください。
自治体を頼る。
お住まいの自治体ことに子育て相談などの相談窓口を設けている場合があります。
市役所や保健所に窓口が設置されている場合が多いので、自治体のホームページを確認してみてくださいね。
病院を受診するのはちょっと…と抵抗感を感じてしまう場合は、電話相談やオンライン相談という手もあります。
電話相談
自宅にいながら悩みを相談できるので、おすすめです。
日本保育協会 育児相談電話
無料電話相談です。
保健師や元保育園長といった専門の先生方が妊婦・乳幼児の子育ての悩み相談に答えてくれます。
- 電話番号 03-3222-2120
- 受付時間 月~金曜日(10時~12時、13時~16時)
エンゼル110番
妊娠中から小学校入学前までの子どもを持つ親、祖父母を対象に、森乳コミュニケーション株式会社が運営する無料電話相談です。
電話番号
- 0800-5555-110(フリーダイヤル)
- 046-259-8951(通話料がかかります)
- 受付時間 月~土曜日(10時~14時)
オンライン相談
オンラインで相談できるので、医療機関受診や電話相談に抵抗があるママは利用してみてください。
うつ病サプリ(無料相談窓口紹介)
Just Answer(オンライン相談)
なにより大切なのは、イライラした気持ちや悩みを一人で抱え込まないことです。
自分にあった相談方法を見つけてくださいね。
最後に
「夏休みに育児ノイローゼ寸前!ママがパパにわかってほしいストレス内容5選!」まとめ!
- 日常のペースが崩されてストレス!
- 毎日の食事作りがストレス!
- 散らかった部屋がストレス!
- 自分の時間がなくてストレス!
- 宿題をしてくれなくてストレス!
- 夏休みのストレスをパパに伝える時は、冷静かつ具体的に伝えるようにしましょう。「言わなくても分かってよ!」といのは残念ながら難しく、余計にストレスを感じてしまうこともあります。
- 些細なことでイライラしてしまう、何もやる気が起きない…といった症状が出だすと育児ノイローゼの可能性があるので要注意!子どもにも悪影響がでることもあるので、育児ノイローゼにならないようにこまめにリフレッシュしてくださいね。
- 育児ノイローゼかも?と感じた時は、早めに医療機関を受診するか、誰かに悩みを相談してみましょう。医療機関に抵抗があるママは、電話相談やオンライン相談という手段もあるので、まず利用してみてください。
育児ノイローゼは、誰しもがなりうる可能性があります。
規則正しく笑顔で夏休みを過ごすことは理想的ではありますが、それにより自分を責めて辛い思いをしてしまうなら、手抜き・息抜きしながら夏休みを過ごす方がよっぽど健康的で楽しく過ごせるはずです。
ママにだって、のんびりと過ごす夏休みが必要です!
肩の力を抜いて、ゆったりとした気持ちで夏休みを過ごしてみてくださいね。
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