短歌鑑賞文例と書き方のコツは?書き出しパターン紹介!

夕暮れ時、なんだかあなたが外で待っているような気がして、外に出てみる。

夕暮れの陽に照らされている野花がとても美しく見惚れています。

<感想>

女性の恋の思いを綴った詩。

ふとした瞬間に好きな人を思い出し、外の風に当たりたくなるのは、どの時代も同じ人の感情なのだなと感じます。

好きな人を思う時は、心が新鮮で優しい気持ちになれます。

そんな気持ちになった時や、感情が豊かになって、陽の光もいつもと違って見えるものです。

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

紀貴之

<説明>

人の心というものは、環境によって考え方も、感じ方も変わってゆく。

そんな中でも、生まれ育った土地の梅の花は、昔と変わらないままの姿で、良い芳香を漂わせている。

<感想>

人の心は変化に富むけれど、幼い頃の懐かしい思い出や情景は、私たちの心を洗い、落ち着かせてくれるものだと感じます。同じ場所で、静かにたたずむ梅を見て、変化しないものの美しさを心で感じたのでしょう。

 

参考サイト アマゾン

鑑賞文を書くコツやルールは?

かえる

ここに鑑賞文を書くコツを、上で紹介した斎藤茂吉さんの蛙の短歌を元に、皆さんに紹介していきますよ。

鑑賞文を書くコツ

題材: 冬眠より 醒めし蛙が 残雪の うへにのぼりて 体を平ぶ
  • 鑑賞文を書くコツは、一字一字をしっかりと読み解き、短歌の情景をしっかりと把握すること。
    その時の雰囲気や情景を、パッと場面を想像できるように説明します。
例:「まだまだ雪が残っているが、春の訪れを感じるままに、長かった冬眠から目を覚ました蛙。春の暖かな日光を全身で浴びようと、体を広げて日向ぼっこをしている様子。」

 

  • 情景の説明ができたら、短歌を詠った歌人が、どんな気持ちで書いたのかを説明します。
例:「蛙の姿を見て、春の訪れを待っていた斎藤茂吉さんは、蛙と同じような気持ちになったのでしょう。」

 

  • 最後に、情景と気持ちを読んで、自分がなにを想像したか、どんなところに感動したかをまとめて書きます。
例:「人も自然も生き物も、みんな春の訪れを待って、暖かい陽の光を今か今かと待っているのだなと感じました。春になると生き物の息遣いが聞こえてくるようで、清々しい気持ちになりますね。」

鑑賞文のルール

鑑賞文のルールは特にありません。

情景と気持ち、自分の感想を盛り込んでわかりやすい鑑賞文を書いてみてくださいね!

鑑賞文を書く短歌の決め方は?

鑑賞文を書く短歌は、どんなものでも良いです。

教科書に載っていた古代短歌でも良いですし、現代短歌でもOKです。

ただし、短歌を読んで、場面を想像できるものを題材にすると、その後の感想も書きやすくオススメです。

季語によっても、春夏秋冬がありますので、自分の好きな時期の短歌を探してみるのも良いでしょう。

古代短歌には、現代社会ではあまり想像できない情景もあるかもしれません。

古代文学を読み解くという面では、古代短歌を選ぶことが魅力的ですが、まずは自分が安易に想像できる短歌の鑑賞文を書いてみましょう。

短歌鑑賞文書き方のまとめ

田んぼ

 

  • 鑑賞文は、情景・感情・場面をしっかり説明する。
  • 短歌の説明をした後、短歌の良い点を挙げる。
  • 鑑賞した時の自分の感想を述べる。
  • 鑑賞には、場面を想像できる短歌を選ぶ。

いかがでしたか?

歌人の感じた情景や感情を読み解き、その短歌を自分なりに解釈して、感想を書くコツがわかったでしょうか?

これを機会に、素晴らしい短歌と出会い、今まで自分では考えたこともない感情を文にしてみてください。

私って、結構想像力あるかも?なんて新しい発見があるかもしれませんよ。

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