お子さんとノギリクワガタを採集に行くことになり、いざ行こうとしたときにどこにいけばノコギリクワガタが採集できるのか考えたことはありませんか?
ノコギリクワガタの採集に適した場所に行き、簡単で効果的な方法で採集して、お子さんに喜んでもらいたいですよね!
そこで今回は、東京におけるノコギリクワガタ採集スポットを紹介します。
ノコギリクワガタを採集する時に使うトラップの作り方と仕掛け方、ノコギリクワガタ採集に必要なものや服装について説明します。
身近なもので簡単に作れるトラップと仕掛け方で、ノコギリクワガタをお手軽に採集できますよ!
ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!その1:山のふるさと村
東京でノコギリクワガタ採集オススメスポットの1つ目は、山のふるさと村です。
山のふるさと村はオートキャンプ場があり、自然豊かな環境の中で様々な体験をすることができる所です。
自然がとても豊かな場所なので、昆虫採集も楽しめます。
クワガタやカブトムシを採集する時に、木を探さないといけませんが、キャンプ場では木を探さなくてもクワガタが採集できます。
ビジターセンター近くの車道にカブトムシを発見したので、ひかれないよう道の脇に運びました。
なかなか会えないので、ラッキー!
(意外に、山深い場所にある山のふるさと村ではカブトムシはレアです)
緊張で固まってしまったのか、しばらく動いてくれませんでした。#奥多摩 #山のふるさと村 pic.twitter.com/PGxPUbrup8— 山のふるさと村VC (@yamafuruvc) July 31, 2019
カブトムシが実際に見つかっています。
クヌギやコナラの木などの木を探したらもっと見つかるかもしれません。
東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
場所
住所:〒198-0225 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
電話:0428-86-2551
アクセス
山のふるさと村は、奥多摩駅まで無料送迎バス(やませみ号)を運行しているため、利用の場合はキャンプ場サービスセンターで事前予約しましょう。
ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!その2:林試の森公園
東京でノコギリクワガタ採集オススメスポットの2つ目は、林試の森公園です。
林試の森公園は、東京都目黒区と品川区にまたがってある都内になる都立公園です。
クヌギの門のあたりで、クワガタやカブトムシを発見した方が多数います。
林試の森公園
場所
住所:〒142-0061 東京都品川区小山台2丁目7
電話:03-3792-3800
アクセス
- 東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線「武蔵小山」徒歩10分
- JR渋谷駅から東急バス(恵比寿経由)五反田行き(72系統)「林試の森入口」下車徒歩1分 ※駐車場はありません。
ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!その3:荒川河川敷
東京でノコギリクワガタ採集オススメスポットの3つ目は、荒川河川敷です。
荒川河川敷といえば、アゴヒゲアザラシの「たまちゃん」で有名になった川幅が日本最大の河川敷でしたね。
河川敷はクワガタなどの幼虫が好む朽ち木があること、河川に自生するヤナギが樹液を出すことがら、クワガタなどが好む場所になっており、採集ができます。
クワガタ採集 東京都 荒川河川敷【記録映像2018‐7-8】
クワガタを採集している方が多数いました。
荒川河川敷
場所
ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!その4:奥多摩
東京でノコギリクワガタ採集オススメスポットの4つ目は、奥多摩です。
奥多摩の中でも奥多摩湖のあたりや奥多摩湖から少し離れた街灯辺りでクワガタを見つけたという方が多数います。
ミヤマクワガタ:雄(オス)灯火採集 採集場所:東京都西多摩軍奥多摩町
ここでは、ミヤマクワガタがよく見つかるようです。
奥多摩
場所(奥多摩湖)
アクセス
奥多摩湖・奥多摩駅からバスで15分(奥多摩湖バス停下車)
ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!その5:等々力渓谷
東京でノコギリクワガタ採集オススメスポットの5つ目は、等々力渓谷です。
等々力渓谷は東京23区内にあるとは思えないほど自然あふれる公園で、クワガタやカブトムシが採集できる場所としても有名なところです。
梅雨も明けたしもう夏ですねぇ。
クワガタ見つけました!#世田谷 #等々力渓谷 pic.twitter.com/Z5VLkV2m0z— ぴろ (@Piroshi_K) July 1, 2018
クワガタを実際に採集した方が多数います。
等々力渓谷
場所
住所:〒158-0082 東京都世田谷区等々力1丁目22
電話:03-3704-4972
アクセス
- 電車・東急大井町線「等々力駅」下車徒歩3分
- バス・東急バス、都営バス「等々力」下車徒歩5分
ノコギリクワガタを捕獲するバナナトラップの正しい作り方はコレだ!
[クワガタ採取!ミヤマクワガタも捕まえれるバナナトラップの作り方]
ノコギリクワガタを捕獲するのにバナナトラップを仕掛ける方法がおすすめです。
バナナトラップは、バナナと黒砂糖、焼酎、カルピスなどを混ぜ、ジップロックに入れて半日以上放置し発酵させたものを使います。
それを直接塗ります。
ストッキングに入れてそのまま木に巻き付ける方法もありますが、回収が面倒なことを考えると、直接塗るほうが楽です。
直接塗る場合、発酵したバナナトラップは、においが臭く手がベタベタになるため、100円ショップで売っているビニール製の使い捨て手袋があると便利でしょう。
バナナトラップの作り方(制作時間:約10分)
材料
- バナナ
- 砂糖
- 焼酎(余り物)
- ジップロック
手順
- バナナをぶつ切りにする。(皮も使う)
- 焼酎、砂糖、(ドライイーストあれば)をバナナに混ぜる。
- シップロックに入れて密封し、ベランダなど日当たりの良い場所で放置する。
材料費
約150円
作り方のコツ
ドライイーストがあれば、混ぜると尚良いです。
パンパンに発酵しバナナもドロドロになると良い状態です。
バナナトラップにはカルピスとお酒・焼酎、何が正解?
バナナトラップに使用する材料でカルピスやお酒、焼酎が使われます。
その中でバナナトラップに使用する材料について、一番よく使われるのは焼酎です。
お酒やカルピスでもできるようですが、焼酎が一番安価で手に入れやすく、においが強いためオススメです。
コンビニで売っているワンカップ焼酎でできます。
バナナトラップのポイントは、発酵とにおいなので、カルピスやお酒でもできます。
どれでも効果があるようなので、家にあるものや買いやすいものを使ってバナナトラップを作れば大丈夫です。
バナナトラップを仕掛けるタイミングは?
バナナトラップを仕掛けるタイミングについては、夕方明るいうちがオススメです。
暗くなるとどこに仕掛けたのかわからなくなります。
明るいうちに仕掛けましょう。
仕掛ける場所については、ノコギリクワガタが好きな木がオススメです。
それ以外の木でも良いようですが、ノコギリクワガタはクヌギやコナラなどの木を好むため、見つけられたらそれらの木に仕掛けてください。
表面がボコボコしている木です。
仕掛ける時期について、クワガタはカブトムシより早い時期に活動を開始します。
コクワガタは6月初旬頃、ノコギリクワガタは6月中旬頃から見つかる確率が高まります。
カブトムシは7月中旬から多くなり、その頃には採集者も増えだすため、それまでの時期で先手を打ったほうが見つけやすいです。
コクワガタとノコギリクワガタは、日中でも活動していることがあります。
樹液にいればよいですが、樹液にいない場合や見つからない場合は木の根元付近を探しましょう。
土を盛らなくても、大きな根の影や落ち葉の下で見つかることがあります。
仕掛ける際の注意点として、クワガタ採集に行く場所は、たいていヘビやハチがいます。
他の虫もいますので、装備をちゃんとする、虫よけをするなど注意が必要です。
仕掛けるトラップでストッキングなどを使用した場合、忘れず必ず回収してくださいね。
仕掛けたトラップをそのまま放置することは止めましょう。
バナナトラップ以外にも試してみたいトラップは?
【実績抜群】ノムラホイホイの作り方―カブトムシ、クワガタ、ゲンゴロウなどがいっぱい取れるみたいですよ。
バナナトラップ以外にも、簡単にできるトラップがあります。
こちらで3つ紹介します。
ノムラホイホイ
ノムラホイホイとは、別名カブクワホイホイと呼ばれる、カブトムシやクワガタとたくさん採集できるトラップです。
ノムラホイホイの作り方(所要時間:約20分)
材料
- ペットボトル(1.5または2ℓ)
- はさみ(カッター)
- キリ(穴をあけられるものなら代用可)
- 針金
- スプレー缶(緑・茶色)
手順
- ペットボトルを加工し、えさを様々に変え、多くの種類の昆虫を採集します。
詳しい作り方については以下を確認ください。
ノムラホイホイの作り方 URL
樹液トラップ
クワガタは蜜が発酵して強いアルコールのにおいがするものが好きです。
そのため、樹液のようなものを自作します。
作り方は砂糖をアルコールで煮込んでドロドロな状態にするだけです。
それを木の幹に塗っておき、クワガタが集まってくるのを待つだけです。
昼のうちに準備しており、夜に確認します。
メストラップ
この方法はメスをトラップにしてオスをおびき寄せる方法です。
そのため、まずは自力でメスのクワガタを採集します。
そのメスの後ろ足の根元あたりに糸のようなもので枝などにしまりつけます。
早朝に仕掛けお昼頃に見に行って確認します。
ノコギリクワガタ採集に必要な道具と服装!
ここでは、ノコギリクワガタ採集に必要な道具と服装を紹介します。
服装と持ち物
- 長袖長ズボン:けがを防止するため、できるだけ肌を露出させない方が安心です。
- 軍手:こちらも同じ理由であった方がよいです。
- 帽子:こちらも日差し除けや熱中症対策、頭を守るため必需品です。
- 靴:サンダルなどではなく、スニーカーや登山靴などしっかりとした靴が良いです。
- 虫よけスプレー:蚊やアブ対策のためにあった方が良いでしょう。
- かばん:小さめのリュックやウエストポーチなど、手をふさがないタイプが良いです。
- その他:飲み物や雨具、バンドエイドなど必要に応じて用意しましょう。
道具
- 懐中電灯:灯火採集のため、昼間でも必要です。明るいものが良いです。ヘッドライトおもあったらさらに効率アップです。
- 虫かご:ノコギリクワガタが採集できたら、持って帰るための虫かごは必要です。
- 虫捕り網:絶対ではありませんが、あったら良いかもしれません。
まとめ
1.ノコギリクワガタ採集!東京ポイント5選!
- 東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
- 林試の森公園
- 荒川河川敷
- 奥多摩
- 等々力渓谷
2.トラップ
- バナナトラップがオススメ
- 焼酎で安価に簡単にできる。
- 直接塗るのが、回収もなく楽。
- トラップは明るいうちに仕掛ける
3.まとめ
- ノコギリクワガタは6月中旬頃から活発になるため、カブトムシなどより少し早めです。
- 木の根元や落ち葉の下、暗くなってきたら光に集まる場所を確認しましょう。
- 装備をちゃんとし、虫よけなどをし、注意しましょう。
身近な道具で効果があるトラップを楽しく作って、クワガタも捕まえられたら、楽しさも2倍ですね。
採集にはマナーが大事です。自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょうね。
お子さんとクワガタ採集楽しんでくださいね。
案外身近なもので簡単にできるノコギリクワガタ採集。
ぜひ試してみてくださいね!
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