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【中学生】意見文のテーマが決まらないときに!書きやすいテーマ5選

ノートに書く手

中学生になると、夏休みの宿題で「意見文」を書くことがあります。

小学生のときは感想文でしたが、意見文って何?どんなことを書けばいいの?と悩む人も多いでしょう。

そこで今回は、中学生が意見文を書くときにオススメのテーマをご紹介します。

意見文の構成や書くときのルールについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

中学生意見文のおすすめテーマ

①いじめ

アヒルの集会

いじめは昔からニュースになるほど深刻な問題です。

もしかしたら、皆さんの学校でも多少なりともいじめがあるかもしれません。

いじめをテーマにする場合、「なぜいじめは起こるのか」「いじめられる側にも責任があるのか」など、さまざまな視点から書くことができると思います。

中学生にとっては身近な問題であるため、このテーマで弁論文を書くことは、自分の周囲の環境を見直す良い機会になるのではないでしょうか。

 

②校則

女子中学生

皆さんは、自分の学校の校則に疑問を持ったことはありませんか?

たとえば、「なぜ髪を染めてはいけないのか」「どうしてインナーは白じゃないといけないのか」など、さまざまな疑問があると思います。

私も学生の頃、インナーの色について先生と対立したことがあります。結局、先生たちに負けましたが(笑)

このように、校則に対して疑問に思うことがあれば、それについて書くのが良いと思います。

内容次第では、先生たちの考え方を変えるきっかけになるかもしれませんよ。

 

③趣味

ギターを演奏する人

趣味というと曖昧な感じがしますが、自分の好きなことや興味があるものならなんでも良いとおもいます。

たとえば、マンガが好きなら「学校の教科書はマンガになっても良いのではないか」、ゲームが好きなら「どうして学校にゲームを持ってきてはいけないのか」といったテーマで書けるでしょう。

自分の趣味なら書きやすいですし、ある程度の知識もあると思うので、読む人を納得させる内容を書くこともできるのではないでしょうか。

 

④部活動

野球のボール

中学校に入学して、何らかの部活動に参加した人も多いと思います。

部活動は、通常の学校生活では学べないさまざまなことを学ぶ場です。

たとえば、「団体行動の大切さ」や「努力することの重要性」など、部活動を通じて学べることは多くあります。これらの経験を意見文のテーマにするのが良いでしょう。

また、部活動は小学校までのクラブ活動とは異なる点も多いので、そういった違いについて書くのも良いかもしれません。

【詳しくはこちら↓】

【中学生】意見文のテーマに「部活」がおすすめ!パクリにならない書き方は?
中学生の意見文のおすすめテーマとして「部活を通して学んだこと」を取りあげて詳しく解説します。意見文の基本的な書き方から、部活における自分の経験をどのように書き加えるか、そしてパクリにならないための書き方について説明しています。

 

⑤ニュース

女性のニュースキャスター

ニュースをテーマにするのは少し難しいと感じるかもしれませんが、実は意外と書きやすいかもしれません。

夕方のニュース番組や新聞の記事の中から、自分の興味のある話題をテーマにすれば良いのです。

ニュースといっても、政治や国際問題だけでなく、スポーツや芸能などもありますので、興味を持てる話題が見つかるのではないでしょうか。

【詳しくはこちら↓】

【中学生】意見文のテーマ選びはニュースで決まり!トピック別書き方ガイド
中学生になると夏休みの宿題などで’’意見文’’というものがでてきますが、テーマはどうしたらいいのでしょうか。今回はニュースに関する意見文の書き方や構成、書く上でのルールなどをまとめました。

 

テーマ選びはサクッと終わらせ中身に注力

考える女子学生

そうはいっても、テーマを決めるのはやっぱり難しいですよね。

逆に、書きたいテーマがいくつもあって決められない!という人もいるかもしれません。

そもそも意見文で一番大事なのはテーマではなく、その中身です。

多少ふざけたテーマであっても文章で自分の主張をはっきりとわかりやすく書けば、読む人は納得します

そのためには、自分が一番興味のある分野、もしくはすでにある程度の知識がある分野で書くのが良いでしょう。

書きたいテーマがたくさんある人は、その中でも自分の意見が書きやすく、反対意見にも対応できる知識があるものを選ぶと良いでしょう。

 

文章を読むことで書くスキルも上がる

新聞の紙面

赤ちゃんの成長過程からもわかるように、人間はまず「聞いて」から「話せる」ようになります。同じことが「読む」と「書く」の関係にも言えます。

さまざまな言葉や文章を読み慣れ、色々なフレーズやテーマが頭の中にたまっている状態を作ることで、自分が文章を書くときになってそれらを上手く使いこなし、素早く書けるようになるのです。

ニュースにも触れられるので新聞を読むのがおすすめですが、大人向けの新聞は読み方のわからない漢字もありますし疲れてしまいますよね。

朝日中高生新聞なら、難しい漢字にフリガナがついていて、中高生向けに書かれているため読みやすくなっています。時事ニュースや定期テスト対策の情報、読み物などが載っており、届く頻度も週一回なので、忙しいスケジュールの合間でも自分のペースで読み進められます。

私も子供の頃に読んでいたのですが、まだ連載開始からまもない『落第忍者乱太郎』の最新話がここだけで読めるのを楽しみにしていた記憶があります(アニメ化される前の、かなり昔の話です 笑)

中高生向けに書かれた正しい文章」を読み続けることで、意見文のようにしっかりした文章を書くときにも上手に書けるようになりますよ。

 

意見文の基本構成と書き方のコツ

考える男性

そもそも意見文って何?と思う人もいるかもしれませんが、意見文とは簡単に言うと「自分の主張を他の人に伝えるための文章」のことです。

そう聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、なぜ学校はこのような宿題を出すのでしょうか。

それは、これから高校生、大学生、社会人になっていく中で意見を求められたときに自分の主張をわかりやすく相手に伝えることが必要になるからです。

実際、大人の中にも自分の意見をわかりやすく伝えられない人は意外と多いです。

だからこそ、自分の主張を相手に伝える練習として宿題が出るのです。

最近では高校受験でも出題されることがあるそうです。

そのため、宿題に真剣に取り組むことで、近い将来やその先の人生でも役立つでしょう。

意見文の構成としては、

  1. テーマに関して自分の考えをはっきりと書く。
  2. その理由を自分の体験などをもとに書く。
  3. 反対意見と比較しながら再度自分の意見が正しいことを書く。

このような流れで書くと、わかりやすい文章になります。

ここで気をつけたいのは自分の意見を最初から最後まで一貫して書くことです。

どっちつかずの文章では読む人が「結局何が言いたいの?」と思ってしまうので、自分の主張が最初と最後で変わらないように書くのがポイントです。

宿題として出される意見文の文字数は学校によって様々だと思いますが、多いところでは2000文字、作文用紙で5枚分の量が出されることもあるようです。かなりの量ですよね(笑)。

文字数が多いときは、上に挙げた構成の2を複数書くことで補えると思います。

 

「書き出し」と「結び」には型がある

男性

実際に意見文を書こうと思っても、書き出しでつまずいてしまうかもしれません。また、最後に文章をどう締めるのかもわからない方もいると思います。

意見文は自分の意見をはっきりと述べるものなので、書き出しは次のように「自分はこう考えます!」と宣言するのが良いでしょう。

「私は〇〇の問題に対して賛成(反対)です。なぜなら~」
「私は〇〇の問題に対して✕✕だと思います。なぜなら~」

 

そして最後の結びの部分では、書き出しと同じく自分の主張を再度宣言するのが良いです。

「~なので、私は〇〇の問題に対して賛成(反対)です。」
「~なので、私は〇〇の問題に対して✕✕だと思います。」

例としては、

私は学校の校則でインナーの色が白でなければならないことに対して反対です。なぜなら、インナーの色によっては紫外線をカットすることができるからです。(中略)

これらの理由により、私は学校の校則でインナーの色が白でなければならないことに対して反対です。

このように書き出しと結びを書くのが良いでしょう。

 

まとめ

【今回の記事のポイントをまとめます】

  1. 意見文とは「自分の主張を他の人に伝えるための文章」
  2. テーマは自分の興味がある分野、もしくはある程度知識がある分野について書く
  3. 書き出しと結びは一貫して自分の主張をはっきりと書く

今回おすすめするテーマは、中学生のみなさんにも関わりがあるものだと思います。

そして、これらのテーマは実際に高校入試の小論文などでも取り上げられているので、入試対策として書くのにもおすすめです。

意見文を書くことで、さまざまな問題を考えることが自分の将来にも必ず役に立ちます。最初は難しいかもしれませんが、頑張って書いていきましょう!

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