PR

【中学生】弁論文がカンタンに書きやすいテーマ5選!【書き方と例文も】

鉛筆とノート

夏休みの宿題で、弁論文を書かなければならないことがありますよね。

突然そのような課題が出されても、どう書けばいいのか全くわからないという人も多いと思います。

そこで今回は、中学生向けの弁論文の書きやすいテーマや書き方、さらには例文を詳しくまとめました。弁論文のテーマ選びで困っているあなたの参考になりますように!

 

中学生の弁論文で書きやすいテーマ5選

①部活動

野球のボール

中学校に入学して、何らかの部活動に参加した人も多いと思います。

部活動は、通常の学校生活では学べないさまざまなことを学ぶ場です。

たとえば、「団体行動の大切さ」や「努力することの重要性」など、部活動を通じて学べることは多くあります。これらの経験を弁論文のテーマにするのが良いでしょう。

また、部活動は小学校までのクラブ活動とは異なる点も多いので、そういった違いについて書くのも良いかもしれません。

 

②いじめ

暴力のない明るいまち

いじめは昔からニュースになるほど深刻な問題です。

もしかしたら、皆さんの学校でも多少なりともいじめがあるかもしれません。

いじめをテーマにする場合、「なぜいじめは起こるのか」「いじめられる側にも責任があるのか」など、さまざまな視点から書くことができると思います。

中学生にとっては身近な問題であるため、このテーマで弁論文を書くことは、自分の周囲の環境を見直す良い機会になるのではないでしょうか。

 

③家族

家族

家族の在り方は家庭ごとにさまざまです。

たとえば、飼っているペットも家族の一員だという人もいるでしょう。

家族をテーマにする場合、「家族の大切さ」や「家庭の生活習慣」について書くのが良いと思います。

世の中には同じ家族は一つと存在しないので、自分の家庭ならではのオリジナリティを出せるとさらに良いでしょう。

 

④スマートフォン

スマホを持つ手

スマートフォンが携帯電話の主流になってから、何年も経ちました。

中学生の皆さんの中にもスマホを持っている人が多いと思います。

スマホは非常に便利なものですが、最近では「歩きスマホ」や「スマホ依存症」といった問題がニュースで取り上げられています。

弁論文では、こうした問題について自分の立場に置き換えて書くのが良いと思います。

皆さんにも深く関わる問題ですので、この機会に調べてみるのも良いのではないでしょうか。

 

⑤スポーツ

サッカー

皆さんの中には、部活動やクラブチームでスポーツをしている人もいると思います。

スポーツをテーマにする場合、「スポーツの楽しさ」「スポーツをする意味」「スポーツを通じて得られること」など、さまざまな視点から書くことができます。

スポーツは、人によっては一生関わっていくかもしれない大切なものです。

このテーマで弁論文を書くことで、自分のスポーツに対する考え方が変わるかもしれませんね。

 

文章を読むことで書くスキルも上がる

新聞の紙面

赤ちゃんの成長過程からもわかるように、人間はまず「聞いて」から「話せる」ようになります。同じことが「読む」と「書く」の関係にも言えます。

さまざまな言葉や文章を読み慣れ、色々なフレーズやテーマが頭の中にたまっている状態を作ることで、自分が文章を書くときになってそれらを上手く使いこなし、素早く書けるようになるのです。

ニュースにも触れられるので新聞を読むのがおすすめですが、大人向けの新聞は読み方のわからない漢字もありますし疲れてしまいますよね。

朝日中高生新聞なら、難しい漢字にフリガナがついていて、中高生向けに書かれているため読みやすくなっています。時事ニュースや定期テスト対策の情報、読み物などが載っており、届く頻度も週一回なので、忙しいスケジュールの合間でも自分のペースで読み進められます。

私も子供の頃に読んでいたのですが、まだ連載開始からまもない『落第忍者乱太郎』の最新話がここだけで読めるのを楽しみにしていた記憶があります(アニメ化される前の、かなり昔の話です 笑)

中高生向けに書かれた正しい文章」を読み続けることで、意見文のようにしっかりした文章を書くときにも上手に書けるようになりますよ。

 

弁論文の基本と書き方のコツ

「起承転結」を意識する

お手上げの女性

弁論文を書く際には「起承転結」を意識することが重要です。

  • 起:選んだテーマについて、どのようなことが問題なのかを書く
  • 承:その問題に対し、いくつかの具体例をあげてわかりやすくする
  • 転:問題に対しての自分なりの解決策を挙げ、必要であれば逆の立場への反論も書く
  • 結:文章のまとめ

この骨組みを意識して文章を肉付けしていくと、流れのスムーズな文章が書けるはずです。

意見文と弁論文は書く内容は似ていますが、弁論文は弁論大会などのスピーチの場で自分の意見を大勢に対して主張しているイメージをしながら書くのがよいでしょう。

 

「書き出し」と「結び」には型がある

男性

起承転結の骨組みを意識しても、やはり書き出しをどうするかは悩んでしまいますよね。

でもあまり深く考えすぎずに「起」では自分が選んだテーマに触れつつ「なぜ●●●なのでしょうか」と問いかける文章で問題提起をしましょう。

そして最後の結びである「結」では、自分が書いてきた文章を振り返りながら「そういった理由で/だから、私は〇〇〇だと思います」といったように、最終的な自分の結論を述べて締めましょう。

 

弁論文の例文

新聞と猫

ここまで紹介した書き方に沿って、弁論文の例を紹介しますので参考にしてみてください。

〜スマホを持つということ〜

スマホの普及によってとても便利な世の中になりました。それまでパソコンでしかできなかった様々な機能が手軽に持ち運べるサイズになり、いつでも・どこでも・誰とでも繋がれるようになった反面、いろいろな問題が出てきています。「歩きスマホ」もその問題の一つです。(⇒起:問題提起)

先日、街を歩いていると歩きながらスマホを操作している人がいて前から歩いてきた人とぶつかっていました。スマホの画面ばかり見ていて前方に注意がいっていなかったのだと思います。それも一人ではなく、多くの人がスマホを操作しながら歩いていました。
(⇒承:具体例)

なぜ、人は「歩きスマホ」をしてしまうのでしょうか。おそらくゲームをしていたり、調べものをしていたり、仕事などで緊急に使わないといけなかったりと様々な理由があると思います。ですがそれらに気をとられていると人にぶつかったり、重大な事故にあう可能性もあります。そのようないろいろな可能性を考えれば「歩きスマホ」は危なくてできないと思うはずです。一人ひとりがそういったことを考えて意識を変えれば「歩きスマホ」をするひともいなくなると思います。
(⇒転:解決策)

最近ではニュースでも取り上げられている「歩きスマホ」。なかには命を落としてしまったケースもあるので手遅れになる前に全員が「歩きスマホは危険だ」という意識をもって生活していかなければならないと思います。私も「歩きスマホ」をすることによって起こることの可能性を考えながら生活していきたいと思います。
(⇒結:まとめ)

 

弁論大会でうまくスピーチするコツは?

演説する人

弁論文をただ書くだけではなく、弁論大会が開催される学校もあると思います。

ただ、人前に出てスピーチをするのはほとんどの人にとって慣れないし、とても緊張しますよね。

スピーチは内容も大事ですが、自信を持って話すことが一番重要です。

話している途中で噛んでしまっても、堂々としていれば聞いている側はさほど気にしないものですよ。

それから、弁論文は自分の意見を相手に訴えかけるためのものなので、難しいかもしれませんができれるかぎり原稿から目を離して聴衆に目線をやりながら話すとさらに良くなると思います。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

  1. 弁論文はスピーチなどの場で相手に訴えかけるイメージで
  2. 起承転結の骨組みを意識し、書き出しでの問題提起から最後の締めまでの流れを
  3. 弁論大会では、自信をもって堂々と話すことが最も重要

テーマ決め文章の構成の仕方など、慣れないこともたくさんあると思いますが、今回解説したことを参考にしてみてください。

弁論大会を控えている人は事前の準備も当日の緊張も大変でしょうが、人前で自分の意見を聞いてもらえる機会はなかなか少ないでので、とても良い経験になるはずです。

今のうちから真剣に取り組めば、大学生になりそして社会に出たとき将来大いに役に立つチカラとなりますのでぜひ頑張ってくださいね。

【こちらも読まれています】

【中学生】弁論文の面白いテーマ5選!書き方講座つき!
弁論文の面白いテーマとその書き方に困っている中学生へ。当サイトでは夏休みの宿題を克服するための楽しい弁論文テーマと、効果的な書き方を詳しく解説します。まったくの初心者も安心!中学生のための弁論文作成ガイドを見逃さないでください!

タイトルとURLをコピーしました