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人権作文は「戦争と平和」をテーマに決定!考えたいポイント5つとまとめ方!

作文用紙

夏休みの宿題って必ずっていうほど作文がでますよね。

私も学生のころは嫌で仕方がなかったです(笑)

そしてその作文のテーマが”人権”について書かせる学校が多いようですね。

でも、「人権作文ってどう書けばいいの?」「人権作文って何について書けばいいの?」

って思う人は結構いますよね。

そこで今回は人権作文の書き方のコツや、人権の中でも’’戦争と平和’’について書くときに抑えておきたいポイントなどを詳しくまとめてみました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

なぜ夏休みの宿題で人権作文があるの?狙いは?

ひまわり

どうして夏休みの宿題で人権作文が出されるのでしょうか。

理由は2つあります。

一つは作文を通して’’人権’’についてみなさんにあらためて考えてもらうためです。

身近な問題でもありますが、あまり深くは考えたことがない人が多いとおもいます。

なのでその問題に対して掘り下げて理解を深めてもらおうっていう狙いなんですね。

もう一つは全国中学生人権作文コンテストというものがあるからです。

このコンテストは法務省が主催で応募期限も秋頃なので夏休みの宿題として出すことでタイミング良く応募ができるんですね。

もし、入賞することができればこれからの自分のアピールポイントにもなると思うのでぜひ応募してみてください。

人権作文の書き方のコツは?

男性

”人権”という言葉はみなさん聞いたことあるとおもいますが、もしかしたらあまり深く考えたことはないかもしれません。

一口に人権といってもいろいろな種類があります。

いじめだったり戦争だったり性に関することだったりと様々です。

人権を作文として取り上げる場合、そのいろいろある人権の種類の中でひとつに絞って書くことが望ましいです。

テーマを”人権’’全体で書いてしまうと内容が浅くなり、まとまりのない文章になってしまうかもしれません。

そして人権作文の書き方ですが、3つの段落にわけて書くことをおすすめします。

一段落目 問題提起

人権の中でもテーマを一つに絞り、それに対してどのような問題があるかを簡単に説明しましょう。

二段落目 具体例

一段落目に書いた問題に対して具体的なエピソードなどを書いていきます。

自分が実際に体験したエピソードがあれば文章に深みが増してとても良い作文になるとおもいます。

もし、エピソードがなければニュースなどで取り上げれていることに対して書くのも良いですね。

三段落目 まとめ

最後はまとめとして、具体例を通して自分が思ったことやどうすればその問題が解決するのかなどを書きます。

単に、「〜だと思いました。」ではなく、自分なりの考えを具体的に書くことができれば全体の文章が一気に締まります。

ここまで書き方について説明してきましたが、他にも参考になる書籍やサイトがあります。

あたりまえですが、パクリはダメですよ

 

書籍「子どもがかたる人権の詩」

この本は全国中学生人権作文コンテストの入賞作品が載っています。

文章の流れやどのようなことを取り上げているのかなど参考にしてみるのも良いと思います。

 

人権作文の書き方を紹介する動画

この動画は人権作文の優秀作品の特徴をいろいろ取り上げているのですごく参考になります。

戦争と平和をテーマにする場合に考えたいポイント5選 その1:歴史

原爆ドーム

戦争については学校の授業でも習うとおもいますが、中学生のみなさんはすこし想像しづらいかもしれません。

日本でも70年ほど前までは戦争がおこなわれていました。

習った内容に加えてどのようなことが理由で戦争が起こったのかなどを自分なりに調べて詳しく書けると良いとおもいます。

戦争と平和をテーマにする場合に考えたいポイント5選 その2:戦時中の人々の生活

路上生活者

戦時中の人々はとても貧しい生活を強いられていました。

食料や物資などは優先的に兵士の方に送られ、その他の人は余り物で生活するような状況でした。

そんな中でも不満をもらせば非国民だと罵られるため、我慢せざるを得なかったのです。

そのような生活の中に人権というものが存在したのでしょうか。

そういった人々の思いを、’’もし自分がその中にいたら’’と考えて書くと文章に深みが出るとおもいます。

戦争と平和をテーマにする場合に考えたいポイント5選 その3:出兵する人の思い

兵士

戦時中の男性はある程度の年齢になると半強制的に出兵させられました。

戦争に行く行かないを選ぶ権利はなく、むしろ光栄なこととして捉えなければならなかったのです。

中には戦争に耐えられず自決してしまう人もいたそうですが、その人たちも’’日本国バンザイ’’、’’天皇陛下バンザイ’’などと言いながら命を絶っていったのです。

果たしてその言葉は本心だったのでしょうか。

そういった思いや言葉の真意を自分なりに考えて書くと良いとおもいます。

戦争と平和をテーマにする場合に考えたいポイント5選 その4:残された家族

家族の影

戦争によって家族を失った人もまた、辛い思いをしていました。

ある人は自分の息子が戦争に借り出され、またある人は結婚したばかりの旦那が戦争に行ったりと家庭によって様々の状況がありました。

そういったエピソードは調べるといろいろと出てきますし、もしかしたら学校でも習っているかもしれません。

具体的な例をあげて書くことができるととても良い文章になるとおもいます。

戦争と平和をテーマにする場合に考えたいポイント5選 その5:戦時中と現在の比較

東京駅

今の日本は以前戦争が行われていたとは思えないほど平和になりました。

人が人として生きる自由を与えられ、今ではそれが当たり前になっています。

ですが、数十年前まではそれが当たり前ではなかったのです。
また、ウクライナとロシアの戦争をメディアで目にする機会があり、戦争の悲惨さについて
考える日が増えたように思います。

具体的に過去とSNSやインターネットが発達した現代で、どのようなことが変わったのか、戦争によって失われたものまたは得たものを調べて自分なりにまとめてみると作文の締めの文章として書きやすくなるとおもいます。

「書き出し」と「結び方」をスラスラ書くコツとは?

悩む男性

作文を書くにしても書き出し方がわからなかったり、文章を書いても最後のまとめ方がわからないって人はけっこういるんじゃないでしょうか。

まず「書き出し」はこれからこのテーマについて書きますよっていう説明をしなくてはなりません。

たとえば、

「日本でも数十年前までは実際に戦争が行われていました。」

のように全体の簡単な説明をして、その後にエピソードや具体例などを書いていくと自然な流れになります。

「結び」の書き方はそれまで書いてきた作文のまとめであるとともに、書き終わったあとにどう思ったのか、どうすればその問題が解決するのかを書くところになります。

なので、

「もし、このような負の遺産をそれぞれが考えることができれば戦争というものはなくなると思います。」

などと書くとスッキリとした文章になります。

戦争と平和を題材にした人権作文のまとめ方は?

慰霊碑

ここまでテーマのポイントや書き方を紹介してきましたが、実際に文章にするにはどのようにしたら良いのでしょうか。

おすすめなのは上にあげたポイントその1〜その5までを順番に書いていくことです。

  • 一段落目・・・戦争の歴史やなぜ戦争が起こってしまったのか
  • 二段落目・・・戦時中の人々の生活や出兵した人、残された家族についての具体的なエピソード
  • 三段落目・・・戦時中と現在との比較、戦争によって失われたものや得たもの

このような順番で書いていくと読み手にとってとてもわかりやすい良い文章になります。

また、おじいちゃんやおばあちゃんなどもし戦争を体験した人が身近にいたらその方の話を聞くとさらに深みのある文章が書けるとおもいます。

戦争と平和以外の人権作文におすすめのテーマの3選

人権作文のテーマとして取り上げるべき現代の問題

人権作文を書く際には、現代の問題をテーマに取り上げることが有効です。ここでは、現代社会で注目されている人権問題をいくつか紹介します。

1. ネットいじめ:
SNSの普及により、ネットいじめが増えています。ネットいじめの実態や、それに対する対策について考えてみましょう。

2. LGBTQ+の権利:
性的マイノリティの権利は、近年の人権議論の中心になっています。LGBTQ+の人々が直面する問題や、それに対する解決策について考えてみましょう。

3. 難民問題:
戦争と平和のテーマに紐づいていますが、世界中で戦争や災害により、自国を離れざるを得ない人々がいます。難民の人々が直面する困難や、国際社会がどのように支援すべきかについて考えてみましょう。

まとめ

 

  1. 人権作文は3つの段落に分けて書く
  2. ポイントを抑えて書くことでまとまりのあるわかりやすい文章になる
  3. 「書き出し」「結び」の書き方を意識して自然な流れで文章を書く

作文を書くのってやっぱりめんどくさいし難しいですよね。

私も昔はすごく悩まされていました。

でも今回紹介した書き方やおすすめのテーマを参考にすれば書きやすくなるのではないでしょうか。

戦争というのは実際に体験しているわけではないので想像するのは難しいとおもいますが、だからこそ戦争についての知識を増やし、理解することで自分が今普通に生活できていることのありがたみがわかるとおもいます。

また、作文を書くことによって’’人権’’について深く考える良いきっかけにもなります。

みなさんはこれからの人生で様々な’’人権’’に関する問題に直面するとおもいます。

きっと調べたことが役に立つときが来ますので頑張って書いていきましょう!!

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