お子さんとヒラタクワガタを採集に行くことになり、いざ行こうとしたときにどこにいけばノコギリクワガタが採集できるのか考えたことはありませんか?
ヒラタクワガタの採集に適した場所に行き、簡単で効果的な方法で採集して、お子さんに喜んでもらいたいですよね!
そこで今回は、関東でおすすめのヒラタクワガタ採集スポットを5つ紹介します。
さらに、ヒラタクワガタの採集に使うトラップの作り方や仕掛ける場所についても解説。
身近なもので簡単に作れるトラップと仕掛け方で、ヒラタクワガタをお手軽に捕獲できますよ!
関東のヒラタクワガタ採集スポット ①多摩川河川敷
関東のヒラタクワガタ採集おすすめスポット、1つ目は多摩川河川敷です。
河川敷はクワガタなどの幼虫が好む朽ち木があること、河川に自生するヤナギが樹液を出すことからクワガタなどが集まり、採集向きの場所となっています。
多摩川河川敷でヒラタクワガタを採集したという方が多数いるようですね。
去年タマゾン川の河川敷で採集した赤みの強いヒラタ女子。
お目覚めのようなのでそろそろ分娩室を用意しないと😌#ヒラタクワガタ #本土ヒラタ #多摩川 #クワガタ飼育 #クワガタ採集 pic.twitter.com/qiaUc5vrzO— 2ごうき (@nigoukih) March 18, 2024
昨日多摩川の釣りの帰りの道中に、柳の木があったので、ヒラタクワガタ狙いで探してましたら、木のウロにコクワゴタ♂♀がいました😉 木のウロからクワガタを採るのは初めてなので嬉しいかったです😆 pic.twitter.com/5WB1Wh6Jk6
— KINKUMA@Fx (@quinoneoz) August 31, 2023
多摩川河川敷の場所は?
関東のヒラタクワガタ採集スポット ②荒川河川敷
関東のヒラタクワガタ採集おすすめスポット、2つ目は荒川河川敷です。
やはり河川敷はクワガタが好む場所になっており、採集スポットとしておすすめです。
クワガタ採集 東京都 荒川河川敷【記録映像2018‐7-8】
クワガタを採集している方が多数いました。
荒川河川敷
関東のヒラタクワガタ採集スポット ③相模川河川敷
関東のヒラタクワガタ採集おすすめスポット、3つ目は相模川河川敷です。
やはり河川敷はクワガタ採集に向いているようで、クワガタ採集には人気スポットです。
ヒラタクワガワ神奈川県相模川河川敷にて採集60ミリ1/2
相模川河川敷にてクワガタを採集している動画がいくつか見つかりました。
相模川河川敷
関東のヒラタクワガタ採集スポット ④野川公園
関東のヒラタクワガタ採集おすすめスポット、4つ目は野川公園です。
こちらはカブトムシやクワガタが捕れる公園として知られているようです。
【カブトムシ・クワガタ】東京の公園や森で昆虫採集2017・夏
ノコギリクワガタがよくとれるようですが、ヒラタクワガタもとれるようです。
野川公園
関東のヒラタクワガタ採集スポット ⑤所沢空港記念公園
関東のヒラタクワガタ採集おすすめスポット、5つ目は所沢空港記念公園です。
所沢空港記念公園の周りには雑木林や畑があって、クワガタ採集スポットとなっているようです。
所沢空港記念公園の虫
こちらは実際に採集している動画ではありませんが、自然豊かな場所で昆虫採集にむいているようです。
所沢空港記念公園
ヒラタクワガタの捕獲方法は?トラップの作り方・仕掛け方
ヒラタクワガタを捕獲するのには、まず樹液があるところを確認するのが良いです。
そのほかには、バナナトラップを仕掛ける方法がおすすめです。
バナナトラップは、バナナと黒砂糖、焼酎、カルピスなどを混ぜ、ジップロックに入れて半日以上放置し発酵させたものを使います。
ストッキングに入れてそれを木に巻き付ける方法もありますが、回収が面倒なことを考えると、直接塗るほうが楽です。
ただし、発酵したバナナトラップはニオイが臭く手がベタベタになるため、100円ショップで売っているビニール製の使い捨て手袋があると便利でしょう。
クワガタ採取!ミヤマクワガタも捕まえれるバナナトラップの作り方
バナナトラップの作り方(制作時間:約10分)
材料
- バナナ
- 砂糖
- 焼酎(余り物)
- ジップロック
手順
- バナナを皮ごとぶつ切りにする。
- 焼酎、砂糖、(あればドライイースト)をバナナに混ぜる。
- シップロックに入れて密封し、ベランダなど日当たりの良い場所で放置する。
材料費
約150円
作り方のコツ
ドライイーストがあれば、混ぜると尚良いです。パンパンに発酵してバナナがドロドロになると良い出来上がりです。
ヒラタクワガタの採集向きの時期や時刻は?
バナナトラップを仕掛けるタイミングについては、夕方明るいうちがオススメです。
暗くなるとどこに仕掛けたのかわからなくなってしまうので、明るいうちに仕掛けましょう。
仕掛ける時期についてですが、クワガタはカブトムシより早い時期に活動を開始します。
ヒラタクワガタ、オオクワガタ、コクワガタは6月初旬頃、ノコギリクワガタは6月中旬頃から見つかる確率が高まります。
一方でカブトムシは7月中旬から多くなり、その頃には採集者も増えだすため、それまでに先手を打っておいたほうが見つけやすいです。
クワガタは、日中でも活動していることがあります。樹液に寄ってきていればよいですが、見つからない場合は木の根元付近を探しましょう。土を掘らなくても、大きな根の影や落ち葉の下で見つかることがあります。
河川敷においては、細い柳などの木がまとまって生えているところにヒラタクワガタがいるようです。
樹液が出るところにヒラタクワガタがいますので、クヌギなどの木をチェックしてください。木の割れ目や穴の中に隠れていることが多いようです。
仕掛けるトラップでストッキングなどを使用した場合、必ず回収するのを忘れずに!そのまま放置することは止めましょう。
ヒラタクワガタの飼育方法は?
ヒラタクワガタは里山の厳しい自然の中に生息する昆虫のため、真夏の30度を超える高温さえ注意すれば大丈夫!温度が30度以下の環境で飼育するのがベストです。
エサは基本、昆虫ゼリーで大丈夫です。ヒラタクワガタは沢山食べるので、食べ残しを3~4日に1回交換するといった管理がオススメです。
バナナなリンゴなどをあげても大丈夫ですが、マットを汚しやすくコバエ発生の原因になるので注意が必要です。
まとめ
- 関東でおすすめのヒラタクワガタ採集スポット5選
- 多摩川河川敷
- 荒川河川敷
- 相模川河川敷
- 野川公園
- 所沢空港記念公園
- ヒラタクワガタを捕獲するには
- ヒラタクワガタが好みそうな樹液が出ている場所を確認
- その他の方法としてバナナトラップがオススメ
- トラップは明るいうちに仕掛ける
- ヒラタクワガタの採集時期は6月中旬から
- 飼育するなら高温に注意!30度以下の環境で
- 木の根元や落ち葉の下、河川敷を探す
- エサは昆虫ゼリーが便利
身近な道具で効果があるトラップを楽しく作って、クワガタも捕まえられたら、楽しさも2倍ですね。
採集にはマナーが大事なので、自然にやさしく・モラルを守って楽しみましょうね。
関東でも案外簡単に採集できるヒラタクワガタ。ぜひ、お子さんと一緒にトライして楽しんでください!
ぜひ試してみてくださいね!