中学生になると夏休みは部活動や塾、遊びなどですぐに時間が過ぎてしまいますよね。
宿題だけで精一杯というお子さんを持つ方も多いのではないでしょうか?
宿題が終わらないと保護者も心配で「手伝わないといけないかな?」と思っていませんか?
中学生となると勉強も難しく、やはり教える側が分かっていないと子供に教えることは難しいと思います。
そこで、大人も一緒にできる宿題として自由研究を一緒にやってみてはどうでしょうか。
中学生の理科と侮ってはいけませんよ。
私たち大人でも「そうだったんだ。」と学ぶことはたくさんあります。
今回は1時間でできる自由研究5選を紹介します。
準備も簡単で短時間でできるものを厳選しました。また、まとめ方も紹介します。
ポイントをつかんでまとめれば、1時間でできたとは思えないような自由研究になりますよ。
1時間で終わる簡単中学生向け自由研究テーマ5選!その1:レモン電池を作ってみよう
レモン電池は自由研究の定番と言えるほど人気のある研究テーマです。
身近にある果物を使うため手軽でもあり、子供だけでなく大人でも楽しめます。
「レモン電池は、小学生でもやったよ。」という方もいるかもしれません。
ほかの果物との比較や、つなぎ方による違いなど応用もできるため中学生にもおすすめの自由研究です。
参考動画:レモン電池
材料
- 銅板・亜鉛板(2×5cm)を3セット
- クリップつき導線
- レモン
- 電子オルゴール
材料は、ホームセンターに売っているものでそろいます。
しかし、実験で使う量は少ないため無駄にならないようにするためには、市販のキットを使ってもいいでしょう。
なぜ果物が電池になるのでしょう?
レモンに含まれるクエン酸などの酸が亜鉛板を溶かします。
溶けた亜鉛板の「ー電子」が果汁を通り銅板にひきつけられます。
そして、銅板から導線を通り音が鳴る仕組みになるそうです。
実験のコツは、しっかりと銅板と亜鉛板を突き刺すことです。
そうすると、電力が発生しやすくなります。
応用として
- 直列繋ぎと並列繋ぎの電力差はあるのか?
- レモンの個数による電力差はあるのか?
- レモン以外での果物の電力は?
注意点は、使用した果物は有害な亜鉛が含まれるため食べられません。
1時間で終わる簡単中学生向け自由研究テーマ5選!その2:ペットボトルで夕焼けを作ってみよう
「なぜ、空の色は変わるのだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?
この疑問も自由研究で再現することができます。
参考動画:ペットボトルで夕焼け
とても簡単な方法ですので、1時間でできてしまいますよ。
材料
- ペットボトル 大きさの違うもの3種類くらい
- ペンライトか、懐中電灯
- 水
- 牛乳
- 黒い紙か布
この実験では、光の屈折による「チンダル現象」が見られます。
太陽の光や電灯の光は、白色にみえますが、虹で見られる7色が混ざり合っています。
特徴として、青色は遠くまで届きにくく、赤色は届きやすくなっています。
コツは、部屋を暗くすること。
ライトの光が広がらないように、照射口に紙を巻くと観察しやすいです。
応用として
- ペットボトルの大きさによって色の差はあるのか?
- 光を当てる向きを変えたらどうか?
- 牛乳の量によって色のさはあるのか?
1時間で終わる簡単中学生向け自由研究テーマ5選!その3:一瞬で水を凍らせる方法
参考動画:一瞬で水を凍らせる実験
不思議な現象ですよね。
水を落としただけで凍っています。
こんな自由研究はどうでしょうか。
子供だけでなく大人も楽しめる自由研究です。
この現象は過冷却という現象で、水を凍らないぎりぎりの所まで冷やし、衝撃を与えることで起きます。
簡単に見えますが、失敗することもあります。
失敗も、研究になります。
時間の調節や温度もチェックするといいですよ。
材料
- ペットボトル1本
- 精製水
- タオル
- 温度計
成功のコツは、ゆっくりと冷やすことです。
なるべく揺らすなどの振動を与えず時間をかけて冷やします。
ペットボトルにタオルを巻くと、均一に冷えるそうですよ。
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