お子さんとヒラタクワガタを採集することになり、いざ行こうとしたときにどこにいけばいいのか考えたことはありませんか?
ヒラタクワガタの採集に適した場所に行き、簡単で効果的な方法で捕獲して、お子さんに喜んでもらいたいですよね!
そこで今回は、ヒラタクワガタ採集におすすめの河川敷スポットを5つ紹介します。
さらに、ヒラタクワガタの採集に使うトラップの作り方や仕掛ける場所についても解説。
身近なもので簡単に作れるトラップと仕掛け方で、ヒラタクワガタをお手軽に捕獲できますよ!
ヒラタクワガタ採集には河川敷がベスト?
クワガタ採集などをする際に、河川敷がオススメと聞いたことはありますか?
実はヒラタクワガタを採集するのに、河川敷がベストなのです。
そもそも、河川敷とは、常時水が流れている区域(低水敷)と増水時に冠水する平坦な土地(高水敷)を合わせた区域をいいます。
河川敷はクワガタなどの幼虫が好む朽ち木があること、河川に自生するヤナギが樹液を出すことから、クワガタなどが好む場所になっており、クワガタやカブトムシが集まります。
そのため、河川敷はクワガタやカブトムシにとって楽園のような場所であり、採集ができるわけです。
ヒラタクワガタ採集スポット ①荒川河川敷
ヒラタクワガタ採集おすすめ河川敷スポット、その1は荒川河川敷です。
荒川河川敷といえば、アゴヒゲアザラシの「たまちゃん」で有名になった川幅が日本最大の河川敷でしたね。
河川敷はクワガタなどの幼虫が好む朽ち木があること、河川に自生するヤナギが樹液を出すことがら、クワガタなどが好む場所になっており、採集ができます。
参考動画:クワガタ採集 東京都 荒川河川敷【記録映像2018‐7-8】
クワガタを採集している方が多数いました。
荒川河川敷
ヒラタクワガタ採集スポット ②木津川河川敷
ヒラタクワガタ採集おすすめ河川敷スポット、その2は木津川河川敷です。
京都にあり運動広場があります。
木津川河川敷でクワガタを採集している動画がありました。
参考動画:クワガタ採集 京都 木津川河川敷
木津川河川敷
アクセス:近鉄京都戦富野荘駅から徒歩30分
ヒラタクワガタ採集スポット ③大淀川河川敷
ヒラタクワガタ採集おすすめ河川敷スポット、その3は大淀川河川敷です。
大淀川河川敷は宮崎県にあります。
こちらも実際にクワガタを採集している動画をいくつか見つけました。
参考動画:クワガタ採集 宮崎県大淀川河川敷 ヒラタクワガタ68㎜ゲット
68㎜というかなり大きなヒラタクワガタが採集できたようです。
大淀川河川敷
ヒラタクワガタ採集スポット ④物部川河川敷
ヒラタクワガタ採集おすすめ河川敷スポット、その4は物部川河川敷です。
こちらは高知県南国市に流れる河川敷です。
参考動画:クワガタ採集 高知県 物部川河川敷
クワガタ攻略の具体的な方法についても紹介されています。
ここでは車で樹木を探すこともできるようです。
物部川河川敷
アクセス: 土電バス 安芸行「野市西町」下車 徒歩5分
ヒラタクワガタ採集スポット ⑤川内川河川敷
ヒラタクワガタ採集おすすめ河川敷スポット、その5は川内川河川敷です。
こちらは鹿児島県に流れる河川敷です。
参考動画:クワガタ採集 鹿児島県 川内川河川敷
こちらの画像をあげている方は他の河川敷にもいろいろ行かれているようで、他の河川敷の情報も参考になるかもしれません。
川内川河川敷
アクセス: JR川内駅・肥薩おれんじ鉄道仙台駅から徒歩約15分
ヒラタクワガタの捕獲方法は?トラップの作り方・仕掛け方
ヒラタクワガタを捕獲するのには、まず樹液があるところを確認するのが良いです。
そのほかには、バナナトラップを仕掛ける方法がおすすめです。
バナナトラップは、バナナと黒砂糖、焼酎、カルピスなどを混ぜ、ジップロックに入れて半日以上放置し発酵させたものを使います。
ストッキングに入れてそれを木に巻き付ける方法もありますが、回収が面倒なことを考えると、直接塗るほうが楽です。
ただし、発酵したバナナトラップはニオイが臭く手がベタベタになるため、100円ショップで売っているビニール製の使い捨て手袋があると便利でしょう。
クワガタ採取!ミヤマクワガタも捕まえれるバナナトラップの作り方
バナナトラップの作り方(制作時間:約10分)
材料
- バナナ
- 砂糖
- 焼酎(余り物)
- ジップロック
手順
- バナナを皮ごとぶつ切りにする。
- 焼酎、砂糖、(あればドライイースト)をバナナに混ぜる。
- シップロックに入れて密封し、ベランダなど日当たりの良い場所で放置する。
材料費
約150円
作り方のコツ
ドライイーストがあれば、混ぜると尚良いです。パンパンに発酵してバナナがドロドロになると良い出来上がりです。
ヒラタクワガタの採集向きの時期や時刻は?
バナナトラップを仕掛けるタイミングについては、夕方明るいうちがオススメです。
暗くなるとどこに仕掛けたのかわからなくなってしまうので、明るいうちに仕掛けましょう。
仕掛ける時期についてですが、クワガタはカブトムシより早い時期に活動を開始します。
ヒラタクワガタ、オオクワガタ、コクワガタは6月初旬頃、ノコギリクワガタは6月中旬頃から見つかる確率が高まります。
一方でカブトムシは7月中旬から多くなり、その頃には採集者も増えだすため、それまでに先手を打っておいたほうが見つけやすいです。
クワガタは、日中でも活動していることがあります。樹液に寄ってきていればよいですが、見つからない場合は木の根元付近を探しましょう。土を掘らなくても、大きな根の影や落ち葉の下で見つかることがあります。
河川敷においては、細い柳などの木がまとまって生えているところにヒラタクワガタがいるようです。
樹液が出るところにヒラタクワガタがいますので、クヌギなどの木をチェックしてください。木の割れ目や穴の中に隠れていることが多いようです。
仕掛けるトラップでストッキングなどを使用した場合、必ず回収するのを忘れずに!そのまま放置することは止めましょう。
ヒラタクワガタの飼育方法は?
ヒラタクワガタは里山の厳しい自然の中に生息する昆虫のため、真夏の30度を超える高温さえ注意すれば大丈夫!温度が30度以下の環境で飼育するのがベストです。
エサは基本、昆虫ゼリーで大丈夫です。ヒラタクワガタは沢山食べるので、食べ残しを3~4日に1回交換するといった管理がオススメです。
バナナなリンゴなどをあげても大丈夫ですが、マットを汚しやすくコバエ発生の原因になるので注意が必要です。
まとめ
- ヒラタクワガタ採集におすすめの河川敷5選
- 荒川河川敷
- 木津川河川敷
- 大淀川河川敷
- 物部川河川敷
- 川内川河川敷
- ヒラタクワガタを捕獲するには
- ヒラタクワガタが好みそうな樹液が出ている場所を確認
- その他の方法としてバナナトラップがオススメ
- トラップは明るいうちに仕掛ける
- ヒラタクワガタの採集時期は6月中旬から
- 飼育するなら高温に注意!30度以下の環境で
- 木の根元や落ち葉の下、河川敷を探す
- エサは昆虫ゼリーが便利
身近な道具で効果があるトラップを楽しく作って、クワガタも捕まえられたら、楽しさも2倍ですね。
採集にはマナーが大事なので、自然にやさしく・モラルを守って楽しみましょうね。
河川敷で案外簡単に採集できるヒラタクワガタ。ぜひ、お子さんと一緒にトライして楽しんでください!