夏の風物詩としてカブトムシと並んで語られるクワガタムシ。
小さいころ、その2本の鋭いはさみにとても魅力を感じていました。
しかし、自分でクワガタムシを捕まえようと思うと、森の中ではカブトムシみたいに簡単に見つけられないし、一体野生のクワガタムシはどこにいるのだろう?なんて思ったりしていませんでしたか?
そこで今回はクワガタムシの中でも特にミヤマクワガタに焦点を当てて、ミヤマクワガタの栃木採集ポイント3選を紹介していきたいと思います!
お子さんと一緒に行けば、喜ぶこと間違いなしです!
ミヤマクワガタ栃木採集ポイント3選! その1:県民の森
まず、はじめにオススメするのは栃木県矢板市にある「県民の森」です!
県民の森は矢板市の高原県有林の中にあり、その広大な大自然は約973ヘクタールもの面積をもっていて、森林浴や渓流の滝を楽しむこともできます。
そしてこの県民の森がミヤマクワガタの採集ポイントである理由ですが、それはその森の中に分布する木の種類です。
県民の森には多くのミズナラが分布しています。
元々ナラの木から出る樹液にはカブトムシやクワガタが集まるのですが、このミズナラの樹液の独特な発酵臭には特にミヤマクワガタが集まります。
これは昆虫採集の世界では知られた話で、ミヤマクワガタ狙いの採集者はミズナラの木の生える森を探します。
なので、県民の森はミヤマクワガタ採集にはもってこいの場所なのです!
また県民の森には「マロニエ昆虫館」という昆虫の博物館もあり、世界中の様々な昆虫が集まっています。
クワガタの採れるオススメのスポットや方法を昆虫館のスタッフさんに聞いてみても良いかもしれませんね!
県民の森
住所:〒329-2514 栃木県矢板市長井2927
電話:0287-43-0479
ミヤマクワガタ栃木採集ポイント3選! その2:那須いなか村オートキャンプ場
次にオススメするのは栃木県那須鳥山市にある「那須いなか村オートキャンプ場」です!
このキャンプ場は、約50,000坪もある林間の中にあるキャンプ場で、夏でも涼しいので多くの家族連れがバーベキューやキャンプを楽しんでいます。
さて、この那須いなかオートキャンプ場をオススメする理由ですが、このキャンプ場には様々なイベントがあり、中でも人気なのが夏の期間にある「夜の虫捕りツアー」です。
施設のガイドさんと一緒に子供たちもみんなで協力しながら楽しく昆虫採集ができるのでとてもオススメです!
キャンプ場のスタッフであり、キャンプ場内を知り尽くしたガイドさんが昆虫採集スポットを紹介してくれるので、昆虫と遭遇できるチャンスが多く、狙っている虫を捕まえられる可能性が高いです!
ガイドさんしか知らない秘密のスポットを教えてくれるかもしれませんよ・・・!
那須いなか村オートキャンプ場
住所:〒321-0505 栃木県那須烏山市上川井948−1
電話:0287-88-0455
ミヤマクワガタ栃木採集ポイント3選! その3:サンタヒルズ
最後にオススメするのは栃木県那須郡那珂川町にある「サンタヒルズ」です!
サンタヒルズは名前の通り、クリスマスの気分を一年中味わえる、そんなキャンプ場です。
北関東最大級のクリスマス雑貨店やカフェも併設しているので、アウトドア派のキャンプ好きの人以外でも楽しむことができます。
こちらのキャンプ場もコナラやクヌギ林に囲まれているので様々な昆虫の宝庫で、主にカブトムシ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタが採れます。
ぜひ家族で行ってみてください。
楽しめること間違いなしです!
サンタヒルズ
住所:〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967
電話:0287-96-4622
ミヤマクワガタはどんなクワガタ?寿命は?飼育方法は?
ところで皆さん、ミヤマクワガタを捕まえるといっても実際どのようなクワガタで、どのように飼育すればいいのかはっきり分からない方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんなあまり知られていないミヤマクワガタの生態についても説明していきたいと思います!
まずミヤマクワガタと言えば、その最大の特徴は頭部にある突起ですよね。
とてもいかつくてカッコイイです!
この突起は、ハサミを大きく広げるのに役立っていて、またさなぎの時期により寒い環境にいると突起が大きくなるのです。
次にミヤマクワガタの寿命ですが、一般的に3ヵ月~長くても半年と、他のクワガタに比べると短いです。
その理由は、寿命の長いクワガタは越冬をして次の春にまた活動を始めます。
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