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【正体発覚】神輿ダコはなぜできる?原因と予防法・治療法を解説!

お祭りといえばお神輿!掛け声や担ぐ人の姿はとてもかっこいいですよね!

お神輿を担ぐ人の肩に、たんこぶのような盛り上がりがあるのを見て驚いたことがある方もいるでしょう。肩はどうなっているのか?大丈夫なのか?と気になりますよね。

私も初めて見たときはとても驚きました。人の肩がそんなに盛り上がるのか、と驚き、見たことのない肩の形に目が離せませんでした。

人の肩ってそんなに盛り上がるのか!と思いましたし、見た事のない肩の形に怖いもの見たさで目が離せませんでした。

この記事ではそんな「神輿ダコ」についての疑問を解決するため、下記7つのポイントに沿って紹介していきます。

 

  • 神輿ダコって何?
  • 神輿ダコができる原因は何?
  • 神輿ダコは痛いの?
  • 神輿ダコは女性にもできる?男性だけができる?
  • 神輿ダコの治療法は手術のみ?
  • 神輿ダコは担ぎ手の勲章?
  • 水曜日のダウンタウンで紹介された神輿ダコの説について

5分もあればさくっと読める内容です。読み終わる頃には神輿ダコのマスターになれちゃいますよ!

では、さっそく神輿ダコについて見ていきましょう!

 

神輿ダコとは?

では、さっそく神輿ダコについて見ていきましょう。

その前に、1点だけ注意!

神輿ダコは手にできる「ペンだこ」のような可愛らしいものではありません。衝撃的な画像で驚く方もいるかもしれませんので、心の準備をしておいてくださいね!

改めてみると本当にすごいですよね。人の体には見えない…ラクダのコブやボディビルダーのようにも見えます!

そしてなんだか赤く腫れていて痛そう!硬そうな感じもしますね。

 

神輿ダコって何?

神輿ダコは、その名の通り神輿を担ぐことでできるタコです。

繰り返し同じ場所で神輿を担ぐことで、肩の毛細血管が内出血を繰り返し、大きく成長したものなんです(ガングリオン嚢胞とも言います。)

神輿の担ぎ手によっては、「神輿コブ」「担ぎダコ」とも呼ばれています。大きさは拳サイズから、少し腫れた程度まで人によってさまざまです。

神輿ダコができはじめはこのようになります。先に紹介したものと比べると、まだ可愛らしいサイズですよね。

 

 

神輿ダコはなぜできる?担ぎ方が下手なせい?

神輿ダコは常に肩の同じ部分で担ぐことでできるものですが、どうしてコブになるのでしょうか?

タコの部分は、肩周りの関節にある骨膜(骨をおおっている膜で、血管や骨を作る細胞で出来ている)が破れ、骨膜液がたまって膨れ上がりコブのようになるのです。

「担ぎ方が下手だから神輿ダコができるの?」と思う方もいるかもしれませんが、答えはNOです。上手い下手は関係ありません。

体質によると言われていますが、血液がサラサラな人ほど神輿コブは出来にくく、ドロドロで血流が悪い人や年配に近づくほど神輿ダコができやすいと言われています。

1回担いだ程度ならコブは時間が経てば消えていきます。しかし、年に40回・50回と担ぐ人は肩に衝撃を受け続けるため、神輿ダコはどんどん大きくなるのです。

神輿の重さは、100〜500kg、重たいものでは1tを超えます。

1人が担ぐ重さは20〜50kgです。

なんと、人ひとり担いでいるような状態です‼︎

さらに、数十分という時間、神輿を担ぎ続けて町を練り歩きます。神輿といえば上下に大きく揺れるので、肩への負担が半端ではありません。

大変な思いをしながらも神輿を担ぐ人たちは、本当にかっこいいですよね!

 

神輿ダコは触ると痛い?服は着られるの?

見るからに大きく腫れて痛そうな神輿ダコ。実際にできた人は痛みを感じるのでしょうか?

  • 神輿ダコが小さい時:足にできるタコのように皮膚が硬くなる段階のため、痛みがあります。
  • 神輿ダコが大きい時:大きくなると痛みはなくなります。

では、神輿ダコが出来た後の日常生活はどうなるのでしょうか?

肩はバックを持ったり、服が常に当たる場所です。また、仕事で肩こりに繋がらないかと気になる方もいるかもしれません。

神輿ダコがついたまま神輿を担ぎ続けると、以下のような状態になります。

  • 痛み:神輿ダコが大きくなっていれば痛くない
  • 感触:触ったり押しても痛さがない場合がほとんどで、感触はぷにぷにと柔らかい
  • 大きさ:同じ場所で担ぎ続けると、だんだんと大きくなっていく

日常生活においては、お風呂や洋服の脱ぎ着も問題なく過ごせるそうです。服は夏場だと目立ってしまいそうですが、肩の内側の炎症なので痛みはないんですね。

 

神輿ダコの治療法は手術だけ?

治療方法は?

神輿ダコの医療的な治療方法としては、手術による切開縫合があります。

タコの中にある骨膜液や脂肪は注射器などで吸い出すことが出来ないため、その後縫合する必要があるんですね。

女性の中には、服を着たときに目立つのが嫌で切除する方もいます。気になる方はお近くの「形成外科」で情報収集をしてみてください!

 

手術しない方法はないの?

  • 毎日水分を2L程度摂取して、血液をサラサラにしておく
  • お風呂でタコを揉むようにマッサージする
  • 鍼灸マッサージを利用する

手術に比べて即効性はありませんが、小さくなる効果が期待できる対処方です。

 

神輿ダコの予防方法は?

神輿を担ぐ人たちにとって避けることは難しい神輿ダコ。せめてもということで、予防するための方法をいくつか紹介します。

①適切な担ぎ方を学ぶ

肩への負担を減らすために、正しい担ぎ方を覚えるのが重要です。特に、肩の位置や角度、担ぎ棒の位置を意識するのが大切です。

②肩パッドを使用する

神輿を担ぐときに肩パッドを使うと、肩への衝撃が和らぎます。これで神輿ダコの発生を防ぐことができます。あるいは、肩にタオルを挟んで神輿を担ぐと、肩への摩擦と衝撃が減って神輿ダコが出来にくくなります!

③定期的な休憩を取る

長時間神輿を担ぎ続けると肩への負担が大きくなるので、適度に休憩を取ることが大事です。

④適度な運動とストレッチ

神輿を担ぐ前後に肩周りの筋肉をしっかり動かしてストレッチをすることで、肩への負担が軽くなります。

こういった予防方法を実践すれば、神輿ダコの発生を防ぐことができます。でも、すでに神輿ダコができている場合や、予防方法を試しても改善しないときは、医療機関に相談することをお勧めします。

 

神輿ダコは勲章!

神輿ダコって、神輿を担ぐ人にとってはまさに勲章なんですよね。毎年本気で神輿を担いでいることが一目で分かるし、自慢したくなるもの。できている人を見て、あこがれることも多いんです。まさに「漢の中の漢」って感じで、かっこいいですよね!

1回や2回の神輿担ぎでは大きな神輿ダコはできません。動物で言うと、タテガミや角が大きくて強そうに見えるのと同じで、筋肉がついてかっこよく見える感じでしょうか。そんな感覚と似ているのかもしれません。

実際、神輿ダコがある男性の中には、あえてアピールしたいからハッピを着ない人もいるそうです。神輿ダコができている本人も、誇らしく思っていることが多いですね。特に男性の間では「強さ」や「祭り男」の象徴とも言えるようです。

 

水曜日のダウンタウンで取り上げられた「神輿ダコ」の説とは?

かつてお茶の間に「神輿ダコ」が知られる大きなきっかけになったのは、2021年に放送された『水曜日のダウンタウン』。番組では、「神輿ダコの人 コロナ禍でそろそろタコ消失説」という検証が行なわれました!

実際に神輿ダコがある10人へのインタビューが放送されましたよ。

小さくなったと感じた方はいなかったようです、神輿コブは簡単になくなるものではないんですね!

神輿ダコを知らない人が多かっただけに、大反響でしたね。当時、Twitter(現X)のトレンド入りもしていたのは驚きです!

来年こそは神輿を担いで欲しいですね!

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

  1. 神輿ダコは神輿を担ぐことで肩にできるタコで、大きさは人それぞれ
  2. 神輿ダコができるのは、肩の関節にある骨膜が破れて中に骨膜液などがたまりコブのように腫れるから。同じ位置で担ぎ続けるとできやすいが、担ぎ方の上手い下手は関係ない
  3. 神輿ダコは見た目に反して痛くない。目立つが、日常生活には支障がない
  4. 神輿ダコは、男性にも女性にもできる
  5. 神輿ダコの治療法は、手術のほか、日常的にコブ周辺を温めてマッサージすることで小さくなる見込みがある
  6. 神輿ダコは、お祭りに本気で取り組む者が得られる勲章とされる
  7. 水曜日のダウンタウンでは「神輿ダコの人 コロナ禍でそろそろタコ消失説」が検証され、視聴者から大反響を得た

神輿ダコについて見てきましたが、どんなところが印象的なだったでしょうか?
私は、神輿ダコを勲章として誇っている方が素敵だなと感じました。

これから神輿を見かけた際には、担ぎ手の肩に神輿ダコがないか注目してみましょう!

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