部活中の生徒が熱中症で死亡、なんてニュースみたことありませんか?
これは決して珍しい話ではありません。
見たことがある、という方でも熱中症事故は屋外スポーツに限った話だと思っていませんか?
以下のグラフは部活動における熱中症死亡事故の発生傾向です。
上位はすべて屋外スポーツで埋まるかと思いきや、3位には柔道・5位には剣道がランクインしてしまっています。
また、屋内球技であるバレー・バスケット・卓球でも熱中症による死亡者がでてしまっています。
日本スポーツ振興センター資料参考
体育館は直射日光が当たらないから安全というわけではありません。
熱中症対策としてはこまめに水分と塩分(ナトリウム)を補給することが、なにより大事です。
また屋内スポーツでの熱中症に関しては、体育館内の環境改善も重要になってきます。
今回は熱中症事故をなくせるように、体育館における熱中症対策5選を紹介していきたいと思います。
体育館での熱中症対策5選!その1:換気
は?それだけ?なんて思われるかもしれませんが、とても大事なことです。
体育館内は屋根や外壁からの発熱、人体発熱で温度があがります。
また熱気や湿気も多くなります。
密封された体育館はその熱気や湿気が滞留してしまい、大変危険な状態になってしまうのです。
ですから定期的に換気し、空気の交換を行うことが大事です。
体育館での熱中症対策5選!その2:大型扇風機
参考価格 9,000円前後
もうすでに用意しているという学校も多いかもしれませんが、リーズナブルな熱中症対策といえばやはり扇風機でしょう。
扇風機は室内の温度を下げることはできませんが、風の効果で体感温度を2~3度下げ、涼しさを感じることができます。
また、扇風機は空気を循環させてくれるのでこもった熱気なども外に排出してくれます。
扇風機の前に氷水をおけば、冷風がでてとってもきもちいい!!
ただバトミントンなど風の影響を受けやすい競技だと使えなのが難点ですね…休憩エリアなどを設けるというのもいいかもしれません。
体育館での熱中症対策5選!その3:スポットクーラー
参考価格 7万円 前後
スポットクーラーの仕組みはエアコンに近いです。
エアコンをつけることができない場所などでよく使われます。
キャスター付きのものが多く、自由自在に場所移動できるのがメリットです。
ただ、やはり大型扇風機と比べると値が張ってしまいますが、その分効果は絶大!
みなさんも駅などに設置されているスポットクーラーの前で涼んだ経験があるのではないのでしょうか?
値段はしますが、レンタルなどもあるので夏の間だけレンタルってのもありですよ!
体育館での熱中症対策5選!その4:こまめな水分補給!
これも当たり前のことですね。
しかし、熱中症対策としてはただの水では不十分です。
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