幼稚園の子どもたちが楽しみにしている行事の一つが「夏祭り」ですね!
子どもたちの気分を盛り上げるためにも、手作りの飾りつけに挑戦してみましょう。
手作りの飾りつけは子どもたちそれぞれの個性が出て、達成感も得られます。
子どもは自分で作ったものを認められることで自尊心が高まります。
みんなで作る体験は連帯感を高めてくれます。
また、子どもは見たものの影響を受けやすいので、工夫を凝らしたカラフルな飾りつけをすると、夏祭りがより印象的な思い出として残りますよ。
とはいえ、難しい飾りつけは準備も大変ですよね。
子どもは言葉で説明するよりも、実物を見たり触ったりすることで理解が深まります。
子どもたちと楽しく安全に飾りつけを作るためのポイントを押さえておきましょう。
刃物を使う危険な工程は先生が行いましょう。
<園児が作りやすい夏祭りの飾りつけ(工作)のポイント>
- 夏祭りを連想しやすいデザインを取り入れる。
- 構造を簡素化する。見本を用意する。
- 「自分で作るもの」と「みんなで作るもの」を用意する。
- 先生が準備すること、子どもと一緒に行うこと、子どもを見守って基本的に子どもが行うことを分ける。刃物を扱う場合は必ず見守り、使い慣れない刃物を使う場合は先生が行う。
- 製作時間は余裕を待って設けておく。
では、夏祭りにぴったりな飾りつけのアイディアをご紹介します!
幼稚園の夏祭りの飾り付けアイデア7選! その1:ガーランド
- 全年齢向け
- 飾る場所:室内の壁や天井(ぶら下げられる場所)
- 製作時間:約一時間
パーティー会場でよく目にする、旗の飾りです。
これを、夏祭り風にアレンジしましょう!
夏や夏祭りを連想させるものをつなげて飾りましょう。
提灯、うちわ、スイカなどがおすすめです。
材料を準備すれば簡単に作れるのが魅力です。
ガーランドの作り方
用意する物
- 折り紙、色画用紙、塗り絵、イラストなど
- ひも
- セロテープ
- クレヨンなどの画材
- はさみ
イラストを切り抜く場合の作り方
- 提灯、うちわ、スイカなどのイラストを印刷して、塗り絵を用意する。
- 塗り絵をしたら、ハサミで切り抜く。
- 適当な長さ(2m程度)に切ったひもに、切り抜いた塗り絵をセロハンテープで付ける。
- 壁にセロテープ(または画びょうなど壁の素材に合わせた留め具)で留めて、飾りつける。*
*は必ず先生と一緒に行う。
アレンジ
- 折り紙で提灯を折ってガーランドにすると、夏祭りの雰囲気がUPします!
- 紙コップでガーラントを作ると立体的で、印象的です。本格的な提灯のようですね。紙コップに塗り絵をしたり折り紙を貼ったら、紙コップの底にセロテープでひもをつけてぶら下げます。
- 両面テープやボンドを使い、ひもと接着させると飾りがひもから外れにくくなりますよ。
幼稚園の夏祭りの飾り付けアイデア7選! その2:折り紙紙提灯
- 全年向け
- 飾る場所:天井や軒下(ぶら下げられる場所)
- 製作時間:二時間~
お祭り会場には提灯が飾ってあるところも多いですよね。
提灯は夏祭りを連想しやすい飾りなので、子どもたちの夏祭りに向けた気分作りにもぴったりですよ。
ここでは折り紙で作る方法をご紹介します。
簡単に作ることができますよ。
折り紙紙提灯の作り方
用意する物
- 折り紙
- 芯にする折り紙、または色画用紙
- クレヨンなどの画材
- 黒マーカーペン、またはマスキングテープ
- タコ糸
- はさみ
- のり
色画用紙提灯の作り方
- 芯にする折り紙は3分の2程度の大きさに切る。
- 折り紙に自由に絵を描いてもらう。
- 提灯部分の折り紙の上辺と底辺を、2~3cmの線になるように黒マーカーペンで塗る。または、マスキングテープで縁取る。
- 折り紙を半分に折り、均等に切れ目を入れる。
- 折り紙を開いたら、提灯の形になるように丸める。
- ①の折り紙を丸めて芯にして、⑤の折り紙を巻くようにのりで貼り付ける。
- タコ糸を適当な長さに切って、セロテープで提灯の芯の内側に付ける。
- 出来上がった提灯を、長いひもに等間隔に通して動かないようにセロテープで留めてから、飾り付ける。*
*は必ず先生と一緒に行う。
アレンジ
- 折り紙の芯はトイレットペーパーの芯やラップの芯で代用することができますよ。
- 外側の折り紙にも絵を描いたりキラキラの折り紙で作ると、オリジナリティが増します提灯になります。色を統一して作れば、会場の一体感を出すこともできます。
- 250㎖ペットボトルの中にカラーシートや色付きの綿を詰めても簡単に作ることができますよ。
下記の動画で、音声付きで分かりやすく作り方を解説しています。
<【七夕飾りの折り紙】ちょうちんの作り方【音声解説あり】Lantern origami 七夕シリーズ#3 / ばぁばの折り紙 ばぁばの折り紙チャンネル>
幼稚園の夏祭りの飾り付けアイデア7選! その3:吊り下げ旗(イベント用の旗)
- 全年齢向け
- 飾る場所:室内の壁、またはイベント場所
- 製作時間:二時間~
こちらも材料があれば簡単に作ることができます。
壁に飾るだけでも夏祭りの雰囲気が出ますよ。
イベント用の吊り下げ旗を作る場合は、みんなで作りましょう。
ここでは画用紙で作る方法を紹介しますが、布(さらしなどの色が付けられるもの)と丸棒を使って作るとより雰囲気が出ますよ。
吊り下げ旗(イベント用の旗)の作り方
用意する物
- 画用紙、または色画用紙など
- ひも
- セロテープ
- クレヨンなどの画材
壁に飾る場合の作り方
- 夏祭りや夏をテーマにして、画用紙などに絵を描いてもらう。(統一感を出したい場合はテーマをはっきりと決めるか、イラストの塗り絵を準備する。)
- 絵の上辺に、セロテープを貼って補強する。
- 適当な長さに切ったひもをセロテープでつける。
- 壁にセロテープ(または画びょうなど壁の素材に合わせた留め具)で留めて、飾りつける。*
*は先生と必ず一緒に行う。
アレンジ
- 画用紙の上辺と下辺に細長く切った段ボールをボンドでつけると、綺麗に風にたなびきます。
- イベント用に大きく作りたい場合は、段ボールに貼った模造紙を準備して、みんなで絵を描きましょう。下絵を描いておくと、子どもたちは色を塗るだけなので簡単です。麻ひもなどの太いひもで吊るしましょう。
- 布と丸棒で本格的に作る場合は、布に絵を描けるクレヨンやペンを使いましょう。ある程度、下絵を描いておくと子どもたちは描きやすくなります。布用の画材はアイロンを当てて布に色を定着させる場合が多いので、製作期間に余裕をもって作りましょう。
幼稚園の夏祭りの飾り付けアイデア7選! その4:ペットボトル風鈴
- 全年齢向け
- 飾る場所:軒下、または天井や廊下の柱(ぶら下げられる場所)
- 製作時間:二時間~
夏祭りにぴったりな涼しげなペットボトル風鈴もおすすめの飾りです。
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