小学校の頃は楽しかったプール授業でも、中学生になると心配ごとや不安も増えてきますよね。
プール授業が恥ずかしくなったり、生理がかぶらないか不安になったり、と悩みは尽きません。
そして、生理とプール授業が被ってしまうと、周りの反応や休めるかどうかも心配になりますよね。
そこで今回は、プールの授業の前に生理が来てしまったらどうすればいいのか、おすすめの生理用品や水の職業の人の対処法と一緒に解説してきます。
中学生と生理について
生理は小学校の時から来る人もいれば、中学校になってから来る人もいます。
そして、そもそも生理とは何なのか、初めて生理になった人や男性でもわかるように解説していきます。
生理は何歳から始まる?
ほとんどの場合、初めての生理が来るのは10歳から14歳ころです。
そして、初めての生理が来る歳に差があるのは、体重やBMIが関係しています。
そのため、初めての生理は、体格のいい人は早く、身長が低かったり痩せている人は遅いという傾向があります。
周りの人がまだ生理が来ていなかったり、自分だけ遅かったりしても個人差があるので、あまり心配する必要はありません。
しかし、あまりに遅かったり、心配になる時は人生の先輩である親に相談してみるのもいいですね。
生理ってそもそも何?
初めて生理が来るとそもそも何が起きているか不安になってしまいますよね。
そこで、生理について簡単にまとめてみました。
生理とはこんなもの
- 赤ちゃんを産めるようになったサイン
- 赤ちゃんのためのベッドを変えている時
- 25日~38日ごとの周期で月1回くる
- 大体3日~7日間
- 経血という血が多いのは2,3日目
生理は、赤ちゃんを産めるようになったという身体からのサインです。
また、1か月に1回の周期でほとんどの人は生理が来ますが、初めての生理から5年くらいまでは周期がばらばらなこともあるので、月1回より少し間があいてもあまり心配しなくて大丈夫です。
そして、生理が始まる前に、胸が膨らんできたり、ちょっと身体が丸くなってきたり、という身体の変化もあるので、その変化に気付き始めたら「もうすぐ生理が来るかも」と準備しておくのもいいですね。
参考:女性の健康と生理用品の選び方
生理は女性の健康にとって重要な役割を果たしています。しかし、生理中の不快感やプール授業への参加など、生理に関する悩みを抱える女性は多いです。ここでは、生理用品の選び方と、生理中の女性の健康について詳しく解説します。
- 生理用品の選び方:生理用品は、ナプキン、タンポン、月経カップなど様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルや体調に合ったものを選ぶことが重要です。例えば、プール授業やスポーツをする際には、タンポンや月経カップが便利です。
- 生理中の健康管理:生理中は体調が優れないことが多いです。適切な休息、栄養バランスの良い食事、適度な運動などを心掛けることで、生理中の不快感を軽減することが可能です。また、生理痛がひどい場合や生理周期が不規則な場合は、専門医に相談することをおすすめします。
中学校のプールの授業前に生理。何日目でプールに入れる?
プール授業の前に生理が来ると、授業に出るか休むかで迷いますよね。
そして、生理が始まってすぐの1、2日目は特に体調が優れないことが多いので休みたいものです。
学校によっては、タンポンを付けてプール授業を受けるように強要する学校もあるようです。
辛い時に休ませてくれないなんてブラック企業のようで辛いです。
生理中のプールは周りの人や自分のことを考えると避けた方がいいことがあります。
プールの水には雑菌たくさんあり、生理で免疫力が低下した体に雑菌が入って来る可能性があります。
そして、水着の外に経血が出てしまうと、周りの人の気分を悪くしまったり、プールの周りを汚してしまう可能性もあります。
しかし、どうしてもプールに入らなければいけない場合は、タンポンや月経カップなどで経血が水着のそとに流れ出ないようにする必要があります。
自分の体を第一に休むことも大切ですが、どうしてもという場合には雑菌を身体に入れないようにしてプールから上がった後は身体を温めてくださいね。
生理がはじまりそうな場合はプールの授業はどうする?
プールに入るときはできれば生理を避けたいですが、かぶってしまいそうな時は準備や対策をしておく必要があります。
プールで泳ぐことについて現役の女医さんは、「月経中に泳ぐことは可能だが、経血量など体調次第で水中に入るかどうかは教師ではなく個人か保護者が選択できるようにするべき」と述べています。
生理痛や経血量は人によって違うので、女性同士でも痛みや辛さを理解できないこともあります。
女性ですら理解できない場面もあるのに、男性に言われるのはもっと辛いです。
辛い時には泳げないことを理解して受け入れてくれる先生や学校が増えてほしいですね。
生理中でもナプキンや、タンポンを利用するとプールにはいれるの?
生理中でも生理用品を上手く取り入れてプールを楽しんでいる人がいます。
そして、タンポンを使用すればプールに入れると認識している学校もあります。
最近では、どんどん生理でもアクティブに行動できるような生理用品が出てきています。
その中でもおすすめの生理用品を紹介します。
タンポン
ドラックストアでも生理ナプキン同様に手に入りやすい、使い捨ての生理用品の1つです。
ナプキンとは違い、膣の中で経血を吸収しするので、かぶれる心配や漏れ、臭いの心配をせずに済みます。
直接手でタンポンを挿入するものもありますが、初めての人でも楽にタンポンを正しい位置に挿入できるアプリケータータイプがおすすめです。
タンポン使い方わかんなくてずっとプラスチックみたいなやつ膣内に入れてて痛くて死にそうになって我慢出来なくなって抜いてちゃんと説明書見たらプラスチック抜いてくれみたいな事書いてあって心の底からタンポン嫌いになった
— ぽむこ (@Lee_pomkseyo) December 14, 2016
使い方をしっかり知ってないとトラウマになる可能性もありますね。
アプリケータータイプのタンポンは、正しい位置まで簡単に挿入ができるので、失敗したり痛みを感じたりすることが少ないので安心です。
分かりやすくタンポンの使い方を解説している動画があるので、こちらも参考にしてみてください。
最近はかわいいパッケージのタンポンも販売されているので、生理の恥ずかしさから少し解放されるかもしれません。
ソフィ ソフトタンポン 多い日用 スーパー 27個(9個×3)〔#NoBagForMe限定デザイン〕
月経カップ
タンポンと同様に膣内に挿入して使いますが、繰り返して何度も使えるので、経済的にも優しい生理用品です。
かぶれや臭いを気にしなくていいので、生理中の悩みから少しでも解放されます。
しかし、慣れるまでは上手く挿入できないこともあるので、コツをつかむ必要があります。
慣れるまで時間がかかるので、断念してしまうのも分かります。
また、繰り返し使えるので、清潔に保つために消毒やお手入れをしっかりする必要があります。
消毒の仕方から使い方まで分かりやすく動画で解説されているので、こちらもチェックしてみてください。
初心者向けの月経カップが販売されているので安心してチャレンジできます。
【初心者向け月経カップ】 初めてでも使いやすい生理カップ スクーンカップ オーガニックコットンポーチつき ハーモニー(アクア) サイズ1 未経産婦用
水泳選手やプール監視員は生理時にはどうしている?
水泳選手やプールを監視する人を含め、水を扱うプロの人でも生理はつきものです。
そんな水のプロはどんな方法で生理を乗り切っているのか、職業ごとに紹介していきます。
水泳選手
水泳選手は、タンポンを使用したり、何も生理用品を使用せずにプールに入ったりするのが多いようです。
タンポンを付けていれば、水着に着替えてから経血が漏れる心配をほとんどせずに済むので少し気が楽になります。
そして、泳いでいる間は経血が身体の外に出ないため、何も生理用品を使用せずにプールに入っている選手もいます。
しかし、タンポンを付けていても、何も生理用品を使っていなくても、水泳選手が生理中に対策していることが4つあります。
- 泳ぐ直前に着替える
- プールから上がったらすぐに着替える
- プールからできるだけ上がらない
- 友達に協力してもらう
タンポンなどの生理用品を使っていれば、水から上がってもほとんど経血の漏れを気にする必要はありませんが、何もつけていなければ水から上がった時に一気に経血が出てくることがあるので、友達に協力してもらって更衣室まで行くということが多いようです。
理解して協力してくれる仲間がいるだけでも生理が少し気楽になりそうですね。
監視員
監視員は仕事柄、緊急時のために水に入る準備をしておく必要があります。
その準備をした上で、水中に入る緊急度の低いものは同僚に変わってもらったり、と仲間同士での協力をしているようです。
上司によっては、生理周期を把握して、生理が近い時は水に入らない業務を任せてくれるところもあります。
体調を考えてくれる職場だと安心して仕事に取り組めますね。
夏休みの海水浴や川遊び、生理でも大丈夫?
夏休みで前から計画していた海水浴などが生理のせいで行けなくなってしまうのは悲しいですよね。
生理中に海水浴や川遊びを楽しむためには、注意点や自分に合った生理用品を使う必要があります。
そこで、生理中でもおしゃれに楽しめるおすすめの水着も紹介します。
海や川での注意点
吐き気やめまい、頭痛や腰痛など生理中にはさまざまな症状があります。
また、水泳は痩せる程の体力の消耗があるので、楽しく遊んでいたら急に体調が悪化してしまうこともあります。
無理をしないで泳いだりして楽しむことが大切です。
PantyPropの水着
生理用品を使わず、水着に付いているパッドだけで経血を吸収してくれる画期的な商品です。
この水着に付いているパッドは抗菌作用のあるオーガニックのコットンを使用していて、水の中でも経血が漏れる心配がありません。
また、水着は外から見てもパッドが目立たないようになっているので、生理中でも気にせずに海を楽しむことができます。
そして、パッドは繰り返し洗って使えるので、お財布にも優しいのも魅力です。
タンポンや月経カップなど体の中に生理用品を入れることに抵抗がある方でも安心して使うことができるのも嬉しいですね。
生理中でも安心!PantyPropパンティプロップ水着 パッド付ボトム
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで、中学校のプール授業前に生理が来た時のおさらいです。
- 生理は赤ちゃんを産めるようになったサイン
- 雑菌などから自分の身体を守るために休んだ方がいいが、どうしてもという時は膣内に挿入する生理用品を
- 生理中プールに入ることは可能だが、親や本人で水中に入るかを選択するべき
- タンポンや月経カップなど水の中でも安心な生理用品は多数
- 水泳選手は仲間と協力して生理を乗り切っている
プール授業を生理中でも強要される学校もありますが、大事なのは自分の身体です。
辛い時には思い切って休む判断が必要な場合もあるので、普段から親と相談し合っておくのもいいですね。
また、万が一の場合に備え、自分の学校では生理の時のプール授業は休めるのか、参加しなければいけないのか、などしっかり確認しておくことも大切です。
無理をしすぎずに生理中が少しでも楽になれる学校や社会が早く来てほしいですね。
【こちらも読まれています】