夏と言えば何を思い出しますか?
私はミンミンと鳴く「セミ」を思い出します。
毎年毎年、飽きもせずよく鳴くなぁと思うそんなセミ、捕まえてみたいと思ったことはありませんか?
でも、捕まえ方はどうやればうまくいくか分からない。
どうやって捕まえるの?と疑問に思うことも多いと思います。
そこで今回は、セミを素手や網で捕まえる方法、セミの幼虫の見つけ方、などをご紹介します!
これを見れば、セミを捕まえるのに困っている、お父さん、お母さんにきっと役に立ちますよ!
セミを捕まえよう!日本にいるセミの種類は?
セミの寿命って、みなさんご存知ですか?
よく「セミの寿命は1週間」なんて言葉を聞いたことがあると思います。
ですがこの「セミの寿命は1週間」というのは間違った認識なんです。
セミは土の中で幼虫期を過ごしますが、その長さは(個体差もありますが)3年~10年ほど、この時点で結構長生きをしていますよね。
その長い幼虫期を過ごした後、地上に出て羽化し、成虫になります。
とここで皆さん、成虫の寿命が1週間なんでしょ?と思いますよね。
それも違うんです。
成虫となったセミは、個体差によってばらけますが、最低でも2週間、最高で1か月ほど生きるんです。
私もこれを知った時「セミって意外に長生きするじゃん笑」と思ってしまいました。
こうして、セミは2週間から1か月の時間を使い、自分のつがいとなる相手を探したり、エサを探したりと様々なことを行い、自分の生涯が終わるまで力強く生きる生き物なのです。
そんなセミたち、どんな種類がいるのか気になりますよね。
それでは、日本で有名なセミたちをご紹介します。
日本に生息している有名なセミの種類5選
1アブラゼミ
特徴:体の大きさは56~60mmほどで、日本全国でよく見られるセミです。
セミと言えばこれ、といわれるほど有名ですね。
2ヒグラシ
特徴:体の大きさは38~43mmほどと他のセミと比べると少し小さめ。こちらも日本全国で見られるセミで、関西では山間部でよく見られるセミです。
神社や山、夕暮れに鳴いているイメージのセミですね、夏の風情が感じられるいい鳴き声だと思います。
3クマゼミ
特徴:体の大きさは60~65mmと他のセミと比べると少し大きめのサイズです。平地で基本的に見られるセミで最近では近所の公園なんかでもよく見られます。
4ミンミンゼミ
特徴:体の大きさは56~63mmほど。こちらも全国でよく見られるセミですが、東日本では平地に、西日本では山地でよく見られるセミです。
セミの中で一番耳に残る鳴き方ですね。
5ツクツクボウシ
特徴:体の大きさは43~46mmほど。日本全国に生息していますが、特に関東の平地が多く見られます。
鳴き声:「ツクツクボウシツクツクボウシ」
セミを素手で捕まえるコツは?
セミを素手で?無理なんじゃない?となりますよね。
でも意外と簡単なんですよ!
まずはこちらの動画を見てください。
セミの捕まえ方!アブラゼミを手で捕まえた!とても簡単だよ!
まるで近くの物をとるかのような簡単さで捕まえていますね。
セミの捕まえ方は「気配や足音を自分で出来る限り消してセミに近づき、セミの背中に垂直に手を近づけ、捕らえる」これだけなんです。
ここで気を付ける捕まえるコツというのは「気配を消し、いかにセミに気取られないか」です。
Twitterでもこの気配を消すというのは、セミを捕まえるコツとして言われています。
セミを素手で捕まえるコツはとにかく気配を消して近づき、残り15cm程まで近づいたら躊躇せずに掴むことです
羽の根元を掴めば引っかかれることもないのでオススメ— 電一郎@狂気のマヨネーズ (@dennichirou4416) July 14, 2013
セミを捕まえる際は気配を消して慎重に、これだけを覚えておくと捕まえるときの苦労が変わってきますよ!
セミを網(アミ)で捕まえるコツは?
網で捕まえるコツは、素手で捕まえるコツとほぼ変わりません。
早速動画を見てみましょう。
ニイニイゼミの捕まえ方
動画を見て頂ければわかると思いますが、ゆっくりと、気配を消して網を近づけ捕獲。
これだけなんです。
セミを捕まえる時は「気配を消して慎重に」これを実行していけば素手同様、簡単にセミを捕まえることが可能ですよ!
セミの幼虫はどこにいる?捕まえられる?
セミの幼虫の捕まえ方
セミの成虫もいいですが、幼虫から捕まえて、観察してみたい!というかたもいらっしゃいますよね。
ではセミの幼虫はどこにいるのかというと、土の中です。
サクラの木など、公園や神社なんかの木の下を見てみましょう。
すると穴がポコポコと空いていると思います。
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