夏休みと言えば、必ずお子さんから「夏休みどこにでかけるの?」という言葉を聞きますよね。
親の立場からすれば、またこの時期が来たか、という気持ちになります。
そして、その言葉を聞くと、どこに連れて行こうか、休み取れないけどどうしよう、という考えが巡ってきます。
また、夏休み期間中に外に遊びに行かないお子さんもいます。
小学生のお子さんに見られるようですが、活発に行動する時期に家にずっといると心配になっていしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが夏休みに外に遊びに行かない理由やメリットやデメリット、そして親が外に連れて行ってあげられないときはどうすればいいのかを解説していきます。
小学生なのに夏休みにどこにも行かない我が子・・その理由は?
子どもの頃は、勉強以外にも友達との付き合いをはじめ、人間関係を学べる時期です。
そんな時期に友達とも遊びもせず、ずっと家にいると心配になりますよね。
そんな姿が見えた時には、お子さんの気持ちや理由が隠れています。
一緒に遊べる友達がいない
家にずっといるお子さんには、一緒に遊べる友達がいない可能性があります。
大人でも同じですが、一緒にいて楽しいと思える友達がいなければ外で遊んだり、友達の家に行ったりということはしないですよね。
夏休みくらいから、少しずつ遊んだりすることが増えてきて。
めちゃくちゃ大事な友人になって。
一緒にお出かけしたり話をするのも何もかもが楽しくて。
もうこの時点で、つく雨は他の人とは違う場所にいたんだな、と今なら分かる気がする。— 絃羽@つく雨の愛方 (@1108_Itoha) February 17, 2020
大事な友達ができると遊んでても楽しいことが増えますよね。
一人で公園に行っても、友達同士の仲間ができていることが多いので、知らない人とすぐに打ち解けて遊ぶことは難しいです。
また、友達と遊ぶ他の人を見て、楽しそうとは感じても寂しさを感じてしまい、自分から遊びに行こうとはなかなか思えません。
親に気付いてほしいけど、自分からは言えないこともあるので、さりげなく親から友達のことを聞いてみるのもいいかもしれませんね。
家でゆっくりしたい
ゆとり世代ではない今の小学生は、宿題が多かったりとやることが沢山あります。
普段からやることが多くて、疲れてしまって夏休みは何もせずゆっくりしたいと思っているお子さんもいます。
また、親が休みの日は家でゆっくりだらだらするのが好きであれば、子どもも似てゆっくりだらだらしている可能性もあります。
そして、パパやママと一緒にゲームして過ごしたり、家でできる遊びを楽しんでいる子どももいます。
外の熱い気温の中遊ぶより、家で遊んでる方が快適で楽と思っているお子さんもいるかもしれません。
家でお子さんが遊んでいたら、一緒に親も遊びに参加してみるのもいいですね。
小学生の子供が積極的に外に遊びにいくように声かけは?
夏休みに入ると、普段の家事に加えてお子さんの世話とやることが急に増えて親としては外に遊びに行ってほしいと思いますよね。
夏休み、昼間子どもが家にいる煩わしさを感じる母親の心境
— 湯♨ (@uk1448) September 11, 2010
ママさんのゆっくりできる日中に子どもが家にいるとゆっくりできないですよね。
いろんな掲示板を見ると、子どもが遊びに行かないという悩みを相談しているママさんもいますが、どうやら「遊びに行ったら」という声かけが効果がないというママさんもいました。
いろんなママさんからの回答では、子どもを外に連れ出して一緒に遊んであげるのがいいという意見が多く見られました。
パパと楽しい思い出を作れて楽しそうですね。
お子さんが「外に遊びに行くよりも家にいる方が落ち着いていい」という考えであれば、どれだけ外に遊びに行くように声をかけてもうるさいと思われるだけで効果がありまん。
また、お子さんが友達がいないことに悩んでいれば、声かけは逆効果になります。
そのため、親から率先して外に連れて行ったり、親と一緒に遊びに行くことで、「外で遊ぶのが楽しい」と言うようになるお子さんもいます。
声をかけるだけであれば、親の立場からすると楽ですが、親が一緒に行動していくことで子どもの考えを変えてあげれれば自分からどんどん遊んでいけるようになるかもしれませんね。
小学生の子供が夏休みに外にいかないデメリットやメリットは?
活発に遊びに行く時期のお子さんが外に行かないことでのメリットとデメリットがあります。
心配が減ったりする場面もありますが、逆に心配になってしまう場面もあります。
メリット
外に遊びに行かないことのメリットは2つあります。
- 家族での時間を作れる
- 事故や事件の心配をしなくて済む
家族で一緒に時間が増えるので、一緒に遊んであげたり、お出かけをしたりすることで、他の同級生よりも親子の絆を深めることができます。
また、友達と外に活発に遊びに行くお子さんであれば、友達と遊ぶ時間が楽しくて家に帰ってくる時間が遅くなったりして事故や事件に巻き込まれていないか心配になってしまいます。
最近はお子さんに安全のために携帯を持たせている親もいますが、連絡がなかったり帰りが遅いと帰って来るまで大丈夫か心配がつきないものです。
しかし、家にお子さんがいればその心配がなくなるので、親としては安心できます。
家にいる時間が多いなら一緒にお出かけして夏休みの思い出を作ってみるのもいいですね。
デメリット
家にお子さんがいてくれればメリットが多いように思えますが、デメリットももちろんあります。
それは、友達を作るチャンスを逃すことです。
他の同級生は友達と活発に毎日遊んでいるのに、自分の子どもは家でずっとごろごろしていると新しい友達を作るチャンスが減ってしまいます。
活発なお子さんであればあるほど遊ぶ仲間がどんどん増えて友達の輪が広がります。
そして、夏休みが明けるとあまり仲良くなかった子同士で仲良くなっていることが多いです。
夏休みに自分の子どもの友達が違う友達と仲良くなっていると、他の子と遊ぶようになって友達が減っていってしまう可能性もあります。
外に出かけようとしないのなら、お子さんの友達を家に招いてみるのもいいでしょう。
友達が新しい友達を連れてきてくれるかもしれませんよ。
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