夏休みの宿題の中で一番頭を悩ませるのが自由研究。
我が家でも母の仕事の夏休み期間中に行うのが毎年恒例で、その日が来るまで、自由研究のテーマは何にしよう・・・と頭の中はいっぱいです。
そこで、少しでもスムーズに進められるよう、学年ごとにおすすめの社会科の自由研究をまとめてみました。
小学生のみなさん!まずはこちらを参考にテーマを決めた後、まとめ方のコツをつかんで、自由研究の宿題を済ませましょう!!
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈低学年1・2年向け〉おすすめ1:地域の安全マップをつくろう!
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈低学年1・2年向け〉おすすめ2:地域の図書館の利用のしかた
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈中学年3・4年向け〉おすすめ3:工場見学に行ってみよう!
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈中学年3・4年向け〉おすすめ4:防災マップの作成
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈高学年5・6年向け〉おすすめ5:近くの古墳を調べよう!
- 自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈高学年5・6年向け〉おすすめ6:歴史上の人物について
- 追記:社会科の自由研究をさらに深める!地元の歴史を探る
- 社会科の自由研究と理科の自由研究や工作とどちらがおすすめ?
- 自由研究作成に親はどこまで手伝うべき?
- まとめ
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈低学年1・2年向け〉おすすめ1:地域の安全マップをつくろう!
小学校に通い始めて間もない小学1・2年生におすすめ。
家の近くの危険な場所を保護者や地域の方と一緒に学び、意識することによって自分で身を守ることができるようになる。
親にとって大切な子どもを少しでも危険から守りたい!そんな思いで子どもと一緒に自由研究を始めてみてはいかがですか?
まとめ方
- 通学路、いつも遊ぶ場所、習い事への道を地図にして大きめの紙に描いてみる。
- 危険な場所(例えば・・・周囲から見えにくい、歩道がない、横断歩道に信号がない、暗い、家や車が少ないなど)と安全な場所(例えば・・・見通しが良い、歩道がある、横断歩道に信号がある、明るい、家や車が多いなど)を地図の中に記入してみる。
- 写真を貼るとなお良い!
- お店や友達の家、学校、塾、子ども110番の家などの逃げ場所になる所も記入。
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈低学年1・2年向け〉おすすめ2:地域の図書館の利用のしかた
図書館を利用したことがない小学1・2年生におすすめ。
図書館の利用方法を学ぶことによって、学校の本だけでなく、もっと多くの本を図書館で借りて読書を楽しめるといいですね。
そのためにはなるべく小さい学年で学ぶ方が良いでしょう。
まとめ方
近所の図書館に出かけたり、インターネットで情報を集める。
- 住所、電話番号
- カードの作り方、利用方法
- 本の借り方、返し方
- 借りられる冊数、期間など
- 延長したい時
- 本の探し方
- 禁止事項
- 予約、リクエスト、コピーの方法など実際に本を借りてみる。
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈中学年3・4年向け〉おすすめ3:工場見学に行ってみよう!
もの作りの様子を見学するだけでなく、体験などもあるので小学3・4年生におすすめ。
見学や体験する際の注意を守り、家族でおでかけして楽しく自由研究をすすめてくださいね。
まとめ方
- 住所、電話番号、開催日、料金、予約について、交通アクセスなどを調べる。
- まずは予約する。
- もの作りの様子を見学したり、体験した工程や感想(写真撮影)
- パンフレットなどの資料集め
- おみやげの紹介、感想
動画でも工場見学ができちゃいます!
参考動画:工場見学THE MOVIE Calbeeカルビー公式チャンネル
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈中学年3・4年向け〉おすすめ4:防災マップの作成
歩いてまわると危険な場所もあるので、注意して行動できるようになる小学3・4年生におすすめ。
自宅付近を歩いて調べることによって、改めて家族で話し合って、いざ災害が起きた時にどうすれば良いのかを確認しておくことが大切。
危険な場所には子供だけで行かないようにしましょう。
妹や弟さんがいる場合は一緒に歩いて地域の安全マップと並行して自由研究を完成させることもおすすめします。
まとめ方
- 市や町から配布されるハザードマップやインターネットで避難場所の情報を調べる。
- 図書館などで家の近所の地図を拡大コピーして一緒に歩いてみる。
- 避難所を示す看板や誘導標識を探す。(写真撮影)
- 一時避難所、広域避難所、収容避難所を確認し、ルートを3種類くらい考えておく。
- 危険な場所(崖、ブロック塀、電柱、川や海、看板など)を写真撮影し、マップに張り付ける。
- 避難手順や持ち出すもの、避難場所、連絡手段などを家族で話し合っておく事が大切。
- その他、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、自動販売機、病院などもマップに記入。
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈高学年5・6年向け〉おすすめ5:近くの古墳を調べよう!
古墳、埋蔵品、出土品など難しい言葉がたくさんあるので、小学5・6年生におすすめ。
住んでいる町や近くの古墳に保護者と一緒に出かけて、実際の写真を撮ったり、博物館や資料館で資料集めをするといいですね。
まとめ方
- インターネットや図書館で資料を集める。
- 実際に行ってみて写真を撮ったり、博物館や資料館で資料を集める。
- 年表を作ってみる。
- 古墳の大きさ、種類、出土品、埋蔵品など
- 誰のお墓?
- どのようにして作られたか?
自由研究社会科小学生学年別のテーマおすすめ!〈高学年5・6年向け〉おすすめ6:歴史上の人物について
歴史の学習は6年生から始まるので、小学5・6年生におすすめ。
学校の教科書や資料集にはのっていないことを調べてみると楽しく想像しながら自由研究ができますね。
まとめ方
- 自分が生まれ変わったらなりたい人物、好きな人物、地元の人物などから調べたい人物を1人選ぶ。
- 本、図書館、資料館、インターネットなどで調べる。
- プロフィール(誕生日、生きていた年、出身地、有名な出来事など)
- 年表にするとわかりやすい。
追記:社会科の自由研究をさらに深める!地元の歴史を探る
地元の歴史を調べることは、社会科の自由研究をさらに深める絶好の方法です。地元の図書館や市役所、地元の歴史家から情報を集め、地元の歴史についてのレポートを作成しましょう。地元の歴史について学ぶことで、自分が住んでいる場所に対する理解と愛着が深まります。
「地元の自然環境を調査する」
自由研究の一環として、地元の自然環境を調査することもおすすめです。公園や川、山などの自然環境を観察し、そこに生息する生物や植物、それらが季節ごとにどのように変化するかを調査しましょう。これにより、自然科学の知識を深めるだけでなく、自然とのつながりを感じることができます。
「地元の伝統文化を学ぶ」
地元の伝統文化を学ぶことは、社会科の自由研究を豊かにする素晴らしい方法です。地元の祭りや伝統的な工芸、食文化などを調査し、その起源や意味、現在の地元の生活にどのように影響を与えているかを学びましょう。これにより、地元の文化に対する理解と尊敬の念を深めることができます。
社会科の自由研究と理科の自由研究や工作とどちらがおすすめ?
社会科の自由研究
メリット
工場見学に行ったり、近所を探索したり、近所のことを調べるといったような短時間で研究ができる。
デメリット
近所がネタになっていることが多いので、他の子の研究とかぶる可能性が高い。
製作時間
2~3日
向いている子ども
長期間の観察などが苦手で、地域や社会のことに興味がある子。
理科の自由研究
メリット
自分の好きな昆虫や自然などのことについて深く知ることができる。
デメリット
花の成長の観察や天気を調べるなど長期間にわたって観察し続けないといけないことが多い。
製作時間
1週間~2か月
向いている子ども
毎日コツコツタイプの子。
工作
メリット
材料さえ揃えば短時間で完成できる。
デメリット
材料を揃えないと製作が開始できない。
製作時間
数時間
向いている子ども
手先が器用で図画工作が得意な子
自由研究作成に親はどこまで手伝うべき?
とにかくテーマを決める時に、子どもが興味の持てるものにすれば子ども自身が積極的に研究を行えるので、慎重に興味のあるものを聞き出して選ぶべき!
低学年のうちは親がしっかり手伝わないといけないと思いますが、中学年からは低学年の時の研究の経験を活かして、自分で考えるように促して、学校で行われる自由研究相談会に積極的に子どもを参加させると良いでしょう。
専門の先生から良いアドバイスをいただけます。
そして、なかなか自由研究にとりかからない子には・・・子どもが日ごろ興味を持っていることを気づかせるため、お出かけして楽しそうにしていたことや、集めているもの、好きな本や好きな教科などの話を持ち掛け、テーマ選びを考えてみましょう。
まとめ
1.低学年1・2年向けのおすすめ社会科自由研究
早めに知っておくと良い・・・
- 地域の安全マップをつくろう!
- 地域の図書館の利用のしかた
2.中学年3・4年向けのおすすめ社会科自由研究
ルールが守れるようになってから・・・
- 工場見学に行ってみよう
- 防災マップの作成
3.高学年5・6年向けのおすすめ社会科自由研究
高学年になったら歴史を学ぼう・・・
- 近くの古墳を調べよう!
- 歴史上の人物について
4.自由研究の比較
社会科の自由研究
・短期間で完成するが、他の子の自由研究とかぶる可能性が高い。
理科の自由研究
・昆虫や自然について深く学べるが、時間がかかる。
工作
・短時間で完成するが、材料が揃うまでとりかかれない。
5.テーマ選びは子どもが興味の持てるものを選ぶように促し、学校の自由研究相談会を利用して先生からアドバイスをもらうようにする。
我が家の毎年の自由研究はいつも時間がないので、長期戦にならない社会科の自由研究をすることが多いです。
やる気のでない子どもには時々声掛けをして、学校で行われている自由研究相談会に積極的に参加し、自分でできた!と子どもが達成感を味わえるように、親は縁の下の力持ちに徹してサポーター役として参加するようにしましょう。
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