「カブトムシ」、子供にとっては最強にカッコいい生き物ですよね^^
夏になると「欲しい!」、「飼いたい!」と、子供にせがまれるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
私の周りでも、今年の夏は幼稚園児の男の子達が、カブトムシの家に行ったり、カブトムシを飼ったり、カブトムシとクワガタで闘わせてみたり…、とカブトムシで盛り上がっていました。
そのカブトムシ、せっかく飼うなら子供と一緒に採りに行って、自分たちで捕まえたカブトムシを飼わせてあげたいですよね。
でもどこに行けばカブトムシは採れるのでしょうか。
近くの山や自然にあふれた公園でしょうか。
お父さんやお母さんが子供時代に採ったことがある場所でしょうか。
実は昔は採れた場所でも、今は採れなくなった、なんてことも多いんです。
カブトムシの数自体が少なくなっていて、捕まえることが非常に難しくなっているみたいですね。
なので、いざカブトムシ採りに出かけても、全く採れなかった(それどころか姿すら見ることができなかった)というケースもかなり多いんです。
せっかく夜の遅い時間に採りに行っても全くの空振りだと、子供はもちろんのこと、大人もがっかりしちゃいますよね。
子供に至っては、最悪の場合機嫌がとても悪くなって、帰りの車内の雰囲気が重くなり、また帰宅した後の家族憩いの時間にまで影響しそうですよね。
そんな空振りの状況を避けられるように、ここではカブトムシが採れる可能性の高い採集ポイントをご紹介します。
今回は札幌のポイントをご紹介したいと思いますが、その前に…
実はカブトムシ、北海道には元々いなかった生き物なんです。
お店で買ったものや本州から持ち帰ってきたものを山や公園に逃がしたりする人がいて、北海道でも増えていったそうです。
あのカブトムシがいない地域があったなんて驚きですよね^^
なので、北海道では事前のリサーチ無しにやみくもに探すのは本州よりもさらに危険です。
ここでは札幌の採集ポイントを5つご紹介しますので、要チェックですよ。
採集場所の他にも、カブトムシ採集にベストな時期や時間、仕掛け、準備する物、服装など、カブトムシ採集に重要なポイントも併せてご紹介しますので、採集に出かける前に併せてチェックしてみてください。
- カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その1:滝野すずらん丘陵公園
- カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その2:西岡公園
- カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その3:定山渓
- カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その4:支笏湖
- カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その5:円山公園
- カブトムシの採集時期や生態は?
- カブトムシ採集のための最適な天候と時間帯
- カブトムシ採集における安全対策
- カブトムシを捕獲するバナナトラップの正しい作り方はコレだ!
- バナナトラップにはカルピスとお酒・焼酎、何が正解?
- バナナトラップを仕掛けるタイミングは?
- バナナトラップ以外にも試してみたいトラップは?
- カブトムシ採集に必要な道具と服装!
- まとめ
カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その1:滝野すずらん丘陵公園
昆虫の王者カブトムシがいました。でもこいつ昔は北海道にはいないと言われていた生きもので国内外来種と呼ばれてます。滝野でも年々増えてる気がします。 pic.twitter.com/8U1FEJK5pi
— 滝野の森staff (@takinonomori) August 9, 2018
北海道唯一の国営公園で、東京ドーム84個分以上の敷地を持つとっても広い公園です。
自然が豊かな公園で四季折々の見どころがあります。
また子供が楽しめる大型遊具や、夏には水遊び・サイクリング、冬にはスキー・スノーボードといったアクティビティもできるところで、一年を通して大人も子供も楽しめる公園なんです。
カブトムシが集まる木と言えば、有名なのは「クヌギの木」ですが、北海道ではミズナラ、ハルニレ、ヤナギなどの木にカブトムシはいるそうです。
ここ滝野すずらん丘陵公園内にある「滝野の森」ゾーンにはミズナラやハルニレの木があって、その木の樹液を吸いにカブトムシが集まってくるようです。
公式HPにも載っていますので、採れる可能性も高そうですね^^
※滝野すずらん丘陵公園HP
公園に入るには入園料が必要になります。
また時間も9:00-18:00(閉園時間は季節によって異なる)と決まっています。
この公園にはキャンプ場もありますので、ゆっくり夜の採集を楽しみたいならキャンプ場に宿泊しましょう^^
滝野すずらん丘陵公園
住所
北海道札幌市南区滝野247番地
アクセス(バスの場合)
- 地下鉄「真駒内駅」から
中央バス 滝野線[真106] ②番のりば「すずらん公園東口」行にて約31分
- 地下鉄「福住駅」から
中央バス 有明線[福87] ⑥番のりば「すずらん公園東口」行にて約44~50分
(平日運行は、7/16~8/16のみ)
※滝野すずらん丘陵公園HPより引用
カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その2:西岡公園
イングレスで、ポータル名 西岡公園 正門 写真のみ申請。 (@ 西岡公園 in 札幌市豊平区, 北海道) https://t.co/7fHOjG2TBz pic.twitter.com/n7VLZsRN2z
— つじやん(47都道府県居住目指す) (@tujijp) August 16, 2015
ここは大きな池がある自然豊かな公園です。
昔は貯水池として使われていたそうで、池には国の有形文化財にも登録された赤い取水塔があり、この公園のシンボルにもなっています。
ここの公園では自然観察や昆虫採集、バードウォッチングを楽しむことができ、特にホタルが見れるスポットとして有名だそうです。
そんな自然いっぱいの公園なので、カブトムシもいるんです^^
公式HPにもカブトムシを見かけたという情報がありますので、ここも採れる可能性が高いポイントです。
西岡公園
住所
北海道札幌市豊平区西岡487番地
アクセス(バスの場合)
- 地下鉄南北線「澄川駅」から
中央バス西岡環状線[澄73]乗車,「西岡水源池」下車,徒歩1分
- 地下鉄東豊線「月寒中央駅」から
中央バス西岡月寒線[月82]乗車,「西岡4条14丁目」下車,徒歩15分
※西岡公園HPより引用
カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その3:定山渓
秋も深まって札幌では先日初雪が降りました。
ということで 夏の定山渓! 温泉で有名ですが自然も美しい所です。 pic.twitter.com/ExR6EvDRYn— ニコマ工房【公式】 (@2koma_official) October 20, 2017
定山渓といえば、「温泉」が有名ですよね。
実はここは景勝地としても有名な場所なんです。
緑がとても豊かですので、カブトムシもいるんです^^
ですがこの定山渓、エリアがかなり広いので、個人的には宿泊もできる定山渓自然の村でキャンプをしながら採集するのがオススメです。
キャンプ場には遊歩道もありますので、子供連れでも安全に行動することができます。
また、散策コースを回って自然観察や森遊びをするガイド付きの体験プログラムもありますので、北海道の自然の中で熊に遭遇したらどうしようと不安思われている方には、このプログラムで散策しながらポイントを探すのもオススメです。
定山渓自然の村
住所
北海道札幌市南区定山渓
アクセス
- 車の場合:国道230号線を沿いに進む
- バスの場合:札幌駅南口バスターミナル12番乗り場よりじょうてつバス「定山渓線」乗車、「豊平峡温泉」下車
- 地下鉄の場合:地下鉄南北線「真駒内駅」バスターミナル4番乗り場よりじょうてつバス「真駒内線」乗車、「定山渓車庫前」で下車し「定山渓線」へ乗り換え
※定山渓自然の村HPより引用
カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その4:支笏湖
樽前山から支笏湖。昨年夏の調査。 pic.twitter.com/YOCNmytGEA
— Ken-ichi Yokoi (@KenichiYokoi) November 23, 2015
支笏湖といえば「湖」ですが、twitter画像のように、周りがたくさんの木々に囲まれていますので、ここでもカブトムシが採れるんです。
先ほどの定山渓同様にエリアが広いので、キャンプ場がある「支笏湖休暇村」で宿泊しながら採集するのがオススメです^^
公式HPのスタッフブログにクワガタがいるという記事が載っていますので、カブトムシにも出会える確率が高そうですよね。
※支笏湖休暇村HP
あとは、支笏湖に行くまでの道路でも結構採れたりするので、夜のドライブがてら行ってみるのもいいかと思います^^
支笏湖休暇村
住所
千歳市支笏湖温泉
アクセス
車の場合:
1.道央自動車道 千歳ICから
道道77号線→国道36号線との分岐を左折(札幌方面へ)→道道16号線(支笏湖公園線)の分岐を左折→道道16号線を約30分直進し、市街地を出て最初の信号(苫小牧・喜茂別方面の分岐)を直進→信号から約1キロのところにある青色標識(休暇村・野鳥の森)で左折→道なりに直進し到着
2.苫小牧西港フェリーターミナルから
道道259号線を左折→直進し国道36号線に合流→青色標識(支笏湖方面)の国道276号線の分岐を右折→道なりに約30分進み一つ目の信号を直進→すぐにT字路の信号に突き当たるのでそこを左折(支笏湖温泉・札幌方面)→信号から約1キロのところにある青色標識(休暇村・野鳥の森)で左折→道なりに直進し到着
バスの場合:
新千歳空港あるいはJR千歳駅から、北海道中央バス「支笏湖」行き乗車、終点支笏湖バス停下車
※支笏湖休暇村HPより引用
カブトムシ採集!札幌ポイント5選! その5:円山公園
円山公園にいたカブトムシ。
円山って言っても、京都じゃなくって、
札幌のね(笑) pic.twitter.com/mJvfz7C1Rb— ぽち (@pochi1963) July 10, 2014
ここまでは、札幌の中心部から少し離れた場所にあるポイントをご紹介しましたが、最後は中心部に近い採集ポイントをご紹介します。
大通から地下鉄東西線で3駅となりにある円山公園です。
駅からも徒歩5分の距離にありますので、アクセスしやすいですよね。
ここは桜の名所としてとても有名なスポットでもありますが、中心部近くにありながらも自然にあふれた公園なんです。
まずは電車ですぐに行ける場所から始めたいという方には、オススメの場所です^^
円山公園
住所
札幌市中央区宮ヶ丘
アクセス(電車の場合)
地下鉄東西線 「円山公園駅」3番出口より徒歩5分
※円山公園HPより引用
カブトムシの採集時期や生態は?
カブトムシ•クワガタの採集時期を正確に教えてください。もう虫を採集し始めて… – Yahoo!知恵袋 https://t.co/N1gbyYoxLl
— seiji (@concreteseijin) July 19, 2016
ここまではカブトムシの採集ポイントをご紹介しました。
では実際にいつそのポイント行けばカブトムシを捕まえられるのでしょうか。
カブトムシは、卵→幼虫→さなぎ→成虫、という一生を過ごしますが、その寿命は短く1年と言われています。
また、1年の寿命のうち10か月は土の中で過ごすため、成虫として活動できる期間は2か月ほどだそうです。
その2か月がだいたい7~9月頃(地域によって時期にズレあり)にあたります。
「夏の生き物」というイメージが強いカブトムシですが、夏は成虫として過ごしている期間なんですね。
採集時期としては、本州では7~8月上旬ですが、北海道では少しずれて8~9月頃がオススメです。
そしてカブトムシは夜行性で、昼はあまり姿を見かけることがないため、狙うは日が沈んだ後の活動時間帯です。
時間としては20時〜4時頃になります。
狙うポイントはカブトムシが好む木ですが、最も有名な「クヌギ」の木は北海道ではほとんどない生息していない木なんです。
先ほどご紹介したミズナラ、ハルニレ、ヤナギの木の樹液にカブトムシたちは集まりますので、その木を狙いましょう。
他にも、カブトムシは夜行性ということもあり、夜には明るいところに向かっていく習性がありますので、例えばキャンプ場の自動販売機などでも見つかることがあるようです^^
色々と探し回ってちょっと疲れたなと思った時には、自動販売機で飲み物を買って休憩してみるのも一つの手ですよね。
カブトムシ採集のための最適な天候と時間帯
カブトムシ採集に最適な天候と時間帯について詳しく知ることは、成功率を高めるために重要です。一般的に、カブトムシは湿度が高く、暗い時間帯に活動的になります。したがって、雨上がりの夜は特にカブトムシ採集に最適な時間と言えます。
また、カブトムシは夜行性の生き物で、特に夜の8時から翌朝の4時までの間に活動的です。この時間帯に採集を行うと、より多くのカブトムシを見つけることができるでしょう。
カブトムシ採集における安全対策
カブトムシ採集は楽しい活動ですが、安全に楽しむためにはいくつかの対策が必要です。特に、夜間の採集では、足元の見えにくさや未知の生物との遭遇など、様々なリスクが伴います。
1. 明るい懐中電灯:
夜間の採集では、明るい懐中電灯が必須です。これにより、足元を照らすことができ、つまずきや転倒を防ぐことができます。
2. 長袖・長ズボン・長靴:
虫刺されを防ぐためには、肌を覆う服装が最適です。また、長靴は足元を保護し、不意の滑りや転倒から守ります。
3. 虫除けスプレー:
虫除けスプレーを使用すると、蚊やダニなどの虫から身を守ることができます。
これらの対策を講じることで、カブトムシ採集を安全に楽しむことができます。
カブトムシを捕獲するバナナトラップの正しい作り方はコレだ!
カブトムシを捕まえる仕掛けとして有名なのは「バナナトラップ」です。
これを使えば、あちこち歩き回って探すことなくカブトムシを捕まえられる、最強のトラップなんです。
作り方はとっても簡単です。
バナナトラップ(仕掛け)の作り方【カブトムシの罠といえばコレ
バナナトラップの作り方
材料
- バナナ:1房(4本くらい)
- ドライイースト:1袋(今回は3g入りのものを使用)
- 砂糖:大きいスプーン3杯分くらい
- 焼酎:適量
- 密閉できる袋(ジップロック等)
- ビニール手袋やゴム手袋(あれば)
製作時間
仕込み~完成まで4~5時間くらい
手順
- バナナを一口サイズくらいに切ってボールに入れ、そこにドライイースト、砂糖、焼酎を入れる。
- 手やおたま等でバナナをつぶすようにしながら混ぜる。かなりきつい臭いがするので、手で作業するときはビニール手袋やゴム手袋を着けた方がよい。
- 混ざったら密閉できる袋に入れ、しっかり封をとじ、日の当たる所にしばらく置いて発酵させる。4~5時間ほど置いて、バナナがドロドロした状態になれば完成。
コツ
- 使うバナナは安いものでOK。時間が経って熟れてしまったもので全く問題なし。
- 焼酎の種類は、麦、芋、米、etc、何でもOK。アルコール度数も何でもOK。
- 日が沈んでから作る場合は、車の中などの暑い場所で発酵させるとよいが、ジップロックに入れていてもかなり臭いが漏れるので要注意。
バナナトラップにはカルピスとお酒・焼酎、何が正解?
バナナトラップの作り方復習。焼酎とバナナにカルピス。ジップロック。手近な樹木
— なまえ (@Sx2M) July 24, 2018
バナナトラップ作りに焼酎を使うことをご紹介しましたが、実は焼酎の代わりにカルピスでも作ることができます。
カブトムシが集まる効果としては、お酒、カルピスのどちらを使っても差はないようですが、子供と一緒にバナナトラップを作る場合は、お酒よりもカルピスの方が良さそうですね^^;
バナナトラップを仕掛けるタイミングは?
昨日カブトムシ用に、バナナトラップ仕掛けたのさ。そんで今朝見に行って思わず叫んださ。
「oh来すぎィ!ohホントに来すぎィ!」 pic.twitter.com/WvCbmCyF8V— 外道釣りの茶鱒 (@tJUxC3yxbSJ0G2m) July 29, 2019
バナナトラップを作ったら、次は仕掛けに移るのですが、その前に重要なことが…
仕掛ける前には、仕掛けてもいい場所なのか、土地の所有者にきちんと確認をしましょう。
許可がでたら、では実際に仕掛けてみましょう。
方法としては、ストッキングやネットに入れて木に括り付けるのがオススメです。
仕掛ける木は、カブトムシが集まりやすい樹液が出る木です。
カブトムシが好むクヌギの木じゃないの?と思ってしまいがちですが、クヌギに限らず樹液が出る木であればカブトムシがいる可能性があるので、クヌギ限定でなくてもOKです。
時間はカブトムシが活動し始める前です。
日が沈む前でも大丈夫なので、作業しやすい明るい時間帯に仕掛けちゃいましょう。
そして、一晩置いたら仕掛けを回収しに行きましょう。
回収はとても簡単で、括り付けたバナナトラップを木から外すだけでOKです。
カブトムシがかかっているかどうか、最もドキドキするタイミングですね。
回収したトラップは必ず持ち帰りましょう。
持ち込んだものは持って帰る、それがマナーですよね^^
バナナトラップ以外にも試してみたいトラップは?
バナナトラップすんげー臭い
白波で作った方が強力な匂い放ってる— MFアビ (@ab3onakaitai) July 18, 2017
バナナトラップはカブトムシが好む「樹液」をイメージしたトラップなので、捕れる可能性が高いトラップなんですが、発酵させているのでなんせ臭いがすごいんです。
仕掛けたり回収するときはかなりつらいです。。。
また、臭いがすごいということで、土地の所有者に許可をもらえなかったりする可能性もあります。そして、やっぱりマナー的にも気になりますよね^^;
臭いがしないトラップもありますので、ここでは2つご紹介します。
1.ノムラホイホイ
国立科学博物館の甲虫研究者である野村周平氏が開発した昆虫採集トラップで、その名の通り昆虫がホイホイ採れちゃうトラップなんです。
作り方は簡単で、2Lのペットボトル、針金、カラースプレーを用いて作ります。
詳しい作り方は以下のHPを参照ください。
※ハネカクシ談話会HP
このトラップの凄いところは、中に入れる餌を変えることで色んな種類の昆虫採集に使えるところなんです。
カブトムシ採集だと餌には熟したバナナがオススメです。
2.ライトトラップ
先ほどもご紹介したとおり、カブトムシは明るいところに向かっていく習性がありますので、この習性を利用して捕まえます。
方法は、大きめの白い布に紫外線量があるライトを当てるだけなのですが、このライトが重要なんです。
LEDでは紫外線量が少ないのでライトトラップには向きません。
紫外線量の多い白色蛍光灯や水銀灯のライトがベストです。
うまくいけば一度に複数のカブトムシをゲットすることも可能なトラップです^^
カブトムシ採集に必要な道具と服装!
最後に、採集時に必要な道具と服装についてご紹介します。
道具
1.懐中電灯
これを忘れた時は、カブトムシ採集は諦めた方がいいくらいマストのアイテムです。
大き目の懐中電灯の他に、細かなところを照らせるペンライトもあれば便利です。
NLAセレクト LEDハンドライト、LEDランタンセット:7,280円(税込・送料無料)
2.虫かご
捕まえたカブトムシを入れるために使います。
大きすぎると移動するときに大変なので、持ちやすいサイズで、首や肩から掛けられる紐が付いているタイプのものが個人的にはオススメです。
サプライズワールド 虫かご ワイドミニ:608円(税込・送料別)
3.虫とり網
高いところにいるカブトムシを捕まえるときに便利です。
暗い中持ち歩くので、移動に便利な長さを調節できる伸縮タイプのものがオススメです。
コーナンeショップ 昆虫網:547円(税込・送料別)
服装
林や山の中は危険な生き物がいますので、暑いですが、長袖、長ズボン、長靴がベストです。
また、自然の中なので蚊もたくさんいます。
首にはタオルを巻き、虫よけスプレーもつけて万全の体勢で行きましょう。
通気性に優れた虫除け用の服も売られていますので、虫が気になる方、暑いのが気になる方にはこれがオススメです。
キレイスポット 防虫ネットパーカ+ネットパンツ:6,820円(税込・送料無料)
まとめ
今回ご紹介したポイントをまとめます。
- 札幌のオススメ採集ポイントは、滝野すずらん丘陵公園、西岡公園、定山渓、支笏湖、円山公園。
- カブトムシの採集時期は北海道では8~9月、時間は20時〜4時頃、狙う場所はクヌギではなく、ミズナラ、ハルニレ、ヤナギの木と自動販売機。
- カブトムシを捕まえる仕掛けとして有名なのは「バナナトラップ」。カルピスで作ってもお酒で作ってもその効果は変わらない。
- バナナトラップは日が沈む前に仕掛けて、一晩置いたら回収する。
- バナナトラップ以外にも、ノムラホイホイ、ライトトラップがある。バナナトラップに比べ臭い等で迷惑にならない。
- カブトムシ採集に必要な道具は、懐中電灯(マスト)、虫かご、虫とり網。
- カブトムシ採集の服装は、長袖、長ズボン、長靴がベスト。
夜の採集を中心にご紹介してきましたが、キャンプ場や公園などの安全な場所でも夜は危険が伴います。
足元がよく見えずつまづいて転んでしまったり、また逆に足元ばかりを注意するあまり、頭上の障害物に気づかずぶつけてしまう、なんてこともあります。
夜の採集に出かける時には、特に慎重に行動しましょう。
また、子供にとっては、夜の昆虫採集ってとっても魅力的ですよね。
いつもは夜の遅い時間に外に出るなんてできないですから、いつもできないことをしている、それだけでもう大興奮ですよね。
そんな大興奮の子どもだと、色んなことに気を取られて普段よりも注意力が落ちてしまい、いつも以上に怪我をしてしまう可能性も高まります。
「どこにいるのかなぁ」と子供と一緒に考えながら林や森を探し回り、自分たちでやっと見つけたカブトムシを捕まえたい、その気持ちはとてもよく分かりますが、それで怪我をしてしまってはただただ悲しい辛い思い出になってしまいます。
子供が小さいうち(落ち着いて夜の採集ができないうち)は、夜の採集は我慢し、トラップを仕掛けて翌朝回収する方法で楽しみ、子供が大きくなったら、夜の採集に繰り出してみる、子供の成長に合わせたパターンの採集を楽しむのも素敵だと思います。
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