高齢者施設の夏祭りの目的は、身体機能や認知機能の向上もあります。
夏祭りは高齢者にとっても楽しみなイベントです。
せっかく夏祭りを行うのだったら、家族や友人も一緒に楽しみたいですよね。
しかし、主催する施設の職員の方は、準備からプログラムなど様々な準備を行わないといけません。
また、「高齢者にとって難しくないけど、盛り上がるゲーム」となると頭を悩ませますよね。
今回は高齢者に喜ばれるゲーム7選を紹介します。
簡単に準備ができて、当日も盛り上がること間違いなしのゲームです。
高齢者施設での夏祭りは、喜ばれるイベントの上位に上がるものです。
高齢者の普段見れない表情や「こんなこともできるんだ」と新たな発見もあるかもしれませんよ。
夏祭りで盛り上がるゲーム7選
- 釣り堀
- 的あて
- のど自慢大会
- 洗濯ばさみつかみ
- 積み木ゲーム
- 〇✖ゲーム
- 作品展示
順番に紹介していきますね。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その1:釣り堀
釣り堀は、紙で作った魚を釣り竿でひっかけるゲームです。
昔の遊びとしてよく釣りをして遊んだことがある方も多いと思います。
高齢者にも馴染みがある遊びではないでしょうか?
子供用プールに水を入れておもちゃを浮かべるのもいいですが、難易度を下げるには動かない的がいいでしょう。
魚に点数を書いて、釣った点数によって商品が変わるものにすれば高齢者のやる気を引き出せますよ。
準備は全て自作で可能で、魚などは10種類程度準備します。
釣り竿は、割りばしと糸を使って作ります。
魚と糸の先にクリップをつけて魚をひっかけられるように作ります。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その2:的あて
的あては誰でもできるゲームで、ルールも簡単です。
ボールを投げる動きは、手を大きく振るため、いつもと違う動きができて運動にもいいですよ。
準備は、的用にぬいぐるみやペットボトル、牛乳パックなどを用意します。
ボールも新聞紙を丸めて作れば簡単に手作りで作ることができますよ。
投げるときのバランスを崩さなうように椅子に座って投げるようにすることで安全に行うことができますよ。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その3:のど自慢対決
のど自慢対決は、歌が好きな高齢者にすごく喜ばれるゲームです。
声を出して歌うことでみんなで盛り上がることができておすすめです。
カラオケセットは、レンタルが可能で1日3万円程度からあります。
高齢者は昔のアイドルなどの歌手の歌が喜ばれるでしょう。
観客も盛り上がれるようにうちわやタンバリンなどを準備してもいいですね。
みんなで一緒に歌える歌も準備して合唱することもおすすめですよ。
スムーズに運営するためには、参加人数や時間、合唱曲を流す時間などプログラムを決めておくことも必要です。
合唱曲は大きな歌詞カードを作っておくと盛り上がること間違いなしです。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その4:洗濯ばさみつかみ
洗濯ばさみつかみは、箸で洗濯ばさみをつかんでお皿からお皿へ移すゲームです。
30秒で何個移すことができるか競争します。
高齢者はスプーンより、使い慣れた箸の方が使いやすいという方が多くいます。
箸は手先を使いますし、早くしようと集中するため身体機能の向上にいい運動と言えます。
友人や家族と勝負することで高齢者の意欲がより増しますよ。
準備物品は洗濯ばさみをたくさんと箸お皿です。
準備物品は少なく、当日はストップウォッチで測る役割を行うため簡単にできますよ。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その5:積み木重ねゲーム
積み木重ねゲームは、ルールが簡単でシンプルなため、だれでも参加できるゲームです。
手先を使い、集中力も必要なため高齢者にとってはいい運動になるでしょう。
3人程度のチームで行う事でコミュニケーションも取れて盛り上がること間違いなしです。
倒れたときに危なくないように紙やプラスチックなどの軽い素材を使うと安全ですよ。
積み木は手作りで作成可能です。
牛乳パックでいろいろな形を作りカラフルに色を付けます。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その6:〇✖クイズ
〇✖クイズは頭を使うゲームのため考える力が必要です。
高齢者には認知機能の向上のためにクイズを行う事はいい効果をもたらします。
また、職員の事や施設のことをお題にすると盛り上がること間違いなしですよ。
準備物品は〇と✖のプラカードを準備するだけで簡単です。
ゲームの内容を10問程度準備しておきましょう。
高齢者施設の夏祭りで盛り上がるゲーム7選!その7:作品紹介、購入
作品紹介は、今までに作成したものを家族や高齢者に見てもらい、欲しいものがあれば購入してもらうものです。
自分の作った作品が並んでいるのを見ると作者はうれしいし、今後も創作意欲が湧いていいでしょう。
また、高齢者は若い頃にいろんなものを手作りしていた方も多く、私たちから見てもすごい作品があります。
ぜひ、高齢者の作った作品を展示して購入する機会を作るのもおすすめです。
高齢者施設の夏祭りのプログラムは?準備はいつから?いつぐらいに開催する?
高齢者施設の夏祭りの目的は高齢者の方に楽しんでもらい、日常と違った体験をしてもらう目的があります。
また、家族との交流を深めて一緒に過ごす時間もいい刺激になるでしょう。
時間は3時間程度で行うところが多いようです。
職員も日々の業務があるため長時間は難しいと思います。
施設の規模にもよりますが、施設全体を使ってゲームや飲食のブースを作ります。
高齢者は、家族や友人と回りながらゲームや食事を楽しむことができますよ。
準備は少なくても2か月前から考えておく必要があります。
レンタルや手作りも行わないといけないし、高齢者へ知らせる時間も必要なため早めに取り掛かる方が良いでしょう。
招待者は、家族と地域の高齢者、今後利用したいと考えている方など地域の方があがります。
地域の方にどんな施設か、どんな方が入所しているかなど告知するいい機会となります。
また、地域の方にボランティアで参加してもらうこともいいのではないでしょうか。
夏祭りは、普段と違う体験ができるいい機会であり、みんなで楽しむ事も魅力の一つです。
まとめ
高齢者施設の夏祭りは、家族や地域の方を巻き込んで盛大に行うことで地域のつながりを高める効果や、高齢者にとってもよい効果が期待できます。
おすすめのゲームとして7つ挙げました。
- 釣り堀
- 的あて
- のど自慢大会
- 洗濯ばさみつかみ
- 積み木ゲーム
- 〇✖ゲーム
- 作品展示
どれも盛り上がること間違いなしです。
準備は簡単に自作できたり、レンタルも可能です。
職員の方は、日々の仕事と並行して準備しないといけないため大変だと思いますが、早めに動くことで準備も負担なくできるでしょう。
また、高齢者の方や地域の方にも準備を手伝ってもらうこともひとつの方法だと思います。
負担なく準備して、参加者と一緒に盛り上がりましょう。
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