魚や貝など海の生き物と触れ合える磯遊び。
私も子供の頃は、よく磯遊びに出かけていました。
磯では、自然の小さな魚や貝、ヤドカリとよく触れ合っていました。
図鑑でしか見たことがなかった本物の生き物が目の前にいる。
それだけで、心がウキウキしますよね!
生き物を探したり、捕まえたり、時間を忘れて遊んでいたのを今でも鮮明に覚えています。
子供はもちろん、大人も童心にかえって楽しむことができるのが磯遊びの醍醐味です。
子連れでも安心して磯遊びができる大洗の穴場スポットを紹介します。
大洗で磯遊びができる穴場の場所は?
大洗公園
茨城県内で一番広く平らな磯が多くある海水浴場です。
干潮時には岩と岩に囲まれたタイドプール(自然の海水プール)に、小魚や貝などの生き物が見られます。
平らな磯が多いので、子供も安心して水遊びや磯遊びができます。
駐車場 | 大洗公園 約1,100台
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249
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駐車場料金 | 無料 24時間開放
※海水浴場開設期間のみ有料
※駐車場は24時間開放していますが、夏季海水浴場開設期間のみ駐車代がかかります。(平日7時~15時、土・日・祝祭日5時~15時) |
設備 |
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海水浴場 開設期間 |
7月中旬~8月中旬
※開設日は毎年変わりますのでご確認ください |
平太郎浜海水浴場前
小さな海水浴場でまさに穴場的存在のビーチです。
磯も平らなので子供も安心です。
大洗の旅館街入り口の近くにあるので宿泊を考えている方はとても便利ですね。
駐車場 | 平太郎浜海水浴場前 約50台
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6881−137
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駐車料金 | 無料 24時間開放
※海水浴場開設期間のみ有料
※駐車場は24時間開放していますが、夏季海水浴場開設期間のみ駐車代がかかります。(平日7時~15時、土・日・祝祭日5時~15時) |
設備 |
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海水浴場 開設期間 |
7月中旬~8月中旬
※開設日は毎年変わりますのでご確認ください |
大洗の磯遊びのおすすめ時期は?夏休み期間中の混雑状況は?
基本的には一年中、磯遊びはできますが、おすすめの時期は4月~10月の干潮時です。
なぜなら、この時期はより多くの生き物を見ることができるからです。
GWやお盆、夏の週末、海水浴場開設期間中はかなり混雑します。
ですので、混雑時期を避けた4月~6月、9~10月に行かれるのをおすすめします。
子供の夏休み期間中に行かれる場合は、お昼前から人が多くなるので、朝一に行くと人が少ないのでおすすめです。
干潮・満潮の時間は?
海は1日2回ずつ満潮と干潮があります。
- 満潮:海面が一番高い位置です。(潮が満ちる)
- 干潮:海面が一番低い位置です。(潮が引く)
満潮時に逃げ遅れた生き物たちが、干潮時にできたタイドプールや岩陰に隠れているので見つけることができます。
特に大潮の日はおすすめです。
大潮とは、潮の満ち引きがもっとも大きくなる時です。
干潮になれば、普段以上に歩ける範囲が増えるので、より多くの生き物を見つけることができます。
さっそく潮見表を確認しましょう。
こちらで大洗の潮見表をご確認できます。↓
干潮の時間を調べて干潮の1.2時間前から磯遊びに行かれるとより楽しめるのでおすすめです。
※干潮時を過ぎるとだんだん潮が満ちていきます。干潮時に歩いていけた場所でも潮が満ちて帰れなくなることがないように周りをよく確認し遊ぶようにしましょう。
子供と一緒に磯遊びをしよう!遊び方は?
水中の生き物を捕まえよう
網やバケツで生き物をすくったり、釣具を使って釣ってみたり、箱メガネで覗いてみましょう。
自然の生き物をじっくり観察することができるので、おすすめです。
岩場の生き物を捕まえよう
とがっている岩に気をつけながら、岩を持ち上げ覗くと岩場に隠れているカニや貝など見つけることができます。
岩陰に隠れているので、普段は見ることのできない生き物を見つけることができます。
家族で一緒に岩陰を見たり、岩を持ち上げたりして、生き物を見つけるのも磯遊びの楽しみの一つです。
海藻の茂みを網ですくおう
タイドプールに生えている海藻をすくってみると、生き物を見つけることができます。
海藻に住んでいる小さな魚や小エビを捕まえることができます。
小さな子供でも簡単に捕まえることができるので、おすすめです。
子供と一緒に楽しめる磯遊びは、下記You Tube動画を参考にしてみてください。
↓↓
子供と一緒に楽しい磯遊び!潮溜まり(タイドプール)の小魚をすくいにチャレンジしよう!
生き物がたくさん!磯には何がいる?
大洗の海岸は“海藻の種類が日本一”といわれています。
磯には多くの貝や海藻が付いているのが特徴の一つです。
磯で見られる代表的な生き物を紹介します。
安全な生き物
ヤドカリ
日本各地に生息しています。
タイドプールで簡単に見つけることができます。
ハゼ
北海道南西部以南から九州にかけて生息しています。
タイドプールによくいますが、岩と色が似ているため、しっかり見ないと見つけられません。
エビ
北海道以南の日本各地に生息しています。
小さなエビは、タイドプールで見つけることができますが、体が透明なため、網ですくうと捕まえやすいです。
危険・注意が必要な生き物
カメノテ
全国の岩場に生息しています。
亀の手に似ていることから、カメノテと名付けられました。
触っても大丈夫ですが、固くとがっているため、手を切らないように注意してください。
ウニ
日本各地の浅瀬に生息しています。
岩の隙間やタイドプールで見つけることができます。
触っても大丈夫ですが、トゲが鋭いので怪我をしないようにしてください。
オコゼ
日本各地に生息しています。
タイドプールで見かけることがありますが、絶対に触らないようにしてください。
背びれのトゲに毒があり、刺されると強い痛みを感じます。
もし、刺されてしまった場合は、傷口をきれいに洗い、トゲが残っている場合は除去し、すぐに病院に行くようにしてください。
この他にも、時期や時間によってさまざまな生き物が発見できます。
安心して楽しむためにも、危険な生き物は把握し、近寄らないように注意しましょう。
磯遊びに行くなら用意したい持物とは?
持ち物
- 食べ物
- 飲み物
- 着替え
- タオル
- 水陸両用靴(マリンシューズ)
- ライフジャケット
- ビニール袋
- 救急セット(絆創膏など)
着替えとタオル、ビニール袋は忘れないようにしてください。
海は楽しい分、危険もいっぱいです。
ライフジャケットは持っておきましょう。
また、注意していても怪我をしてしまうこともあります。
万が一に備えて救急セットも用意しておきましょう。
あると便利な持ち物
- 網
- バケツ
- スコップ
- 箱メガネ
- 釣具
釣具は、子供用の小さいサイズが売ってありますのでそれを持っておくと、タイドプール(自然の海水プール)内にいる魚を釣って楽しめるので、小さな子供も安心して釣りを楽しむことができます。
磯遊びは何も遊び道具を持っていかなくても楽しめますが、網やバケツ、箱メガネ、釣具などがあると遊び方も増えるのでより楽しむことができます。
参考動画:いそであそぼう!~便利な水中メガネを作ろう~
磯遊びの注意点!生き物はもちかえる?熱中症対策は?
走らず、足元をしっかり確認しながら移動する
磯は海水によって滑りやすく、岩も多いのでゆっくり歩きましょう。
裸足やサンダル(他クロックス)は危険なので、必ず水陸両用靴を履くようにしてください。
磯には貝など石にくっついていて、手をついたり、足が当たっただけでも擦り傷ができる場所でもあります。
子供がいる場合は、目を離さず、移動する場合は転ばないよう注意してください。
分からない生き物にはむやみに触らない
さまざまな生き物が海にはいます。
危険な毒をもった生き物もたくさんいます。
危険な生き物を事前に調べておき、分からない、知らない生き物には絶対に触らないようにしてください。
見た目は普通の魚でも毒があったり、ウニのようにとがって危ない生き物もいます。
特に、子供と行く場合は、子供にしっかりと伝え、子供から目を離さないように注意してください。
捕まえた生き物は持って帰ってもいいの?
磯遊びで捕まえた生き物には、持って帰ってはいけない生き物もいます。
地域や時期にもよりますが、漁業権に関わります。
持って変える際は必ず調べて確認しましょう。
また、海で捕まえた生き物を飼育するのは、とても大変です。
もし、飼育するのであれば、責任を持ってお世話をしましょう。
熱中症に気をつけて、こまめに水分補給
磯遊びに夢中になってしまうと、どうしても水分を取ることや食べることを忘れてしまいます。
磯遊び中に、熱中症や日射病になることも多いにあります。
帽子を着用し、できるだけ肌が露出しない服装(水着)で紫外線や暑さから身を守りましょう。
体調も考え、軽い食べ物や飲み物は持ち歩き、こまめに補充しましょう。
まとめ
大洗で磯遊びができる穴場スポットは分かりましたか?
- 大洗公園
- 平太郎浜海水浴場前
子供連れでも行きやすく、無料の駐車場もあるので、ぜひ足を運んでみてください。
夏の海水浴開設期間は、混雑が予想されますので、その期間を避けたほうが無難です。
もし、子供の夏休みに行く場合は、人が比較的少ない朝一に行くのをおすすめします。
満潮時だとタイドプールがなくなってしまうので、事前に潮見表で干潮を確認し、干潮の1~2時間前に行くようにしましょう。
網や釣り竿、箱めがねなど遊び道具を持っていくと、より磯遊びを楽しむことができます。
危険な生き物もいますので、知らない生き物をむやみに触ったりしないようにしてください。
注意事項をしっかり確認し、安全に楽しく磯遊びができるようにしましょう。