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夏休みの自由研究が手芸になった!6年生の男の子向け簡単アイデア5選!

針山と糸

楽しい夏休みを過ごそうと思っていた矢先、渡されるたくさんの宿題。

そのうえ、自由研究は苦手な「手芸」

夏休みに入る前から、落ち込んでいる子供さんも多いのではないでしょうか。

そんな子供さんに朗報です。

簡単にできる手芸のアイデアを5つ紹介します。

女の子のように「かわいい」ではなく、男の子用に普段の生活で使えるものを選びました。

とはいっても、針と糸なんて難しいし、細かい作業が嫌いだという方もいらっしゃいます。

安心してください。

今回紹介するのは、裁縫だけではありません。

染物、クラフトなど、工作ともとれるような手芸も紹介しているので、手芸が苦手だと思っている子供さんでも興味を持ってもらえること間違いなしです。

アイデア紹介の後には、男の子がなぜ手芸をしなければいけないのか、手芸の必要性や手芸が苦手な子供さんでもできる「手芸」を紹介しているので、ぜひ最後までご覧なってください。

では、さっそくアイデア紹介にいきましょう。

6年生の男の子向けの手芸アイデア5選! その1:リール付きキーケース

 

鍵

こちらは、ミシンで作るキーケースです。

特徴はリールです。

カギを使うたびに取り外ししなくていいようになっています。

このリールはダイソーで取り扱っているものなので、簡単に手に入ります。

うっかりリールからカギが外れても、ふたが付いているのでケースの中から外に落とすことはありません。

ナスカン付きなので、どこでも引っかけることができます。

家のカギ、自転車のカギはもちろんのこと、車のカギも収納できるので家族一人一人に作ってあげてもいいですね。

 

簡単!100均材料☆リール付きキーケース DIY Key case with reel

「リール付きキーケース」の作り方

<材料>

  • 型紙
  • リールホルダー
  • マジックテープ
  • ナスカン
  • 1cmはばの布テープ
  • Dカン(セリアの持ち手)
  • 接着芯
  • 布用ハサミ
  • 分度器
  • アイロン
  • ミシン、もしくは手芸道具

<おおまかな作り方> 制作時間:30分~45分

  1. 22cm×14cmの型紙をつくって、縦に折り片方に分度器を当てて角を丸く切る
  2. 型紙通りに布を切る(22cm×14cm、11cm×14cm)
  3. アイロンを使って、布に接着芯をはりつける
  4. マジックテープを5cmの長さに切り、布に1枚ずつはる
  5. 布テープを4cmに切り、ナスカンとDカンに通す
  6. 22cm長の布を折り曲げたところにナスカンとDカンに置き、それぞれ縫いつける
  7. 22cm長の布に、14cm長の布を表を内側にして周囲を縫う
  8. 丸角の縫ったところの外側に切り込みを入れて、裏返す
  9. ケースの内側にあるDカンにリールをつけて、ふたを閉じれば完成

<作り方のポイント>

  • アイロンを使うときは、やけどに注意しましょう。
  • ナスカンやDカンが無いときは、キーホルダーなどに使われているリングを代用できます。

6年生の男の子向けの手芸アイデア5選! その2:マチ付きペンケース

まち付きペンケース

皆さんが使っているペンケース、そろそろ古くなってきていませんか。

中学校に向けて、自分で新しいペンケースをつくってみましょう。

こちらのペンケースはマチ付きで容量があります。

シャープペン、ボールペン、定規類、マーカーなど、勉強にはたくさんの道具が必要ですよね。

シンプルな作りなのでかさばらず、カバンの中で場所をとることはありません。

自分の好みに合わせて作れるので、型紙の大きさを変えることで、ペンの長さを気にせず入れることができます。

誰でも使えるデザインなので、作った後は家族にプレゼントしてもいいですね。

 

簡単!ペンケースの作り方(マチ付き) Pencil case with a gusset

「マチ付きペンケース」の作り方

<材料>

  • 型紙
  • 布(表生地用、内生地用)
  • 接着芯
  • ファスナー
  • 定規、ものさし
  • 布用ハサミ
  • アイロン

<おおまかな作り方> 制作時間:30分~45分

  1. 22cm×9㎝の型紙をつくる
  2. 型紙に合わせて、表生地2枚、接着芯2枚、内生地2枚に切る
  3. アイロンで、表生地に接着芯をはりつける
  4. 表生地にファスナーと内生地をミシンで縫う
  5. もう1枚も同じように、表生地にファスナーと内生地を縫い付ける
  6. 一部分をのこして、表生地どうし、内生地どうし、外側をミシンで縫う
  7. 袋状になった生地の4隅に3cmのマチをつくる
  8. 残しておいた部分から生地をうら返して、そこを縫えば完成

<作り方のポイント>

  • ほとんどのペンが入る大きさですが、長いペンを入れたいときは型紙の22cm部分を長くとってください。
  • 動画ではミシンのスピードが速いですが、苦手な方はゆっくり縫っていきましょう。
    ミシンがないときは手縫いでもよいですが、細かく縫っていった方が丈夫に仕上がります。

6年生の男の子向けの手芸アイデア5選! その3:やさいで染めもの

たまねぎ

毎日、お母さんが作ってくれる料理。

料理をしていると、いろんなゴミが出ますよね。

お肉の入っていたトレー、ラップ、ビニール袋、野菜の皮、切れ端などなど。

どれもすぐゴミ箱に入れてしまいがちですが、ちょっと待ってください。

その捨てようとしている野菜の皮で、作品が出来ちゃうんです。

3つめに紹介するのは、野菜の皮でできる染物です。

染物と聞くと、職人さんが作る伝統的なものを思い出しますよね。

藍染め、友禅染めなど特殊な染料を使うのは、さすがに自宅では難しいです。

それに比べて、野菜の皮はどの家庭でもありますし、無くても近くのスーパーなどで簡単に手に入れることができます。

作り方は、野菜の皮を色が出るまで煮たものに布をつけるだけ。

煮たり、布に色がつくまでに時間がかかりますが、浸けておくだけなので手間はそれほどかかりません。

動画では玉ねぎの皮を使っていますが、他の野菜の皮を使ったりジュースを使うとカラフルになりそうですね。

 

自然を楽しもう♪野菜のカスでお手軽染物

「やさいで染め物」の作り方

<材料>

  • 玉ねぎの皮
  • 無調整豆乳
  • ミョウバン
  • 輪ゴム
  • 大きめのボウル
  • ネット
  • 食器用洗剤(中性洗剤)

<おおまかな作り方> 制作時間:90分程度

  1. 水と豆乳を1対1で混ぜたものに、布を浸す
  2. 20分間浸したら、絞って乾かす
  3. 乾いた布を、模様を想像しながら輪ゴムでしばる
  4. 水5ℓにミョウバン15gを溶かしておく
  5. 玉ねぎ4つ分の皮をネットに入れたものを、鍋で沸騰しないように煮る
  6. 20~30分煮たら、玉ねぎの皮を鍋から出す
  7. 布を鍋に入れ、10分ほど煮る
  8. 鍋から布を取り出し、軽く洗って水を切る
  9. ミョウバンの液に布を浸す
  10. 30分浸したら、少量の食器用洗剤(中性洗剤)で洗う
  11. 絞って輪ゴムを外して、広げて乾いたら完成

<作り方のポイント>

  • 染色剤は使っていませんが、気になるようであればゴム手袋を使ってください。
  • 皮や布を煮るときはやけどに注意しましょう。

 

下の動画では染料を使って、Tシャツをリメイクされています。

Tシャツをタイダイ染めをしてリメイクしました!!I made a tie dye dyed T-shirt and remade it

 

専用の染料を使ったり、難易度がグッと上がりますが、その分カッコいい作品ができます。

親子でトライしてみてください。

6年生の男の子向けの手芸アイデア5選! その4:ペットボトルのふたで作る麦わら帽子

麦わら帽子

4つ目はとても簡単にできるので、夏休み最終日でも十分間に合うアイデアです。

皆さんは、マンガ「ワンピース」を知っていますか。

とても有名ですよね。

そのマンガに登場する、主人公のルフィが大切にしている麦わら帽子とそっくりです。

動画の最後では、小さいコーラのペットボトルに取り付けてあるのがかわいいですね。

高さの違うペットボトルに色をつけると、家族が作れますよ。

ルフィとして作るなら、毛糸を使ってローやチョッパーの帽子を並べるのもいいですね。

 

ペットボトルキャップで工作 麦わら帽子の作り方

「ペットボトルのふたで作る麦わら帽子」の作り方

<材料>

  • ペットボトルのふた
  • 牛乳パック
  • 麻ひも
  • 赤いひも
  • 両面テープ
  • 接着剤
  • カッター、ハサミ
  • コンパス

<おおまかな作り方> 制作時間:10分~20分

  1. 牛乳パックに、ペットボトルのふたより大きめの円を描き、切り取る
  2. 切った牛乳パックの真ん中にふたを置き、両面テープを貼っていく
  3. 牛乳パックからはみ出た両面テープを切りとる
  4. 麻ひもを牛乳パックに貼っていき、帽子のつばをつくる
  5. ペットボトルのふた部分に麻ひもを巻きながら貼っていく
  6. 接着剤で、つばの外側の麻ひもが飛び出ないように整える
  7. 接着剤を水でのばし、帽子全体に塗っていく
  8. 接着剤が乾いたら、裏返して底の部分を切り取る
  9. 赤いひもを巻きつける
  10. ペットボトルにふたをすれば完成

<作り方のポイント>

  • 動画でもあるように、両面テープが重なるところは、次の両面テープを貼る前にはがしていきましょう。
  • 麻ひもが無いときは、ペーパーラフィットの麻色で代用できます。

 

ササガワ ペーパーラフィット 麻色

6年生の男の子向けの手芸アイデア5選! その5:四つ編みブレスレット

グータッチする男性

6年生ともなれば、おしゃれの1つや2つがしたくなる年ごろではないでしょうか。

そんな子供さんにオススメなのが、このブレスレットです。

材料は100均のダイソーに売ってある「スエード調 手芸ひも」だけでできます。

無ければ、ネット上でも安く買えますよ。

 

Craft Tamago スエード調皮紐(合成)2m

スエード紐

そのひもを四つ編みしていくだけ。

好きな長さに調整できるので、つけたい部分の長さを測ってから作りましょう。

 

【100均DIY!】簡単!四つ編みブレスレットの作り方 ダイソーのスエード調ひもアレンジ♪

「四つ編みブレスレット」の作り方

<材料>

  • スエード調のひも
  • セロテープ
  • ハサミ、カッター

<おおまかな作り方> 制作時間:10分~15分

  1. スエード調のひも4本をむすび、結び目を2か所つくる
  2. 結び目をテープで机などに固定する
  3. 4本を交互に編んでいく(詳しくは動画をみてください)
  4. 好きな長さまで編んだら、ほどけないようにしっかり結ぶ
  5. 余ったひもを切れば完成

<作り方のポイント>

  • 編んでいくときに、紐がねじれないようにすると仕上がりがきれいにできます。
  • 編む前はテープでしっかりと固定してください。編んでいる最中に外れるとほどけてしまうことがあります。
  • スエード調のひもは結んであったり、巻いてある状態で売ってあるので、いざつくるとなるとクルンクルンになっていることもあります。気になる方は、アイロンでまっすぐにする方法があるので、ぜひ参考にされてください。

 

100均 スウェード調ひもをまっすぐストレートにする方法

なんで男の子でも手芸を学校で習うの?宿題の意図は?

メガネに指をおく男性

「手芸なんて女がするものだ」なんて、よく聞く意見ですよね。

男の子が手芸してたら、馬鹿にされたりヤジを飛ばされたりすることもあります。

↓男の子が手芸の授業受けるのって、先生もあまり経験したことがないんですね。

そんな、所謂「女がする」手芸を、なぜ男の子が習わなけれないけないんでしょうか。

また、夏休みの宿題に出されるのでしょうか。

私の個人的な意見としては、経験のためだと思っています。

手芸とはいえ、モノ作りのひとつですよね。

モノができあがる過程のひとつに手芸があると思えば、敬遠しがちだった男の子でも興味がわきますよ。

生活の中で一番身近な洋服をつくるためには、手芸が使われています。

洋服は、男女関係なく、こだわっている人も多いでしょう。

アイデアのところで紹介したタイダイ染めのように、既存の洋服に手を加えることで、世界に一つだけのオリジナルな洋服ができるって考えると、手芸も捨てたものではないって気がしませんか。

服のリメイクは難しくても、ボタンを留めたり、ほつれをささっとなおせるってカッコいいですよね。

私も仕事着のボタンが取れたときは、自分で留めています。

そういうちょっとしたことが、男性ができるとなると、一目置かれるのは間違いなしです。

↓こちらの知恵袋では、手芸だけでなく家庭科という授業そのものの必要性について、今までの歴史から解説されています。

 

今の時代を考えると、一人暮らしや母子・父子家庭も増えているので、男女関係なく料理や手芸の技術を持っていた方が、生活力はあがるようですね。

今後の生活スキルアップのために、針と糸を持ってみましょう。

細かい作業が好きな男の子は、女の子よりも上手に作れるかもしれないですよ。

どうしても手芸が苦手・・自由研究は工作でも良い?

ボタンに通す針

そうは言っても、苦手なものは苦手ですよね。

細かい作業が多かったり、裏と表を考えなきゃいけないし、間違えていたら全部ほどいて最初からやり直しなんてなったら、投げ出したくなるのも分かります。

私の母が手芸が趣味だったので、兄弟と一緒にミシン教室に行ったことがあります。

不器用すぎる私の作品は、縫った方向はバラバラだし、仕上がりは雑だし。

同じミシンを使っているのに、兄弟の上出来な仕上がりの作品とは雲泥の差でした。

そういう子供さんは工作でもいいというのが、苦手だった過去がある私の意見です。

苦手なものを無理に作ると、途中で投げ出したりして親が作ってやらなきゃいけなくなることもありますからね。

ただ、学校が「手芸」と指定してきている場合は別です。

手芸をしなければなりません。

ここで、「手芸」とは何なのか、考えてみましょう。

ウィキペディアによると、

「手芸とは、個人的に行う裁縫、刺繍、編み物などの創作活動をいう。」

とされています。

その中には代表的な手芸の種類がたくさん書いてあります。

皆さんが「手芸」と聞いて思い浮かべる裁縫や刺しゅうなどから、染物、人形つくり、ガラス細工、彫刻、陶芸、クラフトなど、一見工作と思ってしまうようなものまで、手芸の一つとして紹介されています。

彫刻をする職人

手芸ってこんなに幅広いものなんですね。

私も驚きました。

これだけ広いと、作ってみたいものがありそうな気がしますね。

針と糸が苦手な子供さんには、まずはこれらの中から興味があるものを探してみるのもいいですね。

男の子でも自由研究で手芸の作品をつくるポイントまとめ!

線画のイラスト

  1. 裁縫を使うなら、生活の中で使える実用的なものがよいでしょう。
  2. 手芸は、モノ作りや生活スキルのひとつと考えて、気楽にやってみましょう。
  3. 一口に手芸と言ってもいろんな種類があります。その中で興味があるものを探してみましょう。

いかがでしたでしょうか。

男の子といえども、授業や宿題であれば手芸しないということは難しいです。

特に、「女がするもの」だと思っている子供さんは嫌がることが多いでしょう。

そんな人でも、モノ作りだと思えば取り組みやすくなります。

また、家族のために作るというのも、やる気が出ますよね。

なんにせよ、早く終わらせられる宿題は早く終わらせて、楽しい夏休みを過ごしましょう。

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