海水浴や潮干狩りの際、浜辺で綺麗な貝殻や珍しい貝殻を見つけたことはありますか?桜貝をはじめ、タカラ貝、カズラ貝、リンボウ貝、マツカワ貝と枚挙にいとまがありません。
なかでも桜貝はほのかなピンク色でかわいらしく、加工してお守りやアクセサリーに使われます。
この記事では、関東で桜貝が採れる海岸3選と、桜貝を使ったアクセサリーの作り方を紹介します。
桜貝が採れる関東の海岸おすすめ3選
①神奈川県由比ヶ浜海岸・材木座海岸
- 波が穏やかな日はあまりとれない
- 昔はスーパーの袋一杯に桜貝採れる日もあった
- カバザクラ貝は近所に住む専門の方がほとんど採ってしまった
ようですね。
海岸の場所
神奈川県鎌倉市由比ヶ浜、材木座
- 都心から電車でのアクセスが便利
- 滑川を挟んで材木座海岸と由比ヶ浜海岸からなる全長1キロメートルもある広大な海岸
- 歌川広重の時代から有名な海岸
桜貝の採れる時期は?
晩秋から初春ですが、貝殻は一年を通じて拾うことが可能です。桜貝は水深10~20メートルの場所に棲んでおり、浜に打ち上げられるかは天候によります。
潮流や海流、台風や暴風雨の影響により海底にあるものが浜辺に打ち上げられるため、そういった日の翌日の干潮時がねらい目です。
②湘南江の島片瀬海岸
- 江ノ島を眺める湘南片瀬海岸でも見つけることができます。
- 穴場スポットは、鎌倉寄りの片瀬海岸東浜の真ん中あたり。腰越の小動岬(小動岬)との中間。小さな貝殻が散らばっているあたりです。
海岸の場所
神奈川県藤沢市片瀬海岸
- 江の島が目の前で景観は抜群です。富士山も見えます。
- 海は遠浅で広く、各種施設が整備されています。
- 片瀬東の桜貝はピンク色が濃いそうです。(りあさんの世界 から引用)
桜貝の採れる時期は?
由比ヶ浜海岸と同じく通年です。
③藤沢市鵠沼海岸
さくら貝は11月から3月頃。冬の時期に海で拾うことができると言われていますが。湘南鵠沼海岸では、毎年必ず拾える感じではないかな?
おじいさん海小僧は気づかない(見えない💦)だけかもですが特に今シ―ズン!さくら貝をたくさん拾うことができているようで。以前ブログでもお伝えしましたが、波打ち際では袋を片手にさくら貝拾いをしている方がいますとてもきれいな海でした。
海が好き通っていて小さなお魚も泳いでいます。
波も穏やかで潮風がとても気持ちがよかったです。
海岸の場所
神奈川県藤沢市鵠沼海岸
- 大磯や鎌倉エリアは、個別に別荘が建築されていったのに対し、鵠沼は別荘地としてエリア的に開発されていったのが大きな特徴です。
桜貝の採れる時期は?
由比ヶ浜海岸と同じく晩秋から初春ですが、貝殻拾いはあまり人がいない時期をお勧めします。
桜貝ってどんな貝?
幅1~2センチのピンク色の二枚貝の総称です(貝の種類によっては5センチくらいのものもあります。)。本家の桜貝をはじめ、蒲桜、紅貝、桃の花貝、大桃の花貝などが存在しています。
内湾の干潟から水深20メートルくらいの細砂底に棲んでおり、殻は薄く浜辺によく打ち上げられます。
貝殻アクセサリーの材料として使用され恋愛運が上昇すると言われたりしますが、やはりピンク色の二枚貝というところがその由来のようですね。
桜貝で作りたいアクセサリー3選
イヤリング
貝殻でイヤリングを作る工程はこのような感じです。
- 材料、工具の準備
- 桜貝を固定します。
- ソフトレジンをなるべく薄く塗ります。
- 完全に硬化するまで待ちます。
- 桜貝の内側にもソフトレジンを3回くらいに分けて少しずつ盛ります。
- ソフトレジンで淵を覆っていきます。
- 硬化後はハードレジンで裏表ともに凹凸がないか確認しながら塗っていきます。
- 気泡がないかチェックします。
- 凹凸があれば削ります。
- 最後は穴あけで完成です。
ネックレス
貝殻でネックレスを作る工程はこのような感じです。
- 継ぎ目や傷をやすりなどで綺麗にしていきます。
- 台紙としてレシートの裏を使用します。
- UVレジン液を桜貝の内側に塗り、硬化させます。
- 外側にもUVレジン液をぬり、硬化させます。
- しっかり固まっていることを確認したら再び内側にUVレジン液を塗ります。
- これを2~3回裏表繰り返します。これによって厚みが増し綺麗に仕上がります。
- チェーンを通すためのパーツを取り付けます。
- 継ぎ目は何度も固めてしっかり固定します。
- 最後に継ぎ目や表面を綺麗にするためもう一度UVレジン液を塗ります。
- 好きな長さのチェーンを通せば完成です。
キーホルダー
- 材料と道具を準備します。この動画では銀河の球体キーホルダーを作っていますが、今回作るのは桜貝を使ったキーホルダーなので大幅に材料は減ります。
- 継ぎ目や傷をやすりなどで綺麗にしていきます。
- 大きめの半球モールドを使います。桜貝が入るくらいのサイズを用意します。3割くらいまでレジン液をいれます。
- モールドを傾けて全体にいきわたらせます。その後、UVライトを2分間照射し硬化させます。
- 中に桜貝をいれます。桜貝の収まり具合を見ながら位置を調整します。その上からUVレジン液をモールド一杯までいれます。
- その後、UVライトを2分間照射し硬化させます。
- 反対側の球体となるモールドにUVレジン液を一杯までいれ、UVライトを2分間照射し硬化させます。
- 二つのパーツができたので接合面を平らにして貼り合わせます。
- ピートンを取り付けるための穴をあけます。ピートンを取り付け、クリアレジンでコーティングします。
- 乾いたら金具を付けてキーホルダーに仕上げます。
こちらの動画は桜貝を使っているわけではありませんが、作り方は同じですので参考になる筈です。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
桜貝が取れる関東の海岸おすすめ3選
- 由比ヶ浜海岸・材木座海岸
- 湘南江の島片瀬海岸
- 鵠沼海岸
桜貝を拾ったらつくりたいアクセサリー3選
イヤリング・ネックレス・キーホルダー