中学生のみなさんは、プログラミングと聞いて何を想像しますか?
IT会社のプログラマーたちが、机に向かって、長時間画面をじーっと見つめている姿でしょうか?
2021年以降、学校の授業でプログラミング教育が開始されることとなりましたね。
みなさんの中には、すでにプログラミングに興味がある人、文系で全然プログラミング興味がない人、部活ばかりでプログラミングなんて何かわからない人、機械が苦手でパソコンさえ恐怖心を持っている人、などなどいろんな人がいるでしょう。
でも、プログラミング授業はもうすぐ始まります。
ここでは、プログラミングって何?という疑問から、簡単なプログラミング課題を紹介していきます。
夏休みの長期休暇中に、プログラミングについて理解を深めてみてくださいね!
- 中学生の自由研究はプログラミングに挑戦しよう!
- 中学生の自由研究はプログラミング!まとめ方・提出方法は?
- 中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その1:Ruby
- 中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その2:Java
- 中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その3:HTML&CSS
- プログラミングが必修になるのはいつ?身につくスキルは?
中学生の自由研究はプログラミングに挑戦しよう!
プログラミングって何?
プログラミングと聞くと、IT企業で使われる専門用語の一つのような気がしますが、言葉自体はそんなに難しくありません。
パソコン画面をじーっと見つめて、目を真っ赤にしている人を想像する必要もありません。
さらに言えば、プログラミングは、携帯のアプリケーションやゲーム、パソコン機器などのプログラムをひたすら作成するという意味でもありません。
では、プログラミングってなんでしょう?
みなさんにわかりやすく説明すると…。
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こんなふうに、コミュニケーション機能がより便利になり、楽しいものになりましたね。
こういった機能の進化の裏には、想像力、向上心、解決力が大きく関わっています。
プログラミング能力は、このような考え方なのです。
プログラミングを薦める理由
では、どうして学校のような教育機関で、プログラミングが必修になるのでしょうか。
上で書いたように、プログラミングには、想像力と向上心、そして解決力が必要です。
学校教育では、みなさんがただパソコンを使えるようにすることを目的としている訳ではなく、論理的思考力の成長を第一に考えているんです。
今までの日本の教育は受け身がちで、先生の話を聞いているばかりでした。
発言力や、会話力、思考力がかけている場合が多いのが現状です。
例えば、欧米諸国では、みんなと同じではなく、新しいことをしてみる、見たことがない物を作ってみるなど、斬新な想像力と能力が高く評価されます。
日本の子供たちが成人した時、想像力、向上心、解決力が養っていれば、その後の人生設計もグッと視野が広がります。
プログラミング教育にはこういった裏の要素が高く評価されていて、中学校でも全面実施が決定されました。
中学生の自由研究はプログラミング!まとめ方・提出方法は?
では、実際にプログラミングをやってみたら、どうやってまとめて、学校に提出すれば良いのでしょうか。
中学生にもなると、パソコンが使える子もたくさんいるでしょうから、Microsoft OfficeのPower Point(パワーポイント)にまとめるのがオススメです。
パワーポイントにまとめたものをUSBやCDに入れて提出します。
パワーポイントがない場合は、Google Slides(グーグル スライド)が便利です。
グーグルのアカウントがあれば無料でスライドショーを作成することができます。
グーグル スライドはオンラインソフトなので、どのパソコンからもアクセスできてとても便利です。
Google Slides (グーグル スライド)
Google 新規アカウント作成ページ
自由研究を提出する際は、下記の3点を必ず盛り込むことを忘れずに!
- プログラミングを選んだ理由
- プログラミングを進めた手順・過程
- プログラミングの実践結果(感想)
中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その1:Ruby
Rubyは日本人が、初めての人でも楽しくプログラミングを学べるように開発したプログラム言語です。
プログラミングを始めるには、まずプログラミング言語を知る必要がありますが、このプログラミング言語はたくさんあって、どれから勉強をしたら良いかわからなくなります。
そんな時にまずオススメしたいのが、Rubyです。
RubyはWebアプリケーションでよく使われていて、プロのエンジニアも使用しています。
皆さんも知っている、クックパッド、Hulu、TwitterはRubyを活用しているサイトです。
Rubyはスマホアプリの制作に向いていないことで知られています。
スマホアプリを作ってみたい!という人は、他のプログラムを検討しましょう。
Rubyについてもっと詳しく知りたい場合は、下記のサイトがとても役に立ちます。
是非参考にしてみてくださいね!
参考サイト:【初心者向け】Rubyの学習サイト10選
無料学習サイト : Progate Rubyのページ
この無料学習サイトで初歩的なRuby言語を学んでみましょう!
中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その2:Java
Javaは世界中で一番使用されているプログラミング言語で、OSに限らず使用できることが最大の利点です。
OSに限らず使用できる、というのは、iOSでもWindowsでの動作可能ということです。
Androidのアプリ開発に興味がある人は、まずJavaの勉強をしてみるのがオススメ。
ほとんどのAndroidアプリはJavaで作られています。
デスクトップのアプリケーションもJavaで開発されることが多く、汎用性が高いです。
みなさんも身近なBlu-ray Disc プレイヤーでも採用されていますよ。
こちらのサイトはとてもシンプルな構成になっていますが、コンテンツ量が多く、説明がとても細かくされています。
Java初心者入門講座
無料学習サイト : Progate Javaのページ
Java言語の基本的な書き方が学べる無料サイトです。ビギナーにはもってこいのサイト。
中学生の自由研究に最適なプログラミングテーマ3選!その3:HTML &CSS
自分のWebサイトを作ってみたい場合は、HTMLとCSS言語の学習をしましょう。
WebデザインにはHTLMとCSS言語が使われていて、この言語に基づいてサイトの見た目が決まります。
HTMLは
言語です。
CSSは
言語です。
背景色を変えたり、文字の大きさ、文字の種類を指定します。
Webサイトには、ホームページ、カテゴリーページなど様々なページが存在しますが、この一つ一つのページにHTMLとCSS言語で指示を与えて、きれいなWebサイトを作っていくことが目的です。
こちらのサイトは、HTMLとCSSを基礎から勉強できるサイトです。
無料学習サイト : Progate HTML&CSSのページ
Webページを作成しながら無料で言語を学べるサイトです。
プログラミングが必修になるのはいつ?身につくスキルは?
冒頭の「中学生の自由研究にはプログラミングに挑戦しよう!」でお話ししましたが、学校でのプログラミング教育に対する考え方は、コンピューター技術を学ぶことに限らず、論理思考性の向上を養うことも大きな課題となっています。
実際に、中学でプログラミング教育全面実施が開始されるのは、2021年度以降とされていますが、それ以前にも各学校で徐々に取り入れる可能性があります。
「プログラミング」という科目が一つ増えてしまう訳ではなく、
プログラミング学習は「技術・家庭」科目の中で実施予定とされています。
中学でのプログラミング学習で、専門知識を身に付けたり、プログラマー育成の授業をするという訳ではなく、プログラミングの理解を深めることがこの学習の目的です。
自由研究を通して、プログラミングに興味をもった方は、是非色々なサイトに訪れて、自分にあったプログラミング言語を学んでみてください。
最近では、中学生から本格的なプログラミングを学習する人も増えてきました。
好きな言語をもっと学びたい!アプリを開発してみたい!など、明確な目標ができたら、プログラミング教室に通うことも是非視野に入れてみましょう!
プログラミング教室の選び方について下記のサイトを参考にしてみてください。
みなさんが楽しくプログラミングを習得できますように!
【中学生・高校生向け】おすすめのプログラミング教室と人気を解説
自由研究プログラミングのまとめ
- プログラミングはパソコンスキルだけではない。
- プログラミング教育は人間の想像力、向上心、解決力を養う大切な課題。
- プログラミング言語には運用目的によって向き不向きがある。
- 無料サイトを活用し、基本的な言語を習得しよう!
- 本格的なプログラミング技術は、プログラミング教室へ通おう!
いかがでしたか?
プログラミング教育という聞き慣れない言葉の不安と、プログラミングに対する理解が随分クリアになったのではないでしょうか。
プログラミングを行うには、ある程度の集中力と時間が必要です。
夏休みという長期休みを使って、是非プログラミングの理解を深めてみてください。
このアプリ、もうちょっと使いやすくなればいいのになぁ…。
なんてみなさんの思いが、次の新商品開発になるかもしれませんね!