皆さんは春先から初夏にかけて趣味と実益を兼ねたアウトドアのイベントとして何を思い浮かばれますか。
私は山の山菜取りと海の潮干狩りを思い浮かべます。
今回は小さいお子様から大人まで誰でも楽しめる潮干狩りについて紹介したいと思います。
紹介する潮干狩りの場所は伊勢湾に面する遠浅で長い海岸線を有する三重県の御殿場海岸です。
ここでは、2022年の最新情報や御殿場海岸ならではのアサリやハマグリをたくさんゲットする採り方、貝の塩抜き方法、調理の仕方、持っていくべきものについて紹介します。
ご家族と一緒に潮干狩りをぜひ、お楽しみください。
特に小さなお子様が自分でアサリやハマグリを採ったときは感激すること請け合いです。
御殿場海岸の潮干狩り2023!どんなところ?混雑情報は?2023年最新情報!
御殿場海岸はどんなところ
津市にある遠浅で幅1100メートルの砂浜を有する海岸です。
ビーチバレーで有名な海岸です。
混雑情報
やはり土日祝日は混みます。
平日がお勧めですが、休暇でも取らない限り、通勤、通学がありますからそういうわけにもいかないですよね。
夏休み期間中は海水浴に行く方もたくさんいらっしゃるので特に混みますのでお早めにお出かけすることをお勧めします。
有料、無料?
津市のホームページによると御殿場海岸以外は共同漁業権が設定されていますの潮干狩りをすることは許可されていません。
唯一御殿場海岸は無料で潮干狩りができる海岸です。
御殿場海岸以外では潮干狩りをしないようにしましょう。
他の場所で貝類を勝手に採ると処罰されることがあります。
夏休みもオープン?
勿論オープンしています。
3月から9月までです。
御殿場海岸の潮干狩りはなぜ人気?シーズンは?口コミ情報
- 人気の一番の理由は津市市内では唯一無料で潮干狩りができるからです。
遠浅で幅1100メートルもある広大な砂浜が潮干狩りに適しているからです。 - シーズンは3月から9月です。旬といえるのは3月から5月です。この期間のアサリやハマグリは肉厚で美味しく、ハイシーズンといえるでしょう。
口コミ情報
今年も無料駐車場にとめられて30センチ×40センチの発泡スチロールに一杯採れました。
海の家も何件かはありますが、無料駐車場やトイレもあり海の家を利用しなくても十分楽しめます。
海の家を利用して潮風にあたりながらハマグリ、アサリを七輪で焼きながら食べるのは最高でした。
など御殿場海岸の素晴らしさをアピールする口コミ情報がたくさん見うけられました。
津御殿場浜潮見表 2023年
出典:津市御殿場海岸 海の家かもめ荘ホームページより
御殿場海岸へのアクセスと駐車場は?
アクセス
- JR・近鉄津駅からバス「米津」「天白」「サンバレー」行き20分「御殿場口」下車徒歩3分
- 伊勢自動車道・津ICから20分
駐車場
- 無料 300台
- 有料 1500台 (500円/日) 但し、2019年の料金です。
大潮の日だと10時には駐車場は満杯になるので早めに行くのがお勧めです。
御殿場海岸ではどんな貝が採れるの?
アサリ、ハマグリ、バカ貝、マテ貝などです。
見分け方
大きさからいうとアサリ、ハマグリ、バカ貝の順ですが、貝の成長度合いによって明確ではありません。
大きなアサリもいれば小さなバカ貝もいるということです。
サイズよりももう少し基準となりそうな見分け方は貝の表面です。
ザラザラしているのがアサリ、ツルツルしているのがハマグリとバカ貝です。
バカ貝は貝殻の継ぎ目となるところが淡い紫色になっているのが特徴です。
また貝殻が壊れやすいという特徴もあります。
マテ貝は一目見ただけでわかりますね。
アサリの特徴と調理方法
アサリはほぼ日本中の海で獲れます。
割と浅いところに生息しています。
アサリの名前の由来もそこからきているからだと言われています。
大体5~10センチの深さにいます。
アサリは比較的環境が悪いところでも生息するそうなので広く分布するのだと考えられます。
また、アサリがエサを採ることで水質が浄化されるそうです。
1個で10リットル/日の濾水量だそうです。
アサリの調理には潮汁、酒蒸し、味噌汁や他の料理の具としても用いられます。
アサリを殻付きで調理するには砂抜きをする必要があります。
採ってきた場所の海水を使用することが一番です。
砂抜きに必要な時間は夏場2時間~3時間、冬場は8~12時間要します。
剥き身で調理する場合は砂抜きの必要はありません。
表面を水洗いするだけで十分です。
砂抜きにザルを使用するとアサリが吐き出した砂を再び吸い込むことがありません。
ハマグリ
ハマグリは東北地方以南から九州に向けて分布しています。
浜辺にある栗に似ていることからハマグリという名の由来といわれています。
ハマグリはアサリよりも深いところにいます。
大体20センチくらいです。
ハマグリはアサリよりも水質の変化に敏感で、乱獲と埋め立てによる干潟の減少によって採れる量は年々減少しています。
調理はアサリとほぼ同じようです。
ただハマグリは「その手は桑名の焼きハマグリ」といわれるように焼きハマグリもおいしいです。
炭火に網を乗せ、そのうえでハマグリを焼き、口が開いたら醤油を垂らして食べるのも有名です。
バカ貝
バカ貝は東南アジアから東アジア南部の浅い海に分布しています。
大体20センチくらいの深さにいます。
- いつも貝の口をあけてオレンジ色をした舌を出している「馬鹿」な者のように見えたとする説
- バカのように一杯取れたという説
その他、バカ貝と名付けられたのには諸説あります。
バカ貝の砂抜きはアサリほど簡単ではありません。
海水の中に入れておけば勝手に砂をはきだしてくれるわけではありません。
詳細な記事を紹介します。
バカ貝(青柳)の砂出しのやり方!メンドウな砂抜きがいらない方法も紹介!
寿司ネタとしてアオヤギがありますが、青柳は生物の名前ではなく、食品加工したもの(バカ貝を加工して寿司ネタとしたもの)をいいます。
マテ貝
マテ貝はアサリやハマグリのような二枚貝と異なり、細長い形をしています。
マテ貝は東北以南の波の穏やかな砂浜にいます。
鞘に収めた馬手差に近い形状からこの名がついたといわれています。
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