夏休みの宿題に「交通安全ポスター」が指定されることがあります。
小学1年生のお子さんは、初めての学校課題ポスターで、「何を書いて良いかわからない。」という子も多いと思います。
初めてのポスターを1人で全部描こうとするのは、正直とても大変!
ぜひお子さんとどんな絵が描きたいかを相談しながら、構図や使う色、描く文字を一緒に考えてあげましょう。
ここでは小学1年生らしい交通安全ポスターの描き方を紹介していきます。
これで、スイスイとポスターを仕上げることができますよ。
- 交通安全ポスターの描き方小学1年生編!1年生らしい描き方とは?
- 交通安全ポスターに「警察官や人物」を描きたい。うまく描くコツは?
- 交通安全ポスターに「乗り物」などを描きたい。うまく描くコツは?
- 授業や夏休みの宿題にポスターを描く狙いは?絵を描くことで身につくスキルは?
- 親はポスター作成をどこまで手伝う?
交通安全ポスターの書き方小学1年生編!1年生らしい書き方とは?
守らなければいけないこと
交通安全のポスターは、学校から地域のポスターコンクールに出品することがよくあります。
もし、用紙のサイズや画材道具が指定されているときは、必ずそれに添うようにします。
例:
- テーマ:「交通安全ポスター」
- 用紙サイズ:8つ切りサイズ 横
- 画材道具:クレヨン または 絵の具
1年生らしい題材
まず、お子さんが「交通安全」と聞いて頭に浮かぶものを書き出してみましょう。
大人の視点と子どもの視点は相違点が多いこともよくあります。
いくつかのアイデアを書き出してみます。
例:
- 自転車に乗る
- 信号で待つ
- 横断歩道で渡る
- 手を上げて渡る
- 青信号がチカチカする
標語を入れてみる
交通安全の絵だけでは、何を伝えたいかがハッキリとわかりません。
ポスターに文字を入れるだけで、立派なメッセージを届けることができます。
さらに、お子さんの頭に浮かんだアイデアを、俳句調にすると、立派な標語が作れます。
上で挙げたアイデアから、子どもらしい標語を作ってみました。
例:
- じてんしゃで ギリギリブレーキ あぶないよ
- しんごうで しっかりあげよう わたしの手
- あおしんごう チカチカしたら すすまない
1年生らしい構図
小学1年生の夏休みは、まだまだ幼稚園の感覚から抜けきれない子もたくさんいるはず。
あまり難しく考えず、メインになるものを大きく描くこともオススメです。
そして、立体的に描こうとせず、平面で絵を描くようにしましょう。
平面にするとその後の色ぬりも、とても楽に進めることができます。
参考サイト Instagram 小学生交通ルールポスター 参考画
交通安全ポスターに「警察官や人物」を描きたい。うまく書くコツは?
ポスターに人物を描くことで、絵がいきいきして、見る人の興味を引いてくれます。
お子さんが描きたい人物を描いてみましょう!
人物は警察官の人でも良いですが、毎日信号のところで立ってくれる地域の方々、学校の正門で待ってくれている先生方でも良いですね。
人物を描くときはなるべく笑顔を描くと、絵の全体の印象が明るくなります。
最近では、歩きスマホをしながら信号を渡る人も増えています。
こういった行為を絵にして、
「歩きスマホは絶対にだめ!」というメッセージを入れるものとてもおすすめです。
参考サイト : Twitter
本日、交通安全ポスター表彰式が行われました。これは市内の小学生が書いた328点の交通安全ポスターの中から小学生低学年・高学年の各部門から努力賞、優良賞、優秀賞の入賞作品を選出したものです。こちらの作品は12/12~24までメディアパーク市川で展示します。 pic.twitter.com/tJmp7uEj6k
— 千葉県市川市(公式) (@ichikawa_shi) November 7, 2019
交通安全ポスターに「乗り物」などを描きたい。うまく描くコツは?
乗り物は平面的に描こう
ポスターに乗り物を描くときは、平面にします。
小学1年生が立体的な乗り物を描こうとすると、線がどうしてもゆがみがちです。
ポスターは絵画とは違って平面を意識して、デザインぽく仕上げることが大切です。
遠くからでも何の絵を描いているかがはっきりわかるように線も太めで描きましょう。
色も子供が好きなハッキリとした色を使っていきます。
乗り物には、バイク、車、自転車、キックスケーターなどお子さんにとって身近な乗り物を描くと良いですね。
平面的に描くって?と思われた方は、ぜひこちらのイラストサイトを参考にしてみてください。
どれもお子さんが描きやすいイラストが載っています。
いらすとや – 車のイラスト
いらすとや – 自転車のイラスト
授業や夏休みの宿題にポスターを描く狙いは?絵を描くことで身につくスキルは?
夏休みの宿題は、初めての計算ドリルや、漢字の書き取り、読書感想文、自由研究などなど、6歳の子供にとっては多すぎるくらいの宿題が出ることもありますよね。
そんなとき、楽しみながら描けるポスターは最高の宿題です!
わたしの娘は小学6年生ですが、毎年自由研究にポスターを描いて提出しています。
学校で地域のポスターコンクールに提出してくれる場合は、自由研究兼コンクール出品ができるので、とてもオススメの課題なんですよ。
絵が苦手なお子さんは、
「何を描けばいいの!?!?」という場合がほとんどです。
お子さんからアイデアを絞ってあげて、テーマを決めてあげるだけでも、描くことがとても楽になります。
親はポスター作成をどこまで手伝う?
時々、「結局わたしが仕上げてしまった」というママ友がいました。
でも、小学1年生のポスターは、小学1年生が仕上げるから味が出るものです。
ママ友が仕上げたポスターは線も色も、子供にしてはキレイに仕上がりすぎて、なんとなく味気ない感じが出ていました。
絵やポスターは、線がうまく描けているから素晴らしい訳ではなく、子供特有の感性があるから良いものです。
お子さんがポスター作りに苦戦しているときは、どんなところに困っているかよく話を聞いて、アドバイスしてあげるようにしましょう。
標語作りは少し難しいかもしれませんので、お子さんから上がった言葉を使ってお手伝いをしてあげると良いでしょう。
例えば、
- 乗り物はどんな色にしたい?
- 隣の色と違う色を使うと、遠くからでもよく見えるね。
- 薄い色から塗って、最後は黒で仕上げてみようね。
- 絵具を塗って消えてしまった鉛筆の線は、あとでペンで上か描こうね。
交通安全ポスター作成のまとめ
- 交通安全と聞いて思い浮かぶ言葉を書き出してみる
- 子どもの言葉を参考に、標語を作ってみる
- 絵は平面図にする
- 明るい色を使うようにする
- 薄い色から塗っていく
交通安全のポスターを描くには、「ポスター作りはむずかしくないよ。一緒に考えてみよう!」とお子さんを安心させてあげましょう。
良いポスターを描くコツを以下にまとめます。
ぜひこれらを参考にお子さまとポスター作りを楽しんでみてくださいね!