待ちに待った夏休み。
プールに行ったり、バーベキューやキャンプなど楽しいイベントがいっぱい。
でも夏休みには忘れてはいけない、宿題があります。
とくに、自由研究は何をしたらいいんだろう…と毎年なやんでいたりしませんか?
ここでは、1日でできる、簡単で楽しい自由研究をご紹介します。
宿題は早めに終わらせて、夏休みを満きつしましょう!
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!その1:ゆで卵を作ろう
ゆで卵を作るのはとっても簡単ですが、黄身を半熟にしたり、完熟にするにはどうしたらいいのか知っていますか?
卵をあたためる時間を変えることで、黄身の固さを変えることができます。
いくつかの卵をゆでて、黄身がどうなるのか研究しつつ、自分好みの固さを見つけてみましょう♪
用意するもの
- 卵(4~5つ)
- なべ
- お水(卵全体がしっかりつかる量を用意する)
- 塩(大さじ1)
- おたま
- ボウル
- まな板
- 包丁
- 時計
- マジックペン
手順
- 卵はれいぞう庫から出して、室温にもどしておく
- マジックペンで卵に取り出す時間の数字を書く(5分後に取り出すなら“5”と書いておく)
- 水・卵・塩を入れて中火にかける
- ふっとうしたら火を弱め、そこから時間をはかって5分後、8分後、12分後、15分後にその数字が書かれた卵を取り出し、水をはったボウルにおたまで卵を移す
- 全部取り出して卵が冷めたら、包丁で卵を半分に切って黄身の状態を確認する
黄身の状態を撮影したり、絵を描いて記録しましょう。
また、どうして黄身の固さが変わるのか、調べてまとめてみるといいですよ。
結果を応用して、温泉卵も作ることができますので、試してみてください。
参考にした外部サイトがありますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
【参考サイト】さあ、ゆで卵で実験!~vol.4~
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!その2:紫キャベツで色の変化を調べよう
紫キャベツは、水につけるとその紫色が水に移ります。
その色素とお家にある色んな液体を混ぜたり、野菜に色素をかけると、紫色から違った色に変わることがあります。
その違いを記録し、なぜ色が変わるのかを調べてまとめてみましょう。
用意するもの
- 紫キャベツ(半玉ほど)
- なべ
- 包丁
- まな板
- おたま
- ボウル
- お水
- 透明のプラスチックカップ(混ぜたい液体や野菜の数だけ用意する)
- 混ぜたい液体や野菜(レモン汁・お酢・トマト・なす・洗剤など)
- 重そう
手順
- 紫キャベツを適当な大きさに切る
- なべに水とキャベツを入れ、5分ほどゆでる
- 5分後紫キャベツを取り出し、火を止めて冷めるのを待つ
- それぞれのプラスチックカップに混ぜたい液体や野菜、重そうなどを入れておく
- 冷めた液体をカップに加え、色の変化を観察する
ここでは、紫キャベツをゆでたお湯と色んな液体などを混ぜる方法を紹介しましたが、これを応用して中華めんに色づけして変化を研究するのもおすすめですよ。
【参考動画】【実験】コーラをかけると色が変わる冷やし中華!?
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!その3:地域の郷土料理を知ろう
夏休みには、おじいちゃんやおばあちゃんに会いに田舎を訪れるなんてイベントがある人もたくさんいるはず。
その機会を利用して、おじいちゃんおばあちゃんに地域の郷土料理を作ってもらうというのはいかがでしょうか?
できたお料理を写真で撮影して、感想をまとめましょう。
もし一緒に作れるなら、作ってみた感想もレポートするといいですよ。
どこかへ旅行する予定があるなら、事前にその地域の郷土料理を調べておいて、そのお料理が食べられるレストランに行ってみてもいいですよね。
その郷土料理に使われている食材を調べたりすると、なぜその料理が作られるようになったかなど、地域の歴史を知ることができるかもしれません。
そういった内容を、模造紙などで新聞記事のようにまとめるとわかりやすくておすすめです。
美味しいものが食べられて、自由研究にもなるなんて、一石二鳥ですよね!
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!その4:海水から塩を作ろう
夏休みには海に遊びに行くこともあるかもしれません。
海水を持ち帰って、塩を取り出す研究をしてみるのはどうでしょう?
時間はかかりますが、必要なものも少なく、ひたすら熱するだけで簡単にできるのでおすすめですよ。
用意するもの
- 海水(2リットル)
- なべ
- コーヒーフィルター
- 木べら
手順
- 海水をコーヒーフィルターでろ過し、ごみを取りのぞく
- なべにろ過した海水を入れ、火にかける
- 3分の1くらいまで海水が減ったら、再びコーヒーフィルターでろ過する
- ほぼほぼ水分がなくなったら、火を止めて再度ろ過する
2リットルの海水からどれくらいの塩ができるのか、また、できた塩と家にある塩と、味や見た目を比較しレポートにまとめるといいですよ。
【参考動画】【夏休み自由研究】塩作り 海水から塩を作る実験
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!その5:色んな物を水に浮くかどうか調べよう
プールや海に入ったとき、なんで体が浮くんだろう?と思ったことはありませんか。
そんな疑問から、身の回りにあるものが浮くか沈むか、調べてみてはいかがでしょう?
普通の水だけでなく、食塩水やさとう水や油などで調べてみると、おもしろい結果が見られるかもしれませんよ!
用意するもの
- 水そうやボウルなど透明の容器 4つ
- 水
- 砂糖(500mlの水に対して150gぐらい)
- 塩(500mlの水に対して100gぐらい)
- 油
- 浮くか調べたいもの(かぼちゃ・じゃがいも・卵・トマト・玉ねぎ・きゅうりなど)
手順
- 4つの容器にそれぞれ水を入れる
- そのうち1つに塩、もう1つにさとうを加えて混ぜる
- それぞれの液体に、浮くか調べたいものを1つずつ入れて浮くかどうか調べる
それぞれの結果を写真や絵で記録し、さらに表でまとめるとわかりやすいですよ。
さとう水や食塩水で浮かなかった野菜なども、塩やさとうを足していくと浮くことがあります。
はかりを使いながらどれくらい足したら浮いたかを、さらに調べてみると新しい発見があるかもしれませんね。
【参考にしたサイト】科学の広場 浮力の不思議~夏休みに研究しよう~
【参考動画】【実験】「浮かぶ野菜・沈む野菜」【自由研究】
5年生とは思えない!自由研究のまとめ方は?まとめの構成とコツ
研究が終わったら次は、結果をまとめる作業をしなければいけませんね。
まとめるときのコツは、「だれが見てもわかるように」ということを忘れないことです。
そのために、まず必要な項目は以下の通りです。
- タイトル
- 調べようと思った理由
- 研究に必要なもの
- 研究手順
- 研究結果
- 調べてみた感想・反省
- 参考にした本やサイト
そして、この内容をまとめるときの注意点はこちらです。
- タイトルは大きく書く
- 特に伝えたい部分は線を引いたり、ペンの色を変えて目立たせる
- 写真や絵をところどころ取り入れる(文章ばかりでは、読むのに疲れてしまいます!)
- 研究結果は表やグラフにして見やすくまとめる
模造紙でまとめられるようなら、一番わかりやすくレポートできると思いますが、写真や絵がたくさん必要で模造紙ではまとめられない場合は、レポート用紙やスケッチブックなどにまとめることをおすすめします。
そもそも自由研究はなんのため?出さなくてもいいの?
自由研究というのは、宿題のなかで特にめんどくさい宿題で、自由に研究するものだから、やりたくなければやらなくてもいいのでは?と思うかもしれません。
私も自由研究は、テーマを探すのも大変だし、レポートにまとめるのもめんどくさくて嫌いでした。
しかし、研究したことやその経験、そのときに覚えた感情や努力などは、その後の自分の力になります。
どんなことに自分は興味があるのか知ることができたり、テーマについて調べる方法を学ぶことができたり、研究結果をどうやってまとめたらわかりやすいか、と考えることで表現力がつくなど、今後に間違いなく役に立ちます。
やりたくない気持ちはとてもわかりますが、自分のためになると思って、ぜひくじけずに取り組んでみてください!
まとめ
ここで、この記事の内容を振り返ってみましょう。
1日で終わる!5年生におすすめの実験5選!
- ゆで卵を作ろう
- 紫キャベツで色の変化を調べよう
- 地域の郷土料理を知ろう
- 海水から塩を作ろう
- 色んな物を水に浮くかどうか調べよう
自由研究のまとめ方
- タイトル
- 調べようと思った理由
- 研究に必要なもの
- 研究手順
- 研究結果
- 調べてみた感想・反省
- 参考にした本やサイト
まとめるときのコツ
- タイトルは大きく書く
- 特に伝えたい部分は線を引いたり、ペンの色を変えて目立たせる
- 写真や絵をところどころ取り入れる(文章ばかりでは、読むのに疲れてしまいます!)
- 研究結果は表やグラフにして見やすくまとめる
自由研究は、自分が調べてみたいと思ったテーマを見つけて、楽しく進めることが大切ですよ。
レポートにまとめるのは大変な作業ですが、自分のためになると信じてがんばってくださいね!
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